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蛍光灯についての素朴な疑問

卓上用の小さい蛍光灯ライト(棒状蛍光灯)をいつも愛用しておりますが、蛍光灯が古くなると、両端が黒っぽくなりますよね。あれはなぜなのでしょうか?・・・というのもこの前買ったばかりの蛍光灯がすぐに黒っぽくなってしまいました。卓上ライト本体もそんなに古いものではないのですが・・・。

みんなの回答

  • e-honda
  • ベストアンサー率64% (69/107)
回答No.3

まず、蛍光灯の点灯原理ですが、皆さんがおっしゃるように蛍光灯のガラス管の中には水銀蒸気が詰まっていて次のような過程で点灯しています。 蛍光灯を光らせる前に蛍光灯の両端にあるフィラメントに電流を流してフィラメントを予熱します。それから、フィラメント間に電圧をかけると、そこから電子が飛び出してきます。この電子は蛍光灯の中を飛んで行きますが、かけられた電圧のためにどんどん加速します。加速した電子が水銀蒸気などの原子と衝突すると、紫外線を出します。紫外線が蛍光灯の管の内側にある蛍光体に当たると、目に見える光が出るのです。 この蛍光灯が古くなると両端が黒くなったり点灯しなくなる原因は水銀ガスが少しずつ電極材料と化合してガラス管に付着してしまうからです。そのためガス失われて、プラズマが発生しなくなります。消える前に、ぱたぱたと点滅を繰り返す状態になり、蛍光灯の電極の部分のガラス管が黒くなっているなどの症状が現れます。 蛍光灯というのは電圧が高くなると電流が増加して電極の過熱により管端黒化が促進されて短寿命になりますから極端な話、電圧を下げれば長もちします(笑)。ただし電圧が低くなり過ぎると電流過小から電極温度の低下や始動の不確実等により、電極物質のスパッタが促進されて短寿命になるのでチャレンジャー以外にはおすすめできませんが興味がある方はこちらを御覧ください。 ■もっと使ってあげよう蛍光管 http://www-jkn.ee.uec.ac.jp/jknlab/takahashi/grad_keikou.html ※普通の方は蛍光灯が黒くなったら取り替えましょう。そのまま放っとくと電気代の無駄です。それにインバータ照明器具では、器具自体の寿命も早めることも有ります。 新しい蛍光灯がすぐに黒くなったのは何でかなぁ。うーん。電圧?という気がしないでもないですが、蛍光灯が店頭に長い間置いてあったからかもしれませんし、okkazuさんが指摘されるように家電の規定に合っていなかったからかもしれません。一度電気屋さんに相談されてはいかがですか?

akieda
質問者

補足

ありがとうございます。おかげさまで謎が解けました。一度蛍光灯メーカーに 取り替えてもらえるよう言ってみようと思います。

noname#4643
noname#4643
回答No.2

ookazuさんの言うように、あれは水銀です。蛍光灯の中には蒸気となった水銀が入っていて、劣化してくるとその水銀が両端に溜まります。

akieda
質問者

補足

水銀が入っているなんてはじめて知りました。ありがとうございます。

noname#1923
noname#1923
回答No.1

だいぶ昔仕入れた知識なので、もし違ってたらだれか指摘してください。 蛍光灯には低圧水銀蒸気が入ってて、その蒸気があるから端から端まで放電でき るんです。放電したときに発生した紫外線が内側に塗布されている蛍光体にあたって発光するという原理なんですよ。 端の黒いのは水銀のかたまりって聞いていたので、おそらく長く使ってると水銀が 電極に引っ張られて管の両端にたまってしまい、蒸気内の水銀密度が低くなって、 最終的に放電できなくなってしまうんだと思います。 買ったばかりの蛍光灯がすぐ黒っぽくなるのは何故かちょっとわかりませんが、 ワット数等は規定の物を付けてみえるんでしょうか?電化製品はワット数、周波数 等を規定外で使うと極端に寿命が短くなることが多いようです。

akieda
質問者

補足

ワット数があってなかったのでしょうか?一度メーカーに聞いてみます。ありがとうございます。

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