- ベストアンサー
熱帯魚の育て方
1ヶ月程前、ゲームセンターの景品で熱帯魚(グッピーと尾の長い魚)をもらいました。 雑貨店などでよくご覧になると思いますが、小さいボトルに熱帯魚1匹と水草、ビー玉が入っているものです。 店員さんは「そのままで大丈夫ですよ」とは言っていたものの、ネットや過去の質問等を拝見すると温度調節等々、難しい事が書かれています。 となると、私はとんでもない状況で飼っている事になるのではないのでしょうか? 餌やりと水を換えてはいるものの、後は何もしていませんし、何の装置もつけていません。 これから寒くなりますが、本当にそのままでも元気に育ってくれるのでしょうか? 今ではもう家族同様で、可愛くて仕方ありません。 よろしくお願いいたします。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
魚種がグッピーだと言うことですので、グッピーに絞って回答させて頂きます。 残念ですが、どのような飼育環境を整えても、景品グッピーは長生きしません。 もともとの寿命自体が、熱帯魚でも短い方で、1年~1年半程度しかありません。 それ以上になりますと、生きてはいても、背曲りなど体型の異常が出るか、ヒレがぼろぼろになるかで、痛々しい外見となります。 また、一口にグッピーと言っても、その品質は天地の差があり、 マニアによって大事に累代繁殖されているものは、かなり丈夫で、丁寧な飼育をしていれば、そうそう死ぬものではありません。 (これらは、雄雌のワンペアで数千円します。) ですが、ご質問にある、ゲームの景品のグッピーがこのような国産グッピーであるはずもなく、 東南アジアなどのファームで大量生産されたグッピーでしょう。 大量生産グッピーは消耗品的な扱いを受けていますので、日本に入った時点でかなり弱っています。 しかも、日本でも、ある程度の死は織り込み済みの商品ですので、ケアなどされていません。 また、輸入グッピーは様々な熱帯魚病のキャリアであることも多く、 熱帯魚マニアで、自分の水槽に輸入グッピーを入れたがる人はまずいません。 以上のような前提条件がありますので、景品グッピーを長生きさせるのは、マニアでも難しいことを憶えておいてください。 (そして、もし、早死にさせてしまっても、あまりご自分を責めないで下さい) まず、一番大事な水ですが、大抵の場合、「水量は多ければ多いほど良い」のですが、 グッピーにそれほどの水量は必要ありません。 1尾であれば、2リットルあれば十分です。 ろ過装置(水をフィルターに循環させ、きれいにする機械)も、水替えをさぼらなければ必要ありません。 毎日少量づつ、2リットルの水が1週間で完全に入れ替わるくらいの水替えを行ってください。 1日、300ml弱ですね。 朝晩水替えできるのであれば、その方が良いです。 この場合は、朝150ml弱、夜150ml弱。 一度に3分の1量以上の水替えはできれば避けた方が良いです。 水温は、23~26℃くらいが一番適しています。 これから冬場に向かいますので、22℃を下回らない環境を整える必要があります。 餌のやりすぎには注意してください。 小型熱帯魚の場合、「やらないよりやる方がマシ」ではなく、「やりすぎるよりやらない方がマシ」です。 「こんな程度で大丈夫かな?」と言う程度で十分です。 1尾なら、耳かき半分量でも、1日の量としては多すぎます。 以上、熱帯魚を趣味とするつもりが無ければ、この程度で十分ですよ。 難しい飼い方や、様々な器具は、あくまで「飼い込む」ための手段であり、道具ですから。 最後に、 正直、私はゲームセンターや量販店のボトルフィッシュを見るたびに、悲しい思いをします。 なんてひどい目に遭っているんだ、飼い主が決まっても、すぐに殺されるんだろうなと・・・ マニアとして、憤りすら感じます。 前述した理由で、どうしても短い付き合いになってしまうと思います。 ですが、どうか、縁あってあなたの元に来た魚を可愛がってあげてください。
その他の回答 (3)
- nc8230
- ベストアンサー率44% (30/68)
長期的にはかなり難しいかもしれません。 温度もさることながら、餌をあげれば水が汚れますし、水道水で水を換えれば塩素が入っていて魚に毒です。 もし本格的に飼育してあげようと思うなら、最低でも5L以上の水槽を用意して外掛け式のろ過器とオートヒーターといわれるものを用意してあげるのが良いと思います。 たとえば、 http://store7.charm.jp/netlink/rent/chanet/shopping.php?code=13786 のようなセットが良いと思います。 他にも色々なものがありますので、ネットで見てみるとよいでしょう。 そして、注意しなければならないのが、すでに魚が弱っている場合があるということです。 どんなに丁寧に世話をしても、どんなにベテランでも購入した魚が短期間で亡くなってしまうことがあります。輸送中のストレスやそれまでの水質の変化などで限界を超えている場合があるためです。 小さな魚の場合、ほとんど治療や回復は無理だと思ってください。 ですので、なるべくストレスのかからない状態で飼育してあげなければなりません。 内臓が弱っていることがほとんどですので、餌は少なめに与えてください。1日や2日、餌を与えなくてもふつうは何ともありません。しかし、餌が与えられるとどうしても魚は食べてしまうので、弱った内臓にたくさんの餌が詰め込まれてしんでしまうことが多くあります。 水を換えるときは少しずつ行ってください。温度変化もそうですし、水質事態が変化しますのでなるべくなら、水道水を攪拌しながら1日程度日光に当てて塩素を抜いて(カルキ抜きなどがあればそれでよいです)、温度をなるべく合わせた水でこまめに少しずつ交換するのが良いと思います。 また、室内で温度変化の少ない場所においてあげてください。急激な水温の変化は大敵です。
お礼
セットで簡単に揃える事が出来るのですね。 素人の私には画像で見せていただくと分かり易くて助かります。 また餌のやり方、水の換え方など、事細かにお教えいただきありがとうございます。 今まで生きていてくれたのが不思議なくらい、反対の事をしておりました。 お腹が空いたら可哀そう・・水は全部換えてピカピカに・・って具合でした。 生きていてくれる限り大切にします。 ありがとうございました。
- tai3e
- ベストアンサー率0% (0/2)
結論から言うとそのままで冬を無事に 過ごしてくれる可能性は低いかもしれません。 たとえばグッピーなどは大体水温が20度以下になると そのまま生き続ける場合もありますが 大抵病気を引き起こしがちになってしまいます。 せめて最小単位で水量7~8リットルくらいの水槽に移して オートヒーターを入れてあげたほうがいいです。 多分ちゃんと水替えを毎日10分の1程度やって 魚の量を増やさなければフィルターは必要なくても大丈夫と思いますが 本当は一番安いフィルターでも入れてあげたほうがいいです。 ちなみに最小金額で水槽1000円、 ヒーター1500円といったところでしょうか。 あとは熱帯魚屋さんや 手近なところではホームセンターのペット売り場に行けば 色々入ったセットが5000円も出せば充分なのが買えると思います。
お礼
やはり厳しいのですね。 グッピーには一度、白い斑点が出来ました。 水を換えたら消えましたが、環境が良くない事が原因なら せっかく教えていただいたのですから、出来る事はやってみたいと思います。 ありがとうございました。
- zorro
- ベストアンサー率25% (12261/49027)
お礼
ありがとうございます。 じっくり拝見いたします。
お礼
無知というものは怖いもので、餌のやり方から間違っておりました。 長くはない命ということですが、せめてそれまでは責任を持って、可愛がってあげたいと思います。 熱帯魚を見て、「綺麗」程度に喜んでいた自分が恥ずかしいです。 色々と気づかせていただいた事にも感謝いたします。 ありがとうございました。