こんにちは。
トレモロはクラシックギターテクニックの奥の院ですね。
トレモロをきれいに弾くには、m-a-iを均等なタイミングでしかも均等なタッチで弦に当てる、というのが理屈ではありますが、これが難しいですよね。
トレモロが弾ける早道は、トレモロを練習するのではなくてアルペジオ練習に励む事に尽きます。
クラシックギター教則本にも幾つかアルペジオの例が記載されていますが、そんなものでは足りません。
1)pを含めて右手指4本を使う順番のあらゆる順列組み合わせ
2)弾く弦の順番について色々な順列組み合わせ
これが教則本に載っていない以上は自分で考え出さなければならないのが辛いところですが、でもその実行をお勧めします。和音は最初の小節がC、次の小節がG7、それを適当回リピートします。右手を難しくしようと思えばCを2小節、G7を2小節として複雑な動きを作り出す手もあります。逆に左手は出来るだけ単純でないと右手指に集中出来ません。
私はそのような50例のアルペジオを考えてそれを毎日練習しました。最初は易しくてだんだん難しくなる50例のアルペジオの最後の50番目をトレモロそのものにしましたから全部をやり終えてから実際のトレモロ曲の練習に入るのに無理がありませんでした。
つまり右手指の練習を十分に終えた後ですからソロ曲特有の左手の難しさだけに集中出来ます。
以上は楽器を持ってのトレモロ練習ですが、それだけではやっぱり足りません。
ぼやっとして何もしていない時は左手の指を弦に見立ててそれでアルペジオとトレモロの練習をします。これをしょっちゅうやっているうちに、気付けば指が勝手に練習をしている、という風になればしめたものです。以上ですが、楽な道を私は知りません。
上手な人は皆、それなり泥臭い努力の積み重ねがあります。
うまくなりたい、その気持ちが強ければ貴方も大丈夫です。
補足
返事が遅れてすいません。 とても参考になりましたが、俺の言うトレモロとは人差し指を 高速で動かして連続して音を奏でるあれです涙 よろしくお願いします。