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大学教員になるか大学院に行くか(栄養学)
現在30歳、6歳と0歳の子供がいます(女です)。 大学時代、卒業論文で研究のおもしろさを知って研究を続けたくなり、教授からも進学を勧められたのですが、父の病気等で実家近くに就職しました。 二人目の出産前に退職し、現在再就職先を探しているのですが、丁度県内の短大で教員(助教か助手)の募集をしていました。 話を伺ったところ、実務経験を非常にかって下さり(病院で6年半)、是非、ということでした。学士しか持っていないのですが、仕事をしながら近くの大学院に通うことも可能だとも言われましたので、大変魅力を感じています。 しかし、栄養士養成課程はなくなる方向ですので、短大は将来性がないように思えます。 なので、一旦大学院に進学し、修士をとってから4年制の大学への就職を考えようかとも思っています。 いつか大学院に行きたいと思って貯金していた分は主人の借金に消えてしまい、現在貯蓄はゼロに近いので、仕事をしながらという過酷な状況になりますが。。 でも、修士をとったからといって大学教員の道が確約されるわけではないし、特に地方(九州)では難しいとも聞きます。 家族は賛成してくれています。 一生の事なので、慎重に決めたいと思っているのですが、皆さんのご意見をいただけないでしょうか。 よろしくお願いします。
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質問者が選んだベストアンサー
かつて博士課程修了後、専任(常勤)職を獲得するまで約4年間浪人した者です。分野にもよりますが、現在、博士号取得後、非常勤(数年の任期付き)のポスドク研究員になる競争があり、そこから専任(常勤、しかし多くは任期付き)職に就くのにさらに激烈な競争があり、私だけでなく、友人たちも大変な苦労をしました。(ちなみに、私も友人も旧帝大の博士課程出身です。旧帝大の院が就職に有利などとは、とても言えません。) そんな中で、いまだに学士で短大に就職の口があるなんて、奇跡に近いと思って、拝見していましたが・・・・。 私自身の経験談をお話します。浪人中の経験です。ある私立大学に就職の口があり、応募しようとしたところ、博士課程のときの指導教官から止められました。その後、その私立大学は、教員首切りで問題となり、現在裁判が行われています。赴任していても、自分も短期間で首を切られて闘争のまっただ中にほうりこまれたかもしれません。 また、設立準備中の大学に内定していながら、文部省(当時)の審査で不適格という結果で、大学じたいの設立が白紙撤回されたこともありました。いったん内定したら、他大学に応募はできず待っているだけでしたから、これは煮え湯を飲まされた経験でした。 という具合で、○○大学と名前のつく所にさえ就職が決まればいい時代は、とっくの昔に終わっています。 とはいえ、別の考え方もあります。 大学教員採用のときに重要なのは、研究業績+教育歴or実務歴 であるのは、その通りなのですが、もう一つ重要なが年齢です。○歳以上○歳以下という条件が付くことは少なくありません。 研究者人材データベースをごらんになってみて下さい。 http://jrecin.jst.go.jp/seek/SeekTop ですから、どんな条件の悪いところであれ、就職できるときに就職しておいて教育歴稼ぎ(これもけっこう大変なのです。私自身、教育歴に穴をあけないために、交通費で赤字になる遠方の大学の非常勤講師をやった経験があります)をしておくというのも、ひとつの考え方ではあります。 なお、J短大を経営する学校法人が経営していた4年制大学についての情報をリンクとしてはっておきます。新聞社などのHP上にあるうち、ここだけがリンク切れにならず、残っていましたので。 http://news.rkb.ne.jp/rkb_news/archives/004373.html ウィキペディアを参考までにごらんになるのもよろしいか、と。 J短大の直接の関係者のみならず、信頼でき、今後とも支援してくださりそうな方などにも相談なさりつつ、どういう選択をなさろうとも、最終的には自分で覚悟を決めて進んでいかれるのが肝要か、と存じます。 Good Luck!
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- drTT_2007
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あと学位をとるというのは、質問者自身がどこかの先生を介して取る当てがないと、まずJ短大にいたら取れませんよ。論博はそんな甘いもんじゃありません。
お礼
ありがとうございます。 内部事情に詳しい方からのご指摘、とても参考になります。 私自身、考えに整理がつかずにおりますので、今一度考え直して、納得した答えを出そうと思います。 また、drTT_2007様がT大学関係の方だとは察しておりました。 不快にさせる記述がありましたら、おわびいたします。 数々のアドバイス、うれしく思います。 ありがとうございました。
- drTT_2007
- ベストアンサー率26% (27/101)
ちなみに、新しい学部もできているようというのは間違いですよ。 申請中です。まだ文科省が認めたわけではありません。 そのために、2006年から、大学教員を解雇した以上に新学科教員を雇っています。いわば仕事のない教員を大量採用しているわけです。認可されなかったらどうなるか分かりますよね。 HPの最初のページには書いてありませんから誤解しやすいですが、開いていくと「申請中」と書いてあります。 教員のほとんどは、その学科に新規採用された人は別にして、認可されないと思っています。ということは短大の将来も予測できます。
- drTT_2007
- ベストアンサー率26% (27/101)
J短大のHPがリニューアルされていますが、食栄の説明がどれほどありますか? 教員の説明も、学科の説明もありません。 もし可能だったら、学生に、この学園どうと聞いてみましょう。 大学は募集停止しましたが、学生の充足率は90%を越えていました。 短大の充足率はあしもとにもおよびません。 いずれT大と同じ道を歩みます。ボーナスなしの解雇、退職金なしです。 私も機会があったら、大学院に行くよりは直接採用がいいとは思います。 ただし、J短大だけはだめです。ここまで書けば分かりますよね。私は詳しいでしょう。悪いことは言いません。間違ってもいくべきでありません。
- drTT_2007
- ベストアンサー率26% (27/101)
正直に申し上げます。絶対に断るべきです。 書きたいことはいくらでもありますが、わたしのIDで迷惑が出る人がいると思うのでURLの記載にとどめます。URLには、ふざけたことも書かれていますが、学園批判はほぼ事実です。
お礼
アドバイスありがとうございます。 紹介していただいたページも見ました。 もう一度よく考えてみたいと思います。
- drTT_2007
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九州、県内という書き方で間違いでなければと思い、一応ご忠告申し上げます。まさかとは思いますが、福岡のJ短大などではないですよね。あすこは、学校じゃないですからはっきり言って。一応ご忠告申し上げます。
お礼
回答ありがとうございます。 まさしくその通りです。 そんなにひどいんですか? 私自身、この学校の存在すら知らなかったのは事実ですが。。 いくらいい話といっても、断ったほうがいいのでしょうか?
「修士をとったからといって大学教員の道が確約されるわけではない」と書かれていますが、現実はもっと厳しいです。博士号を取ったとしても大学教員の道が確約されるわけではありません。修士だけで大学教員に採用されることは不可能とまでは言いませんが、通常は極めて困難です。 こういった認識があれば「修士をとってから4年制の大学への就職」というのが現実的でないことがわかるはずです。 取りあえず就職しておいて、その間に学位(できれば博士号)を取得し、可能であれば4年制の大学への就職を目指すというのが現実的な対応だと思います。
お礼
回答ありがとうございます。 大学教員になるのは、とても厳しいんですね。 現実を全く知らずにいました。 アドバイス、ありがとうございました。
- mackid
- ベストアンサー率33% (2688/8094)
教員になりましょう。 >実務経験を非常にかって下さり(病院で6年半)、是非、ということでした。 これは将来にもあてはまることですよ。「○○短大助手」と履歴書に書けるのは非常に強みです。 そもそも大学院に入れるかどうか、大学院を出て就職先があるかどうか、と不確定要素がたくさんあります。ご主人は2度と借金しませんか? お子さんが長期入院するような病気になる可能性だってないわけではないですよ? どうせ働きながら大学院に行く覚悟があるのでしたら、教員で収入を得ながら勉強できればその方がはるかにいいと思いますが。
お礼
回答、ありがとうございます。 仕事をしながら大学院に行くのであれば、短大助手をしながら大学院に行くのも一緒ですよね。 忙しさの差はあるかもしれませんが。 大学院を出たからといって全てが思い通りにいくわけではないし、こちらのアドバイスを聞いていたら、思い通りにいく確立のほうが低いようですので、今確約されている短大助教を選ぶのが現実的なのだと思いました。 ありがとうございました。
- kirin_beer
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学士しかもっていない、大学以外の学校の教員が、大学院の社会人コースで学ぶというのは、アリだと思います。そういう方を二名知っています。(ドクターコース1名、マスターコース1名) ただ私立短大の教員は非常に忙しいかもしれません。大学院と両立させる場合、家で論文を書いたりといった作業が必要になるとおもうので、0歳の子の面倒を誰に見てもらうのか。。。という事は考えておいた方が良いと思います。 短大の将来性は無いと言われていますが、4大だって、あまり変わらない状態だと思います。ここ数年で多くの短大が四大になっていますが、子供の数は減っていく一方だという事実に変わりはありません。 博士号乱発の現状や、大学教員そのものの就職難ともあわせて考えると、現時点で貴方の経験を買ってくれている短大へ進むのは、魅力的な選択肢だと思います。大学教員になる際、評価されるポイントは『研究業績』『教育歴』『実務経験』です。貴方の場合『実務経験』がすでにあるわけですよね。次に短大にて『教育歴』を取るのか、それとも大学院へ進学して『研究業績』を取るのかという事だと思うのですが、30歳でしたら、普通に大学院へ進学している人なら博士号を取得している年齢です。なので、今から大学院一本で行っても、その人たちに追いつくのは大変です。 ただ一方で、30歳なら大学教員になれていないポスドクの人も大勢居ますので、『教育歴』という点では、同一スタートラインに立っていると思います。という訳で、私なら短大教員をやりつつ『教育歴』を溜め込み、かつ修士課程を目指すと思います。
お礼
回答ありがとうございます。 実際に仕事をしながら大学院に行かれている方をご存知なんですね。 大変参考になります。 大学、短大の教員がとても忙しいというのは、いろんなHPを見て分かってきました。 自宅で論文ということも想定しています。 以前の仕事も自宅での仕事が多く、家に帰ってからも子供と遊ぶ時間は多くは取れず、上の子は私の母になついています。 今回も同じようになると考えていますし、母も協力的です。(ついでに、食事の支度も母です。うちは父親が二人、といった感じです。) 四大も将来性がない・・そうですよね。 栄大など、名前が知れたところなら安心でしょうが、地方の私立だと、学生としても魅力は少ないですし。 これから、学校間の格差が出てくるでしょうね。 教育暦を積みながらの修士課程、想像以上に大変だと思いますが、やってみようという気持ちになりました。 アドバイス、ありがとうございます。
- chidori_ko
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短大の教員の採用があるなんて… 四年制大学の教員のほうでは、分野・時期としてはやり廃りがありますが、修士の学位+教育暦が要求されるのではないかと思います。 ですので、「短大で教員をしながら社会人向け大学院に通って修士の学位を取りに行き、必要によって他の大学に移る or その短大の4大化に備える」がいいのでは? この場合、一度栄養学での教育暦さえ積んでしまえば、修士号の分野は別でもいいと思います。
お礼
早速の回答、ありがとうございます。 短大教員の採用がある事自体、すごいことなんですね。 それに、四年制大学の教員には学位だけでなく、教育暦が必要だなんて、全く知りませんでした。 修士さえ持っていればなれるものかと・・ 浅はかですね。 それならば、短大に行きながら大学院、のほうが賢い選択といえそうですね。 アドバイス、ありがとうございます。 修士をとって他の大学へ移ることを考える場合、短大で講師か准教授にはなっておかないと難しいでしょうか。 採用は助教なので、それから上にあがるとすると10年くらいは見ておかないと厳しいですよね。 再質問になってしまい、申し訳ございません。
お礼
丁寧な回答、ありがとうございます。 J短大と同じ法人が経営する大学の話は知っていました。裁判になって、ニュースなどでも取り上げられていましたね。 それは知ってはいたのですが、短大だけになったし、新しい学部も出来ているようなので、軌道修正が出来たのかと思っていました。単純すぎますね。 学校自体についてもっと調べてみようと思います。 しかし、教育歴を稼ぐため、という考え方もあるんですね。 当初から短大には長くいられないという考えはありましたので、学位をとったら、タイミングを見て四年生に、という計画でした。 そんなに簡単にはいかないでしょうが、これが一番の近道だという考えも捨てきれません。 どうすればいいのか・・ 大学関係の方に知り合いはいないし、情報源はインターネットだけです。 もう少し悩んでみます。 ありがとうございました。