912はgreenspaso様の御回答にもあります様に、911に356のエンジンを載せたクルマです。
1.参考URLは、国際的なポルシェ912のオーナーズ・サイトで、テクニカルインフォメーションなども充実しています(但し、全て英語ですが・・・・)。
見た目は‘60年代の911『ナローボディ』そのものです。
2.912の製造は‘65~‘69年で、‘74年には製造されていません。但し、‘76年に一瞬復活するので、‘70年代の912としますとこの年式を指しているか、或いは‘60年代末に製造されたモノが日本で‘74年に登録されたのではないかと思われます。
3.356のエンジンとは、要するにVWビートルのエンジンをメ一杯チューンした様なモノで、当然6気筒エンジンよりかなり軽量になります。
元々ポルシェは小排気量エンジンと異常な低重心設計の小型ボディ(オリジナルの911は、日本で言うところの5ナンバーサイズです)を持った、ライト・ウェイト・スポーツカーであり、今日の様な、ある意味肥大し切った超弩級のスーパーカーではありませんでした。
今日では、この4気筒の912を以て『ベストハンドリング・リヤエンジンポルシェ』とする方もいらっしゃいます。ペッタンコのチューニング・ビートル=356から始まったポルシェ社製スポーツカーの、オリジナルのコンセプトを伝える最後のクルマが912だったと言えるでしょう。
お礼
有難うございました、 その本でしたら私も持ってます、残念ながら写真はありませんよね・・・ 参考URLの車、確かに4気筒エンジン(912)ですね! 若干のナゾは残りますが、やっぱりビッグバンパーの912存在するんですね 画像を確認できてスッキリしました、本当に有難うございました。