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塩類下剤の排便を起こすメカニズム
下剤について質問です。大腸刺激性下剤とかはなんとなく理解できるんです。ただ硫酸マグネシウムなどの塩類下剤ってどこを刺激するというか、どう作用というか、どういうメカニズムで便を出しているんですか?漢字の「塩類」とみてもしっくりこなくて。ご存知の方いらっしゃいましたら教えて下さい。
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マグネシウムイオン、硫酸イオン、クエン酸イオンなどは、腸壁では吸収されず、一方腸粘膜は半透膜であるため、水分は自由に通過できます。よって、内服したこれらの塩類の腸内容液が体液と等張になるように水分が腸管腔内へ移行するため、腸内の水分が著明に増加して、腸の蠕動運動が促進されて排便が起こります。 つまり、腸内の水分量をふやして、便を出やすくするんです。
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noname#68162
回答No.2
例えば漢方薬でも、芒硝(ボウショウ)もそれですね。 http://www.e-kampo.com/ekampo/trial/html/library/shouyaku/boushou.html 大腸刺激性下剤の、漢方薬でいうところの、センナ、大黄、等に比べて、良い点は、大腸刺激性下剤が、習慣的に使うとかえって便秘になってしまうのに対して、塩類下剤そうならないことですね。 #1様の仰る通り、腸内の水分吸収を阻害して、腸内の水分を高めます。