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ポイントカードシステムのメリット・デメリット
ポイントカードシステムを利用するにあたり使用者側の利点や欠点はどのようなものがあるのか、また供給者側の利点や欠点は何があるのか教えていただけますか?
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- kalze
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ポイントカードシステムというのは、買い物すると価格の何%をポイントとして還元し、そのポイントはその店舗などで商品購入時に使用できるってことでいいのかな。 条件がいろいろあるので、すべてを書けませんが。 使用者側の利点 ・実質的な割引が受けられる 使用者側の欠点 ・トータルでみると額面通りの割引が受けられるわけではない (10%還元といわれても、死んだとき含めていつかそこで買い物しなくなるので、最終的にカードにポイントがいくらかは残る。ただそれを承知の上なら問題ない) ・現金割引に比べて、とりあえず支払う金額(必要なお金)が減るわけではない ・ポイントにらんで、元々の商品の価格が上がる(あがっている)可能性がある(後述) 最後のは、メーカーと販売店の力関係などによりますが。 販売店の力のほうが上の場合、ポイント分をメーカーに負担させているところがあります(実際にあります)。 これは、1000万円で買いますとなったときにポイント分負担してねってことで仮に10%負担させるとしたら900万円支払います。 となるとメーカーは100万円儲けが減っているので、これを当初の価格に乗せることになるかもしれないと。 システム導入している店舗のメリット ・顧客の囲い込みができる ・ポイントは債権なので黒字幅を削減できる(税金が減る) システム導入している店舗のデメリット ・システム導入、運用、メンテナンスにコストがかかる ・負債が増える ・ポイント分利益が減る 負債・債権といっているのは、ポイントはその店舗に関していえば、お店で使えるお金と同義です。 つまり、ポイントという名前の借金を消費者にしていることになります。 計上すれば黒字幅が減りますので、税金などが減ります。 ただ、これが正しく管理できていないと、(利息のない)借金と同じなので、債権回収(ポイント使用)されることで利益が減ります。 例えば自社だけでしか使えないポイントであれば、すべて使われるかもしれないということで管理しやすいですが、他社と相互運用していると、どれだけポイントを使われるかという予測が難しくなります。 例えば、飛行機と家電量販店がポイントの相互運用をしたとします。 家電量販店で発生したポイントも飛行機のチケット購入にすべて使われると飛行機としては赤字になりかねません。 このへんのポイントの扱いは結構決算時に扱いが違っていたりします。 (エコノミストはある意味借金であるので借金の実態が見えないことになるのでそのへんを危惧していたりします) ポイントもすべて使われるわけではないので、発行ポイントのすべてを計上してないこともあります。 その場合、予想を上回る額のポイントを使われると計画より利益が減ります。
- zorro
- ベストアンサー率25% (12261/49027)
使用者・・・サービスが受けられる。 供給者・・・客の増加、経費の増加
お礼
ご回答ありがとうございます。
お礼
大変参考になりました。ありがとうございます。