心のう液貯留の治療法は、針を刺す手術？

質問

私の母が「心のう液貯留」になり、入院してプレドニンなども飲みましたが、効果が出ず悪化しているということで、心臓に針を刺して水を出す手術をすすめられています。母は「手術以外で直す方法はないものか」と心配しています。手術で治るのか、それ以外の方法があるのか、実際にこの病気にかかった方、医療関係の方、教えて下さい！

回答No.2

ureds18

体に針を刺しますので、100%の安全はありません。全ての医療行為に100%の安全はないのです。ただ、リスクと治療効果を秤にかけて、効果の方が大きいと判断された治療を行います。
お母様の場合ですが、おそらく全身麻酔といった大がかりの麻酔ではなく、針を刺す部分に局所麻酔を行うのみだと思います。針を刺す前に超音波等で針を刺すに十分なスペースがあるかを確認するかと思います。また、いきなり排液用の太い針ではなく、麻酔をかねた細い針で先ず穿刺するかと考えます。
循環器の先生には慣れた手技だと思いますので、詳しくは主治医に再度確認下さい。

お礼

早速ありがとうございます。母に話をしてみます。
主治医の先生から、リスクの話を先に聞いたため、非常に不安が大きいようなのです。
ご親切なご回答、御礼申し上げます。

回答No.1

ureds18

内科医です。
主治医から説明を受けられたと思いますが、心臓は心嚢という膜に包まれています。これと心臓の間に液体が溜まった状態が、今、お母様の状態です。
参考のURLにも書かれていますが、心嚢液の溜まるのが速かったり、多量になると循環障害によるショックを来す事があり、この場合は、最悪、短時間で命に関わる事態になり得ます。これを「心タンポナーデ」といいます。
現在、内服治療で改善せず、悪化しているとなりますと、新タンポナーデのリスクを回避する意味でも、溜まった心嚢液を取り除いた方がよろしいかと考えます。また、この時に得られた心嚢液を詳しく検査する事によって、原因が分かるかもしれません。

参考URL：

http://www.gik.gr.jp/~skj/pericardium/tamponade.php3

お礼

詳しい説明をありがとうございました。
お礼が遅くなりもうしわけございません。
母にこのご回答を頂戴したお話をしてみます。
この液を取り除く手術って、危険度は高いのでしょうか？