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妖怪 小豆洗のせりふについて
(適当なカテが解らずこちらで質問します) 小豆洗は「小豆研ごうか、人取って喰おか」と言いながら小豆を研ぐそうです。私は可愛い妖怪だと思います。 でも、「小豆を洗う(研ぐ)こと」と「人を喰うこと」は、「どっちにしようかなぁ?」と迷うような事柄にしては、ずいぶん差が大きいと気づきました。 妖怪好きの方のご意見を伺いたいです。 ふと、疑問に思っただけなので、独断と偏見でもかまいません。
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妖怪図鑑を引いてみました。 小豆あらいは日本全国あちこちに住んでいるようですが、 「小豆研ごうか、人取って喰おか」という歌(せりふではありません!)を歌いながら出現する小豆あらいは長野の南佐久郡に住む小豆あらいだそうで。 「小豆研ごうか、人取って噛もうか」というバージョン違いの歌を歌う小豆あらいが新潟の三条にいたそうですが、それ以外の小豆あらいは寡黙に小豆を洗うだけのようです。 なんで長野と新潟の小豆あらいだけこんな不気味でシュールな歌を歌って小豆を洗うのか不明です。しかも新潟より長野の小豆あらいの方が歌う歌詞が過激になっているし。何か人間にうらみでもあったんでしょうか? 自分は小豆あらいは「そこからは見えないけどここに川があって危ないぞ、落ちるなよ」と、わざと小豆を洗う音をたてたり、過激な歌を歌ったりして、夜道を歩く人間に警告してるんじゃないかと思います。 さすがに「人取って喰おか」なんて歌が聞こえてきたら、人間もそっちに寄り付きませんもんね。
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- ben1151
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小豆洗いは、清流でしか、小豆をとぐことができません。 日本中が清流だらけだったときは、「人とって、喰おか」が、無かったのです。 語呂が悪くなりますが。 清流が少なくなり、追い詰められた小豆洗いの恨みがあるとき、噴出しました。 以来、「人とって、喰おか」が、加わりました。
お礼
(お礼が遅くなってごめんなさい。) かつては人間も川で洗濯したり、野菜を洗ったりしてましたね。 人間は水道を作って消毒した水を使うようになったけど、水質汚染は小豆洗いにとって、まさに命にかかわる問題。 なるほど「食ってやる!!」という怒り恨みも当然ですね。 でも、小豆洗いは、人を喰ったりはせず、水に引き込むだけだそうですね。なんとも可哀想な小豆洗い。せめていつまでも元気で長生きして欲しいものです。 ありがとうございました。
- masimaroco
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こんにちは。小豆洗い、愛嬌があっていいですね。 で、ご質問の件ですが、小豆洗いは「小豆を洗う」と「人を喰う」しか出来ることがないんじゃないでしょうか。 他にも選択肢があったら「小豆研ごうか、テレビを見ようか」とか「小豆研ごうか、洗濯しようか」とか「小豆研ごうか、河童と相撲をとろうか」とかなると思うんですけど、小豆を洗う他には人を喰うしかやれないので、結果的にその差が大きい2択になってしまうのでは? と思いました。 でも、歌につられて近づくと、食べられるんじゃなくて、川に落ちちゃうんですよね…。 結局小豆洗いにできるのは、小豆を洗うことだけ…と思うと、少し切ないです。 以上、独断と偏見でした^^;
お礼
ありがとうございます。 なんと、できることが2つしかない、とは! 「あーあ、小豆研ぐの、飽きちゃったし・・、 じゃ、今度は人取って喰おうかな・・誰か来ないかなぁ・・キョロキョロ・・・誰も、来ないなぁ・・ しかたないな・・、また小豆研ごうか・・シャキシャキシャキ・・」 うーーん、可愛いっ!! 可愛すぎる!! むしろ、可哀想なくらい。可哀想だから、喰われてやろうか、なんて気持ちになってきました(笑) どうもありがとうございました。
お礼
質問を見てくださってありがとう、締め切らずにいて良かったです! 歌う小豆洗いは少数派なんですね。 「ここには川があるぞ」と教えてくれているとは、実は親切なやさしい妖怪かもしれませんね。それが「喰うぞ、かじるぞ」という過激な表現になるところがいかにも妖怪、いやほんとに可愛いです。 ありがとうございました。