殺されかけたときのこと
長文です。
10年ほど前に男の人に首を絞められ
殺されそうになったことがあります。
車の中でいきなり馬乗りで首を絞められ、
その体制ではこちらは逃げることも出来ず
必死に抵抗していたら
何分(何十秒かもしれません)後かに
相手は手を離しました。
でも私が必死に息を吸っていると、
また首を絞めてきました。
でもその時は馬乗りではなかったため
どうにか必死に力を出して頭をひねり
相手の手から逃れることができました。
それからしばらくは
ドアを開けて外に出ることも出来ずにいました。
(ドアを開けようとしたらまた襲われるかもしれない、
ドアがロックされているかもしれない、
相手を刺激してしまうかもしれない
と思い行動できませんでした。)
私はあの時殺されずに今こうしてここにいるわけですが、
あの時は
「私はここで死ぬんだ」
と思いました。
新聞に自分の記事が載っているのが頭をよぎりました。
よくニュースで「誰々が絞殺された」とかやっていますね。
ナイフで刺し殺されたとか殴り殺されたというニュースは
そうでもないですが、
「絞殺」のときは自分がその苦しさを体験したことがあるからか
殺された人はどんなに苦しくつらく無念な思いで死んでいっただろうと
さいなやまされたりします。
誰かの手が首の近くに来ると怖いです。
この前、私は布団を頭まですっぽりかぶって寝ていたのですが、
夫が伸びをした拍子に腕が私の頭の部分に乗っかったんですね。
私からしたらいきなり布団越しに頭の部分に重みが乗っかった感じです。
反射的に(このまま押さえつけられたら息ができなくなる!)と
大声出して布団を払いのけました。
長い前置きになりましたが、
特に日常生活には支障はないし、
そんな出来事があったことは普段は忘れていますし
ネックレスやマフラーも怖がらずできますし
よく言われるPDSA??でしたっけ
そんな大層なもんじゃありません。
でも息ができなくなって死ぬってどれくらいつらいんだろうと
考えてしまうんです。
生きてる人に聞いてもそんなのは分かるわけないし、
たとえ絞殺された人に
どれくらいつらいか聞けたところで
何がどうなるってもんでもないとは思うんですが、
なぜか気になってしまいます。
変な質問なのは分かっていますが、
息ができなくて死ぬのはどれくらいつらいのでしょうか?
最後まで読んでくれてありがとうございます。