懐かしい話が出てきましたね。#3の方が言われているレギュレーターのトラブルはそのころの日産車のウイークポイントの一つでした。メータのレギュレーターというのはおっしゃるとおり水温計と燃料系の二つを動作させるための電源を供給する部品です。なぜこのようにするかというとバッテリー電圧で直接メーターを動かしてしまうと、バッテリー電圧の変化(バッテリーの電圧は負荷の状況やエンジン回転数などの影響で実はけっこう変化しているのです。12.5V程度から14.5V程度まで)の影響がゲージの振れにじかに影響してしまい、指針がふらふらすることになってしまい不都合が生じます。そこでゲージの電源電圧は7V(#3の経験した車種では)に設定しておき、レギュレーターを通してバッテリー電圧の変化に関係なく7Vを供給する仕組みになっていました。
nmaxさんの車種ではこのレギュレーターは使用されていません。これはゲージの方式自体が異なるためです。#3さん車種ではバイメタル式のゲージ(センサーの抵抗値が変化することによってゲージに流れる電流が変化しゲージ内部のヒーターによって加熱されるバイメタルの変移が変わることで指針を動かしています。構造が簡単で信頼性も高いのですが、電源電圧の変化が直接精度に影響するためレギュレーターが必要です)が使用されていますが、nmaxさんの車種では交差コイル型というゲージが用いられています。これは指針を上げるためのコイル(電磁石)と指針を下げるためのコイルを持っていて指針を上げるためのコイルにセンサーがつながっていて、こちらの電流が変化することで二つのコイルのバランスが変化し指針を降らせる仕組みです。このタイプでは電圧の変化は両方のコイルに同じように働くため特にレギュレーターは必要ありません。また指針を戻すためのスプリング(水温計のみについています)をなくした構造でも動作するため、燃料計では、このスプリング省いています。こうすることで電源を切っても指針はその位置で止まり(実際には軸受けに高粘度のオイルを用いたダンパーがついています)ます。いわゆる置き針式メーターです。
お礼
詳しく説明して頂きありがとうございます。 今も、メーターを外した状態なんです。ディーラーに問い合わせたところ 水温計&ガソリン計を交換しなければ、いけないとのことでした。 ホワイトメーターは、とても気に入ってるのでそこだけ交換はしたくないんです。 やっぱり、壊れてるんですよね?。修理可能なんですかね? 今、オークションでメーターを見つけたんで購入して 取り替えようかと考え中なんです。 パネルは、残したいので・・ だぶん、針を外さないと交換できないと思います。 注意点とかあれば、教えていただけないでしょうか? よろしくお願いします。