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カンジタを繰り返してしまいます
2~4ヶ月に一回くらいのペースでカンジタになってしまうのですが、ストレスや体調不良も特に感じないので何が原因か判り兼ねています。 ただ、アトピー持ちなのでステロイドを使っているのですが、それも症状は軽く気になる時にだけ顔と肘、膝の裏に使う程度です。外陰部には使っていません。 ステロイドはそんなに少量でも、また直接塗布してなくても影響するんでしょうか? それとも別の原因なんでしょうか。
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カンジダ症は、カビの一種であるカンジダ属という真菌が増殖して起こります。この真菌は誰もが皮膚や口・肺・腸などに寄生していますが、健康な時には炎症を起こすことはありません。女性に特有な疾患であり、男性の罹患症例は少ないと言われています。また、膣内にカンジタを保有しているからといって、必ずしも治療は必要ではなく、外陰や膣にカンジタを認め、かゆみや、悪臭のない白色、ヨーグルト状のおりものが増えるなどの症状が出た場合、性器カンジタ症と診断し、治療を行います。 身体の免疫が低下した時・過労・妊娠・ダイエット・抗生物質の長期服用・経口避妊薬・“ステロイド剤の投与”・糖尿病などが原因で発症します。性行為が原因で発症するのは数%であり、膣内を洗いすぎると、膣の自浄作用が低下して、カンジタが増殖することがあります。 膣内に抗真菌剤の膣錠を挿入し、外陰に症状のある場合は軟膏・クリームの外用薬を併用する。治療期間は2週間程度です。膣錠などを用いた治療により、膣内カンジタが一時消失しても、自己腸管に存在するカンジタが外陰部を経て膣内へ侵入し、新たに膣に感染することがあります。再発を繰り返す症例では、内服薬に変更します。 あなが使用しているステロイド(副腎皮質ホルモン)外用薬には、「最も強い(I)」~「弱い(V)」までの5段階の区分があり、塗布する部位によってその吸収度が大きく異なります。前腕の内側を「1」とすると、前頚は「6」、頭皮は「3.5」、頬は「13」です。つまり、顔に塗る時が一番吸収されやすいのです。 あなたの場合は……、上記のように、アトピー性皮膚炎の治療にステロイド外用薬を使用していますので、カンジダ症を繰り返していると思われます。そこで、主治医(皮膚科医)にご相談した上で、抗真菌剤の内服薬を処方していただき、服用中はステロイ外用薬の使用を控えるようにしてください。
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- tnmg4
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抗ヒスタミン剤はアレルギー反応を抑える薬剤です。あなたの外陰部に痒みは、カンジダ症(真菌)が原因(アレルゲン)ですから、この点も主治医(皮膚科医)にご相談した上で、抗真菌剤の内服薬と伴に外用薬も処方してもらってください。
お礼
なるほど、抗ヒスタミン剤はカンジタの痒みには効果がないんですね。なんとなく痒みが治まるような気がしていたんですが… 専門の方のアドバイスが頂けてとても参考になりました。 再度の回答ありがとうございました。
お礼
大変詳しい回答ありがとうございます。 ステロイドは直接塗らなくても、カンジタに影響するんですね。病院で相談してみたいと思います。 ひとつ気になる事があるのですが、カンジタ以外で外陰部に痒みがあるときに「新レスタミンコーワ軟膏」という市販の抗ヒスタミン剤を使う事がよくあります。成分は塩酸ジフェンヒドラミンなのですが、抗ヒスタミン剤がカンジタに悪影響があるということはないんでしょうか? もしお時間があればアドバイスくださると幸いです…