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なぜ、薬科大学は新設されるのですか?
質問を見ていただきありがとうございます。 今は、昔と違って薬剤師過剰の時代を迎えようとしています。 それにも関わらず、薬科大学の新設が相次ぐのはなぜでしょうか? 薬剤師の質の低下以外に考えられないのですが。
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大学側が薬学部の経営はもうかると考えたからです。 4年制から6年制(1.5倍)になると、単純計算でも薬科大の収入は1.5倍になりますよね。実際に新設大では授業料が6年間で1000万円(!)とかのところもあってびっくりです。 また、国家資格だから学生をとりこみやすいとか、薬学部があると、大学全体のイメージの向上になるので、定員確保に躍起になっている地方大学が飛びついたとかいわれています。地方は薬学部が少ないので、目玉になるようですし。 ただ、6年制になった時点で、薬学部を希望する高校生は減ったようですし、もうすでに定員割れを起こしている薬学部や、偏差値50を切っている薬学部もあるそうなので、これから、質の低下は避けられないでしょうね。 私としては、10年先、20年先には、今の歯科医師の二の舞になって、能力のない薬剤師は、ワーキングプアが待ちかまえていると思っていますが。
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文部科学省の規制緩和で、薬学部が新設しやすくなり、受験生を集めやすい学部ですから、大学が飛びついたのではないでしょうか。 大学も商売ですから、のほほんとしていれば、有名大学も破綻する世の中、儲かる分野に進出するのは自明の理です。 競争が促進されますから質の低下は無いと思います。 これまで4年制で、資格だけとって職に就かない、いわゆる箔をつけるためだけに進学する学生も多かったようですけど、6年制になって様変わりしましたし、薬剤師も変わると思いますよ。 医療ですけど、専門性が高くなり、私と同世代ですと誰でもなれた看護師も今では看護のプロとしてレベルの高い勉強をしないと役に立ちませんし、歯科医師も過剰時代を迎えて、旧態依然のスキルでは淘汰されますから、厳しい世界ですよ。