仮主語・真主語の形式以外のIt構文はあるのでしょうか?
中野幾雄著「技術英語攻略法」 (株)工業調査会 発行 のp215に次の英作文例があります。
和文:
塗装の仕上げが必ずうまく行くと言う訳ではない。 従って,車全体を処理する前に,見えにくい部分にそれを試しにやってみることである。
訳例:
It is not always successful on a painted finish. ---(第1文) Before treating the whole car, it should be tried on a inconspicuous part. ---(第2文)
質問:
(1)
訳例の(第1文)を導き出す前に次の様な説明があります。
Painted finish is not always (necessarily) successful.
“これは仮主語・真主語のスタイルと言うわけではないが,itを主語として,「それは塗装仕上げの上において,~ではない」と言うようにも出来る。 英語独特の表現である。”
と言う説明があって,訳例の(第1文)が記されています。
どう考えても,訳例の(第1文)の主語Itが何を指すか判断できません。 著者の書いている様に「それは塗装仕上げの上において,必ず上手く行くわけではない」としか,訳し出せません。 やはりItは何を指しているか分かりません。 著者の言う様に,この様な英語独特の表現があるのでしょうか? しかも,仮主語・真主語のスタイルではないと著者は言っています。
訳例の(第2文)のIt should be tried on an inconspicuous part. のItは”painted finish”とは理解できるのですが,
どうしても訳例の(第1文)の主語Itが何を指すか判断できません。 この著者の言わんとしていたことは,何であったのでしょうか,宜しくご教示お願いします。
(2)
(第1文)の日本文は「上手く行くと言う訳ではない。」・・・これを次の様に表現してはダメでしょうか? 著者は“「うまくゆかない」の「ゆく」はgoだなどと考えてはならない。 これは「成功的に(なる)」と言う考え方をとり,形容詞のsuccessfulを使うのが最良の方法である。”
私は Paint finish does not always goes well. ・・・としたのですが,これでは通じませんでしょうか?
以上よろしく宜しくご教示お願いします。
お礼
有難うございます。 そのような傾向もあるのでしょうかね…。 単純に質問に答えればいいのに…って常々感じています。