- ベストアンサー
中国株について教えてください
香港上場の中国工商銀行、中国建設銀行、中国銀行といった中国本土のメガバンクは皆、一昨年に比べて好業績ですが、その中に1社だけ、それほど株価が上昇していないメガバンクがあるようですが、なぜ、業績が株価に素直に反映されないのか、その理由を教えてください。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
間違ってたら、すいませんが、たぶん、中国銀行のことを言われているのかな、と感じました。 この銀行は香港市場に昨年春に上場しましたよね。たしか、3香港ドルが売り出し価格で、市場では、それより幾分高く取引が始まった記憶しております。 上場前の売り出しでは、バンク・オブ・アメリカなど米国資本企業がずい分と買ったと聞いております。それらの資本家から見れば、今の株価(3.92香港ドル)は十分、利益が出る水準になってます。米国は、サブプライム問題で、注目は、金融機関の落ち込みから、住宅の落ち込みが米国経済の落ち込みに影響が出そうだ(雇用統計も悪かったですね)という視点に移ってきています。中国銀行のサブプライム関連の不良債権はすでに発表があり、たいした金額ではありませんが、サブプライム問題が長引きそうなので、9月末の決算期対策の売りを含めて、いったん売りに転じた米国系資本もあるようです。他のメガバンクの場合は、サブプライム問題とは直接関係ないですね。 中国銀行は国際商業銀行という位置付けですが、中国建設銀行の場合ですと、中国本土のインフラ(電気、水道、高速道路などの経済発展の基礎)企業に融資することが主な業務ですから、中国経済の拡大の恩恵をしっかり受けることができます。 ただ、個人的な見解として、(1)今後、先日発表された政策に従って、中国本土からの個人投資家の投資流入が増加して、本土株と香港上場の株価が同じになる、つまり、香港株の上昇が十分期待できます。(2)中国政府の基本的方針として、メガバンクの上場は将来にわたって成功させます。おそらく威信にかけて成功させることでしょう。(3)中国経済の発展には、いろんな議論があって、オリンピック等のあとに崩壊するという説もありますが、「眠れる獅子が目を覚ました」中国が本気で頑張っており、人口の多い国が栄えないはずはありません。中国政府が、合理的な政策を打ち出して、乗り切る確率が高いと思いますので、この銀行も中国経済の発展の恩恵を受けるでしょう。(4)おそらく、1株を3香港ドルちょいくらいで購入されたことと思いますが、日本円に直せば、1株50円弱でしょ。昭和20年代の三菱東京FG(現)の株価(当時・1株換算)60円より安いではありませんか。どのくらいの株式数を買ったか知りませんが、考えてみれば、日本株なら倒産寸前の株価ではないですか。 以上の理由から、思ったより上らないのは、出遅れているためだと私は思います。PER・PBRからは、もっと上の株価水準にあるべきですね。長期投資されているならば、今後も持続した方が、株価が上昇してニッコリできる確率が高いと思いますよ。
その他の回答 (1)
- rookitjp
- ベストアンサー率0% (0/1)
中国株情報サイトhttp://cnkabu.web.fc2.com 中国株、中国の株式会社、中国の株の入門などの情報を公開しています。 中国株、中国企業に関する初心者の疑問?質問今更聞けない常識などの回答例を作成、最近の北京五輪に関する株などの情報等も収集しています。
- 参考URL:
- http://cnkabu.web.fc2.com
お礼
回答ありがとうございます。御紹介いただいたサイトを良く見てみます。中国株は、まだ安いので、サラリーマンでも1万株でも買えます。でも、世界情勢とか、中国の将来とか、分からないことがとっても多いんです、ご教示、ありがとうございました。また。教えてください。
お礼
さっそくの回答ありがとうございました。特に、個人的見解とされてましたが、(1)~(4)がとても参考になりました。保有株は、実は、中国銀行1万株です。