• ベストアンサー

中央西線を名古屋起点にした理由

先日東海地区へ帰省した折、地元のニュースで帰省ラッシュ情報を見ていました。 その際、アナウンサーがしゃべっている「上り」「下り」の方向にどうも違和感を持ったのですが、親戚から、JRの中央西線については東京方面が「下り」で、中央自動車道は東京方面が「上り」であることを教えてもらいました。 一般的には東京方面を「上り」と表現するはずですが、どうして中央西線だけは東京方面を「下り」、というか名古屋方面を「上り」と表現するのでしょうか?JR東海の本社が名古屋市だからでしょうか? 教えてくれた親戚によると、国鉄が分割民営化して中央本線が塩尻を境にJR東日本とJR東海に管轄が分かれた際、JR東海が自社管轄分を名古屋起点に変えちゃったから、と言っていましたが、混乱を招くこのような措置を、本当にそんな理由で行ったのでしょうか? JR路線だけでも少しややこしいですし、ほぼ並行している中央自動車道と比較してもややこしくなるだけですが、どうしてこんなことをしてしまったのでしょうか? 国鉄の分割民営化から早いもので20年。今更元に戻すことはできないのでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • FEX2053
  • ベストアンサー率37% (7991/21371)
回答No.1

戸籍上は確か未だ中央本線として東京->名古屋のはずだったかと。 ただ、国鉄時代から中央西線の列車番号は「名古屋から出るほうが下り」 「名古屋に行くほうが上り」でした。線区の戸籍はともかく、乗客の イメージとしては名古屋起点のほうが分かりやすいからでしょうね。 列車番号が下り扱い(奇数)ですから、下り列車なんですね。 実際、線区としての上下と列車番号の上下は同じとは限らないんです。 国鉄時代から線区の上下と列車番号の上下が狂っていた線区としては、 阪和線~紀勢本線や東海道本線~北陸本線があります。

gootaroh
質問者

お礼

早速のご回答ありがとうございました。 そうだったんですか。国鉄時代から列車番号の上下は名古屋起点だったんですね。線区の上下と列車番号の上下はリンクしないのですか。勉強になりました。 >乗客のイメージとしては名古屋起点のほうが分かりやすいからでしょうね。 ・一般人の多くは、鉄道を含めた交通機関全般を見ているでしょうから、中央自動車道と上下の表現が逆なのは、ちょっと不便に思います。

その他の回答 (3)

回答No.4

>・一般人の多くは、鉄道を含めた交通機関全般を見ているでしょうから、中央自動車道と上下の表現が逆なのは、ちょっと不便に思います。 おっしゃる通りかもしれませんが、中央高速が出来るよりも前から、国鉄では中央西線の名古屋方面を上り、塩尻方面を下りと称してましたから、混乱させたのは高速道路の方とも言えませんか? 仮に、中央西線の列車の方向をおっしゃるように変えた場合、不慣れな人が多治見や中津川から東京に変える場合、下り列車で東京に向かう事になりますから、かえって混乱しそうな気がします。むろん、木曽福島あたりだと、現状の方が今でも下りで東京に向かう事になりますけど、沿線の人口などを加味すると、現状の方が混乱がすくないかと。  東京に向かうのに下り列車というのは、富山県あたりもそうですね。

gootaroh
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 >中央高速が出来るよりも前から、国鉄では中央西線の名古屋方面を上り、塩尻方面を下りと称してましたから、 ・私は勉強不足でこの事実を知りませんでした。質問文本文にある >教えてくれた親戚によると、国鉄が分割民営化して中央本線が塩尻を境にJR東日本とJR東海に管轄が分かれた際、JR東海が自社管轄分を名古屋起点に変えちゃったから、と言っていましたが、 ・という親戚の話が間違っていたんですね。民営化前から現在と同じということであれば、納得です。 >東京に向かうのに下り列車というのは、富山県あたりもそうですね。 ・私が知っている例では、府中本町から武蔵野線・京葉線経由の「東京行き」です。武蔵野線は府中本町→西船橋なので、西船橋までは「下り」、西船橋からは京葉線の「上り」ですから矛盾はないのですが、武蔵野線を走っている間は「東京行きの下り列車」であり、一瞬「あれっ?」と思ってしまいました。

  • rinzoo
  • ベストアンサー率29% (76/262)
回答No.3

中央線・・・中央西線を利用する、愛知県人です。 会社の事情はよく分かりませんが、 名古屋に近接する地域では、名古屋行きが上り、逆が下り、 で通っており、それが普通だと思ってます。 この質問を見て、あー、なるほどー、と思った次第です。 ただ、考えようによっては、これも間違いではないんですよ。 境目に当たる塩尻周辺ではあまり感じないでしょうが、 名古屋に近くなればなるほど、 「東京に行くには、まず名古屋に出て、そこから、  新幹線や在来線(東海道線)に乗り換える。」 と言う意識なんです。 だから、最終的に東京に向かうと言う意味では、例え西方向に向かっていても、上り、なんです。この考えを当て嵌めると、名古屋近辺ほど、名古屋経由東京行きが上り、と言う意識が高いので、中央西線では、名古屋行きが上りと考えられます。同じJR東海管轄内で、同じ中央西線ですので、名古屋近郊だけではなく、JR東日本との境目に当たる塩尻が、東海地区では、下りの最終地点に当たるわけです。  なお、愛知県内でも、若干ややこしい鉄道があります。  中央西線の駅でもある、高蔵寺駅と、JR東海道線の駅でもある、岡崎駅を結ぶ、『愛知環状鉄道』です。  そもそも、名古屋市のベッドタウンがある高蔵寺から名古屋方面(南西方向)に発車する電車は上りで、岐阜県方面(東方向。最終は塩尻方面)に向かう電車は、下り、でした。 で、高蔵寺駅と岡崎駅を結ぶ愛知環状鉄道が出来た時、この考え方がひっくり返りました。  高蔵寺駅は、愛知県の北西部に位置するのですが、岡崎は、愛知県のほぼど真ん中、位置的に、春日井の南南東方向にあります。そして、東海道線では、岡崎から東へ向かう線は上り、です。  と言うことは、岡崎から西方向へ向かう、路線は、下り、になります。このため、高蔵寺駅発岡崎行き(南南東方向行き)の電車を、上り、と言っています。高蔵寺駅からの視点で見ると、名古屋と反対方向に向かう電車なので、今までの考え方なら、下り、のはずの電車ですが、実際は高蔵寺から岡崎に向かう電車を上りと称しています。これは、名古屋を経由してはいないけれど、基本的に東京方面に向かっているから、だと考えられます。・・・路線図がないので判りづらいかと思いますが、どこかで路線図を見つけてください。 いかがでしょうか?まあ、JR東海が名古屋を中心に据えた、と言うのが実際の答えかも知れませんが、地元民はこんな風に考えています。

gootaroh
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。No.2様同様、やはり生活圏という考え方があるのでしょうね。 >名古屋に近くなればなるほど、「東京に行くには、まず名古屋に出て、そこから、新幹線や在来線(東海道線)に乗り換える。」と言う意識なんです。だから、最終的に東京に向かうと言う意味では、例え西方向に向かっていても、上り、なんです。この考えを当て嵌めると、名古屋近辺ほど、名古屋経由東京行きが上り、と言う意識が高いので、中央西線では、名古屋行きが上りと考えられます。 ・なるほど。もともと中央本線は独立した「本線」ですが、地元意識としては、東海道本線の枝線のような感覚なんですね。そう考えれば、矛盾はないような気がします。

  • Lalala129
  • ベストアンサー率35% (86/240)
回答No.2

「上り」と「下り」はあくまで鉄道会社側が進行方向を管理するために作られた言葉だと思っています。決して利用者の事を考えて作られた用語だとは思えません。 JRの場合、元々国鉄であり全てが東京基準で全国レベルで管理されていました。だけど例えば四国の内部でどっち方向が東京方面だなんて利用者の側から本当に役に立っていたとも思えません。(そんなことは思っていなかったかもしれませんが…) 和歌山でも東京へ行くのに阪和線経由が良いのか紀勢線でぐるっと行くのがいいのか?なんて利用者にとってあんまり役に立つ識別(「上り」と「下り」が)ではないのが事実です。阪和線の天王寺で和歌山方面が「上り」と案内される事がもしあったら混乱するだけです。 名古屋・大阪・博多・札幌のような大都会周辺の地域輸送で常に東京方面を意識して鉄道を利用することを念頭に案内することを頑固に守り続けるより、それぞれの中心駅を意識した案内方法に変えるのがごく自然な流れだと思います。 もちろん関東からその地域に出かけた人が違和感を感じるという理由も判らないわけではないのですが、普段の生活範囲を考えればむしろJR東海が変更した方式の方がむしろ自然な流れだと思われます。 地域輸送ではない高速道路や新幹線のような全国的規模の輸送についてはこの限りではないでしょうね。

gootaroh
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。「上り」「下り」は終点から起点が「上り」、その逆が「下り」で、首都方面かどうかは無関係ですよね。たまたま、最初の路線である東海道本線の起点が東京で、その終点である神戸が山陽本線の起点になり、途中の線は東海道本線の枝線だから東海道本線方面が「上り」に・・・という歴史的経緯から、自然と「上り方面=東京方面」になったのだと思います。おっしゃるとおり、決して利用者のことを考えて作られた用語ではないでしょうが、メディアでも「上り方面」とか「下り線」、「上り列車」などの表現はよく用いられると思います。 >普段の生活範囲を考えればむしろJR東海が変更した方式の方がむしろ自然な流れだと思われます。 ・なるほど。その地に住んでいる人の意識を第一に、というのは参考になる考え方ですね。ただ、生活鉄道と長距離高速道路を同一視する必要はないでしょうが、中央本線とほぼ並行している中央自動車道で「上り」「下り」が逆なのは、ちょっと不自然な気がしないでもありません。