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今ある一眼レフとデジカメ・・・どちらをメインに
今現在、ミノルタのα507siを使用しています。これと言って不便は無く画質も大変に美しく満足しています。ただ、既存の一眼レフですとPCに取り込めない・気軽に見れないなどの理由で家族はデジカメに交換しようよとうるさいのです(笑) 昔、一眼レフの画質に相当するにはデジカメの場合、1000万画素を越してからだと聞いた事があります。今現在、パナソニックのルミックスなどで1220万画素クラスのデジカメが出ていると聞きますがこの位のデジカメなら今あるミノルタのα507siからこちらをメイン機にしても満足出来る画質は得られますか?
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仕事で毎日デジカメ一眼レフで写真を撮影している者です。 >こちらをメイン機にしても満足出来る画質は得られますか? 何を持って満足とするかですね。とにかく間単に撮るならデジタルカメラ、しかも一眼じゃなくても高性能コンパクトカメラでいいと思います。 私個人的には、仕事で撮るのはデジカメ。趣味で撮るなら銀塩です。簡単便利一時的な低コストということ以外に、デジタルカメラの利点はないように思います。プロの世界にも色々分野がありますから、作品作りをメインとするプロ以外はデジタル化していますね。竹内敏信という風景写真家もデジタルでは表現しきれないと言っています。 保存管理の面でも同じく竹内敏信氏は、デジタルは厄介だと言っています。私もそう思います。業務としての保存管理は出来ますが、個人利用では多くの方が危うい状況です。バックアップはおろか整理管理も殆どしていない人が一般的です。PCのハードディスクに入れっぱなしです。しかしハードディスクは必ず壊れるものです。どうするんだろうと人ごとながら心配です。CD-Rにしても永遠保存は不可能です。メーカー品でも簡単に記録面と保護面が剥がれたりします。何十にもバックアップを取り、定期的に検査しなければなりません。データが多くなると、気合いのない人はそんなこと個人ではなかなか出来ません。アップルコンピュータが十数年前に初めてパソコンに導入したCD-ROMに比べて、銀塩写真には100年以上の歴史があります。前の回答者の方も言われているとおり、100年以上前の写真が普通に今でも存在します。CD-Rのデータが100年後にあるかどうかは未だ分かりません。 フィルム、銀塩プリントが今後存在するかですが、無くなることはないでしょう。銀塩フィルム市場がここ数年急激に減りましたが、ここに来て下げ止まり、横ばい状態に入りました。すなわち、写真が趣味でない人と、私みたいに業務上の都合でデジタル化した人が多い反面、私みたいに、銀塩の良さを知っている人は銀塩写真を捨てていないということです。富士フイルムも銀塩フィルムは製造し続けますと申しております。なにしろ富士フイルムは、あの30年程前のフジカシングルエイトのフィルムを未だに製造販売しています。あんなのカメラも映写機ももうどこにも無い状態なのに作り続けているので、この富士フイルムの言うことは信用できそうです。 話は「満足できるか」に戻りますが、写真は撮る楽しさがまず最初にあります。デジタルは簡単に撮れてしまうのでそれが弱いです。そして撮った写真を鑑賞する楽しみ。これは美しい写真だったときほど感動します。で、上記2点の楽しみはデジタル1願レフでも、ミノルタのα507siでも、実はそんなに差はないでしょう。本当の写真を撮る楽しみは手動で撮ることです。そして写真の美しさ繊細さは、35mm一眼レフでは、現在のデジタルカメラとあまり差は無いように思います。銀塩写真の本当の良さを知るには、大中判カメラで撮影体験をする必要があります。8×10版カメラという大型カメラがありますが、フィルムのサイズが8インチ×10インチサイズです。標準レンズが210mmです。このレンズでこのサイズの写真を体験してしまうと、デジタル1願レフの画質など議論にもなりません。よって、結論は、 >こちらをメイン機にしても満足出来る画質は得られますか? 満足できるでしょう。 ....ただし、銀塩写真の本当の良さも知って欲しいと思います。