type19様
質問に応えていただきありがとう。
返信が遅れてすみません。
type19様の返信を読み最も知りたいと思われることから先に回答します。
>どういうことをすると、吃音克服の練習になるのか、まずはここから知りたいですね。
そうですね、まずは気持ちを固めることです。
具体的な方法が役に立つか、否かは気持ちによって大きく左右されます。
少しばかり実行して、期待する結果がでないとあきらめるのであれば
どもり克服には挑戦しない方が良いでしょう。
私の克服経験からすると絶対に逃げられない場面に自分を追い込みました。
1、恥をかくことを決心すること
2、「背水の陣を敷いて立ち上がる」ということ
3、自分を褒めること
具体的には、しゃべらなければその場面を切り抜けられないようにしました。
前にも書きましたが、私の場合は「あ」とか「い」が冒頭にくるとだめでした。
出身は秋田県ですが、40年以上前は切符販売機はあったかも知れませんが
私は列車やバスの切符は窓口や車掌さんに直接言って買うようにしました。
私の住んでいる所は「飯島(いいじま)」という地名でした。
バスの車掌さんに「飯島(いいじま)から乗りました」という時は
何度もつっかえたり、言葉がでなかったりしました。
駅の切符を買う時には窓口で「秋田駅(あきたえき)まで」と言って買いました。
後ろに人が何人も控えていても、とにかく声が出るまでがんばったことを思い出します。
取り立てて必要や用事がなくてもバスや汽車に何度も乗りました。
どもらずにスムーズに行く時もあれば、なかなか声が出ず…何度も恥ずかしいこともありました。
でも、私は「挑戦した自分を褒めることにしました」結果が上手くいくいかないは関係ありませんでした。
とにかく、挑戦した自分を褒めることに決めたのです。
他にもまだまだたくさんありますが、私の克服経験は今回はこの辺までとします。
>こちらかも質問させていただきますが、前述したように、私は発声練
>習といいますが、単純に趣味もありますが、吃音を直すために歌の練
>習なんかをしますが、やっぱり効果が表れた気がしないんですよね。
>やっぱり、無意味なのでしょうか?
発生練習は素晴らしいことですよ。
結果をすぐに求めないことです。
大事な事は「発生練習がどもり克服に役に立つ」と自分の心に受け入れることです。
発生練習をした後は必ず自分に言い聞かせるのです。
「よくがんばったね、今日の練習がどもり克服に一歩近づいた!」と
自分で自分に言い、心に受け入れるんです。
>やっぱり、無意味なのでしょうか?
無意味なことはありません。
type19様が「無意味だ」と決めない限り意味はあります。
>昔、祖母はよく「本をゆっくりと大声で音読しろ」といってました
>が、音読は普通にできるものですから、あまり効果ないと思うんですよね。
そう思うんですか…
ところでtype19様は「本をゆっくりと大声で音読する」は
どの位実行したのでしょうか、
「あまり効果がない」とは自分が納得のゆくまでやって見ての意見でしょうか。
「本をゆっくりと大声で音読しろ」は一理あると思います。
「大声」を出すことは抑圧された感情を解放する効果があります。
一度にたくさんのことを書くと、読み手の方で消化不良を起こしますので
ひとつひとつ着実に進めて行きたいと考えていますがよろしいでしょうか。
役に立ちましたでしょうか、type19様からの返信をお待ちしております。
質問は大歓迎です。
お礼
ご親切にいろいろとご指導いただきまして、本当に感謝でいっぱいです。いままで、なかなか自分の吃音のことについて相談できる人もいなかったし、そういうことにくわしい人もいなかったので、ものすごく救われています。いただいたアドバイスを存分に活かして、勉強して、自分の吃音に対して克服できればいいと思います。 申し遅れましたが、自分は17歳♂です。 とりあえずは、中の上くらいの学力の公立高校に通ってます。 親は別にドモる、とかそういうことはあまりないので、多分遺伝的なものではないとは思いますが、何分、父親のことを自分が知らないので、何とも言い難いですね。母に昔の父のことを聞くのは、少し憚られますので。 前述しましたが、自分自身が他人に指摘されてどもっていることに気付いたのが、小学校に入学したあたりからで、もしかしたら、もっと前からどもっていたのかもしれません。 今はなんとかどもりを直そうとはしていますが、自分が思っている以上に友達はあまりどもりのことは気にしていないみたいで、助かってますが、やっぱりつらいですよね。 将来、社会に出てからはそうもいきませんし、やっぱり彼女欲しいですから(笑) >ところで、いま現在は父親・母親に対してどのような感情をお持ちですか? 母親はとても厳しい人で、たまに不条理を感じたりすることはありますが、なんやかんやで自分のことをよく考えていてくれているので、今はとても大切な存在とは思ってます。 ただ、昔はよく何かあるたびに「おまえは父親にそっくりだ」と罵られたり暴力を振られた経験はありますが、吃音の原因になるくらいに大きなショックを受けたつもりはないんですね。 あまり、そういうことがわからなかったもので。 父親とは、義父ですが、とりあえずは仲良くやれてますよ。 父も結構厳しい人ですが、本当の息子みたいに扱ってくれているので、結構うまくやれてますし、感謝しています。 ただ、昔はよかったのですが、そういった親たちの事情をある程度理解してきたころから、自分から壁を作っているのか、ちょっと二人きりになると気まずかったりします。。。 まあ、そんな感じです。
補足
続き↓ >音読をする時はどもらない、というのはまわりに誰もいないということでしょうか? もう少し詳しく教えていただけると助かります。 あまり、関係ないですね。 ただ、字面を読むだけなら、学校の授業でもスラスラと読めます。 というよりも、普通に喋るより、全然滑舌よく言えます。 独り言も同様です。 最近気づいたことは、やっぱり不安になっていたり、思ったことを精一杯話そうとしたり、興奮していたり、とにかく言葉に感情がある場合、つっかえてしまうんですよね。 だから、何も考えないで話していれば、全然問題なく話せるのかもしれませんが、そうもいきませんよね。 まあ、前述したように、そういう意味では自分はまだ軽いほうの吃音だと思います。 あと、こちらかも質問させていただきますが、前述したように、私は発声練習といいますが、単純に趣味もありますが、吃音を直すために歌の練習なんかをしますが、やっぱり効果が表れた気がしないんですよね。 やっぱり、無意味なのでしょうか? まあ、歌っているときは、ほとんどどもらないです。 たま~に、早いメロディとかあって、舌が追い付かなかったりはしますが。 どういうことをすると、吃音克服の練習になるのか、まずはここから知りたいですね。 昔、祖母はよく「本をゆっくりと大声で音読しろ」といってましたが、音読は普通にできるものですから、あまり効果ないと思うんですよね。 atomu0505様はどのようにして、ご自身の吃音を克服されたのか、差し支えがなければ、教えていただけますと、参考になります。 とてつもなく長くなってしまいましたが、ご返信をお待ちしております!