- 締切済み
ピーター ラヴセイの短編なんですが
ピーターラウゼイの短編集の「服用量に注意」に収録されている 「プディングの真価」という話の巻末に訳者の註があって、登場人物 の愛人の名前の綴りの「nicholas saint」をひっくり返すと何かが わかるという旨のことが書かれてあるのですが、どういうことなのか さっぱり判りません。どなたか知っている人がいるなら是非おしえて ください。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
みんなの回答
- ABAsan
- ベストアンサー率56% (274/489)
回答No.1
その短篇は読んでいないのでよくわかりませんが、「nicholas saint」をひっくり返すと「saint nicholas」で、「セイント・ニコラス」、つまり「サンタクロース」になるのですが、何かクリスマス等と関係があるのでしょうか?
お礼
あらすじを言いますと(完全にネタバレになります)、1946年のクリスマスに家族に暴力をふるう父親が浮気相手である自分の兄(戦争で死亡している)の嫁が作ってきたクリスマスプディングの中からペンスではなく、セント硬貨を見つけ浮気相手が自分の出征中にアメリカ兵をくわえこんだと思い殺してしまいます。しかし主人公の父親が警察に連れて行かれた後、同席していた祖母(父親の母にあたる)が主人公の母親の手紙を渡します。その手紙の主は戦争中、イギリスに駐在していた母親の愛人からの手紙で、郵便配達夫が間違って同じ姓の祖母のもとに送ってしまっていたのです。自分の息子の所業にいたたまれなくなった彼女はアメリカ兵が主人公へのプレゼントとして同封してあったセント硬貨をプディングに混ぜ息子に犯行を起こさせるよう仕向けたのです。主人公と母親のアメリカでの再出発をほのめかして物語は終わるのですが、その手紙の送り主の名前が「ニコラス セイント」なのです。 私はセイント・ニコラスがサンタクロースというのを知らなかったので色々と登場人物のアナグラムかと考えていましたが、これが正解のような気がします。ありがとうございます!