また、スタンドですか・・・
コンプレッサーオイル(冷凍機油)はエアコンの冷凍サイクル(ガスが流れているところ)内にガスと共に封入されている物で、ガス漏れなどでガスと共に抜けてしまうなどのトラブルがない限り減ってしまうことはない物です。また、冷凍機などでは外部から確認することが出来るものもありますが、カーエアコンではこのような物はまずありません。スタンドの店員がどのような手段で冷凍機油が不足していると言ったのかきわめて疑問です。
また、単にコンプレッサーオイルといっても使用する冷媒(ガス)の種類やコンプレッサーのタイプ(ピストン式、ベーンロータリー式、スクロール式)によってオイルの質が異なり間違えて入れると、コンプレッサーを破壊したり、性能を著しく落としてしまうことがあります。
ガソリンスタンド店員にこのような知識があるとは思えませんし、単にそのスタンドコンプレッサーオイルを売りたいだけの話でしょう。先にも述べたとおりガス漏れなどのトラブルでオイルが抜けてしまうなどの場合以外、オイルの補充は必要ありません。すでに適量封入されているところにさらに追加しても、悪影響が出る可能性はあっても良くなることはないでしょう。
ちなみに、よくエアコンガスの交換という言葉を耳にしますが、これもまったく無意味です。ガスが不足している時に(エアコンのシステムが正常であっても、ごく僅かづつですが漏れていきますので、数年に一度程度の少量の補充は必要な場合があります)補充するということはありますが、古いガスを抜き取って新しいガスに交換するなどということはまったく必要ありませんし、ガスを抜き取る際にコンプレッサーオイルがガスと共に出てしまうこともあるので、エアコンの故障などでやむを得ずガスを抜き取る以外では行う物ではありません。
R12(古いタイプのガス)を使用しているのであれば、スタンドなどではR12の代替冷媒(R12は現在作られていないため品不足で高価なため)を充填するところが多いようですが、この種のガスの使用も出来ることならやめておいた方が良いでしょう。この種のガスの主成分はR134a(現在使用されている新しいタイプのガス)で、それに添加物を加えた物です。この二つのガスはエアコンを動作させた時の圧力が異なるうえに、使用するコンプレッサーオイルが異なります。R12用のオイルはR134aとは相性が悪くコンプレッサーの焼付きを起こす可能性があるので、添加物を入れて改善するようにしたものですが、あくまで改善であり完全なものではありません。またR134aにはR12で使用されているゴムホースの類などを劣化させる傾向もあり、この点についても問題ですし、スタンドなどでは多分サイトグラス(ガスの量を点検するのぞき窓)でガス量を確認しながら充填作業を行うでしょうが、この代替ガスを使用した際にはこのサイトグラスが役に立たない(非常に誤差が大きくなる)場合が少なくないので、過充填によるトラブルもかなりあります。
エアコンのトラブルは専門知識がない者が扱うと、致命傷を引き起こす場合が少なくなので、必ず専門店で(ディーラーや電装整備工場)点検整備を行うことをお勧めします。
お礼
アドバイスありがとうございました・・・ オイルが減ってるのを 調べているのは なんかプラスチックに入ったスポンジのような ものをでした。 普通は 半分くらい湿るのに 貴方のは 1,2mm くらいしか湿ってないから まずいみたいなこと 言ってました。 だいたい 5000円くらいらしいです。 GSでの 助言は あんまり 気にしないようにします。