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パトラッシュの意味
題名・フランダースの「犬」 誰もが知ってるパトラッシュ。(IMEでもそのままカタカナに変換されました。)最後もネロ少年よりパトラッシュの死を悲しむ声が多いような。 でもちょっとでしゃばりすぎだと思いませんか? しゃべるわけじゃなし、行動が物語の進行を左右するわけじゃなし。ただの使役犬じゃないですか。 確かに主人に合わせて精神力で死を選んだのは凄いと思いますが、(普通犬はあんな位じゃ死なねーよ。)ここまで持ち上げる理由はなんなのでしょう。
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こんにちは。 私は本で読んだだけでTVはよく知らないのですが、「忠犬ハチ公」のような感覚なのではないでしょうか? でしゃばっている(笑)のは、パトラッシュが「けなげ」というイメージ&見た目にも可愛かったため、アニメ放映後ぬいぐるみやグッズが出たりしてパトラッシュの方が人気が上がったのではないか…?(ネルロのぬいぐるみを出しても売れないでしょうしね…) 私が読んだ限りでは、死を選んだというより、ネルロ(私の読んだ本ではネルロでした)少年が死んでしまったことに気づいているのかいないのか、飼い主にずっと付き添っているうちに高齢と寒さのために死んでしまった…という感じではないかと。 現地(ベルギー)では、申し訳程度にネルロとパトラッシュの銅像が置いてあるだけだそうなのですが、日本人観光客から「ネルロ&パトラッシュはあんなに不細工じゃない!」という苦情が殺到しているとか。困ったものです。
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- snkronized
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まあ別にいいんですけど、なにもパトラッシュも死にたくて死んだわけじゃないと思うのね。 ご存知のとおりパトラッシュって、もう相当ヨボヨボの老犬だったんよ。だってネロの家に引き取られるきっかけだって、使い物にならんからって河原かどっかに捨てられてた(と思う)のをネロが拾ってきてからなんだから。 そんな老犬が、飼い主捜すのに何時間と雪の中のさ迷った挙句、毛布一枚ないところでじっとしとったら、そりゃ凍死するわな。その前だって、ほとんど食うモノも食ってない状態だったわけだし(確か最後、アロアの母親にシチュー的なモノもらってたような気はするけど)。 もっと言うなら、あの物語はただネロとパトラッシュが死ぬから悲しいんじゃないと僕は思うんよ。少年と老犬の美しい友情と、なにより逆境に挫けず健気に頑張って生きるその姿と、最後にそれが、ルーベンスの絵を直に観る事と、天に召される事で報われてしまったという事が悲しいのであって、要は物語をトータルして見た場合にあの最終回が価値が出てくるわけで、そこは勘違いしたらイカンと思うんよね。
お礼
〉物語をトータルして見た場合、、、 確かにいろいろな要素がからんだ物語ですよね。そこで貢献度にたいしてパトラッシュの持ち上げが高すぎるとみた! 犬なんて3日えさやりゃどんな駄犬でも忠誠をつくすんだし、、、
補足
なんか2ちゃんの様になってきたのでこのへんで切りますね。
- gyokuran0009
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ほんとうにそう思ってんの? いいじゃない。ネロが虐待されてる動物をかわいそうと思う気持ちがあっても。 それに恩を感じて生きてきたパトラッシュがネロとともに死を選択しても。 現実を考えればネロの家が犬を飼うことは馬鹿げていたが、そんな人間が いてもおかしくはないだろう? しかも、パトラッシュも何かと役に立ってたし、それなりに物語のキーに なってるではないか。 「ここまでもちあげる・・」とは? あなたの周りではどこまでもちあげてるんだ?他のアニメとどう違うんだろう? 冷めた目でみれば、あの物語は「世の中金だ」とか「正直ものは馬鹿を見る」とか 見られそうだが、少なくとも私はそうは見てなかった。純粋に少年と犬の交流の 物語としてとらえていたし、ネロの正直さに、いくら貧しくとも「こうありたい」などと思ったものだ。 まぁ、とらえかたは人それぞれだし、私の意見を押し付けるわけではないが、 冷めた目で捉えればそういう見方もできますよ。ってとこかな。 あっ、私はネロの死の方が悲しかったほうです。・・・まぁ、パトラッシュも かわいそうだが、ここで思うのはどっちかが生きてなくて良かったってことかな。 残酷だが、こういう物語は童話や昔話でも時折ある話だからね。 ハッピーエンドが全てじゃないし、結果が陰惨な話でも皆を引きつけて 語り継がれる話だってあるのでは?
お礼
ネロ少年が書いた自伝なら、題名「フランダースの犬」でもいいんだけど、、、 確かにネロは正直で「こうありたい」と思わせますが、結局最後はくじけて自殺しちゃう訳じゃないですか。(きれいに言えば天に召された訳ですが、実際は自殺行為ですよね。)陰惨は陰惨でいいんですが、あの結末を子供におしつけるのは重いと思いました。
- Alicelove
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どんな名優も動物と子供にはかなわない・・・と言われるくらい 動物がからむ可哀想系のモノは、涙を誘って人気を博すのではないでしょうか? 下の方の回答に「ハチ公」のことが書いてありましたが ハチが上野教授の死を理解できずに、渋谷駅に毎日通ってきた話・・・ でも家で優しくされてたら、仮に通っていたって死に通ずることもないにでは? あの家は、上野教授の愛人の家ですから、主人の上野教授がいなくなったら 案外、冷たくあしらわれていた・・・ってなものだったのかもしれません。 だから、愛人に馴染めず、家に居つかず駅で、亡き主人を待っていた。 それだけのことを銅像だ、映画化だ・・・って大きく取上げられるのは 日本風お涙頂戴モノとして好まれるからなのではないでしょうか。 フランダースの犬だって、これといって印象的なストーリーでもないのに パトラッシュとネロの上に降り積もる雪のシーンだけで、涙ナミダ・・・ ちなみに、あの名作シリーズ・・・ どの名作(?)も同じ顔、同じような可哀想風、同じような意地悪キャラ登場 あれが好きではありませんでした。(いかにも涙を誘う狙いがミエミエ!)
お礼
確かに忠犬も現実を受け止められない未練たらしいヤシ、という見方もできるか。うーん。 名作シリーズみんな一緒論は同感です。
フランダースの犬を知るのはおそらく子供の頃でしょうが、 ネロがどうかわいそうなのかきちんと理解できないので、 (それにネロはなんとなく大人っぽいし同情しにくい) 子供的に同情できる対象が犬になり、 「パトラッシュかわいそう」と思ってしまうのでは? 子供向けのアニメには意味の無い動物が出ることが多いですね。 名作劇場シリーズには毎度動物が出ておりますし。 子供向けには動物、そしてそれらの動物は普通死なない、 でもパトラッシュは死んだ、かわいそう・・・なのかな・・・? とも思います。 実際、大人になってからフランダースの犬を見ると、 かわいそうというよりやるせない感じがしますからね。 ちなみにタイトルについてですが、 「あらいぐまラスカル」「大草原の~ ブッシュベイビー」などもそういえば動物名ですね。 もしかして、視聴率対策・・・?!
お礼
なるほど。貧乏、夢がかなわない、とか言うのは子供にはピンとこない不幸なのかもしれませんね。ちなみにラスカルは物語の進行に充分貢献しているので主役扱いに不満はないです。
テレビ放映版に関しては多分、死んだ後もネロ少年を乗せてワゴンを引っ張ったのが、多くの視聴者の心をつかんだのだと思います。 ちなみに、ベルギーではあの話は全然ポピュラーじゃないというのは笑いました。現地に行って十字降下を見てきましたが、日本人は『フランダースの犬』が好きだなぁと言われてしまいました(絵のほうにほんとうは興味ないだろ、という侮蔑も混じっていたのは明白でした)。
お礼
えっ? 何故か、パトラッシュはネロと一緒に冷たくなっていた、と記憶していました。これは失礼。ネロ少年の遺体をのせて引くパトラッシュ、、、ただでさえ陰惨な話なのにこれは強烈ですね。
お礼
ハチ公ねえ。なんかパトラッシュってうろうろしてるだけな印象があるんですが。(荷車は引くけど) 銅像は見たことないですが、観光局で全然関係ないことを聞いたとき、「日本人か?」と聞かれ、そうだと言うと、「ネロとパトラッシュの散歩道」とかいう小冊子をもらいました。たどれば「見えてくるまっすぐな道」を体験できるのですが、なんだかなあ。