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電力域外供給
電力域外供給というのあり、2005年11月からジャスコ宇品店(広島)の電力供給を中国電力から九州電力へ変更された、という記事を見つけました。 疑問なんですが、九州から広島まで九州電力の送電線をひくわけないし、中国電力から電力を購入するわけもないと思うのですが、実際どのような方法(しくみ)で電力が供給されているのでしょうか?
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ご質問の件ですが、送電線そのものは全国に行き渡っています。 ただし、地域によって管理会社が違います。 (メジャーな地域名の付いた電力会社以外にも電力会社がありそれらが管理する線も多数あります) そして、肝心の電力供給に関してですが、ジャスコが今までどおり設置済みの電線から電力を得るのは変わらないのですが、九州電力が中国電力に電線の使用代金を支払うことで、使用電力分の電気代は九州電力に支払われるという形になります。 九州電力は中国電力エリアへその分の電力を流すという形になります。 もちろん形があるものではないのですが、電力計による使用量の把握で可能になります。 そして、これが可能になったのは電力の自由化により一定の範囲内で価格を決定可能になったことで中国電力へ電力線使用料を払っても総額で電気代が下がることから導入されました。 電気というものは備蓄ができない為、大型ショッピングセンターや工場といった安定した供給先を確保することにより電力会社の経営基盤も安定し、(最大出力にあわせた設備投資を行っても日頃の需要があまりにも低い場合、経営は悪化してしまいます)企業も経費節減につながり大変メリットのある取引となりました。
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- ytrewq
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九州電力と中国電力電力系統はつながっていますので、九州電力は中国電力の電線を借りて広島まで電力を供給することになります。 具体的には九州電力から中国電力に接続する個所における送電電力量と需要先の受電電力が30分ごとに同量になるようにします。