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クレヨンしんちゃんモーレツオトナ帝国の逆襲について
この映画のラストでしんちゃんは、ケンとチャコにむかってずるいぞ!といいますあれは何を意味しているのでしょうか(何がずるいのか)詳しく教えてください。
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- mooomoo
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オトナ帝国自体が大人達が過去にひたって現実逃避する場所でしたね。 ケンとチャコも結婚はしていない、あくまでも同棲関係でしょう。 成熟したくない、家庭に縛られたくない、永遠の青春時代を過ごしたいと思っているケンとチャコにとって野原一家としんのすけは否定したい存在なのでしょう。が、同時に有り得たかも知れない、望みさえすれば手に入れられたかもしれない、存在です。 設定されているわけではないですが、チャコはかつてケンの子供を授かったのですが何らかの事情で堕胎してしまったのかもしれません。あの時代の同棲というのはそういうモノだったように思います。 オトナ帝国計画が破綻してしまい、だったら死ねばいいと安易に逃げにはしるケンとチャコはしんのすけにとっては酷く「ずるい存在」でしょうね。 ケンとチャコの二人にも両親がいて、必ずしも幸福な家庭だとは断定できないながらも彼と彼女が存在するのはその両親のおかげなのですから、本当に厭であるのなら堕ろされていたはずです。 クレヨンしんちゃんの映画シリーズ自体が、子供をターゲットにするのか大人向けに制作するのかアンビバレントな存在ですから(次の作品は完全に大人向けに制作されてましたけど)。いや、アニメ界自体が子供向けにするのか大人向けに制作するのか紛糾しているのではないでしょうか。 あなたはこの映画をどういうふうに観ましたか、映画館ですか、DVDですか、テレビでの放送ですか。それは一人ですか、家族とですか、恋人とですか。 子供が映画で観たなら多分、親と一緒ですね。いい大人が一人で観に行っていたら多分アニオタですね。家でテレビを見ながらだと、家族団欒で食事をしながらでしょうか、あるいは子供が一人でDVDを観ていたのでしたらベビーシッター代わりにあてがわれたシロモノでしょうか。アニメ映画に熱中しているアニオタをリアル子供が見たらどう感じるでしょう。 以上、非常にまとまりのない長文になってしまいましたがどうでしょう。