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人間関係における、北風と太陽の話
しばしば人間関係やコミュニケーションの問題を取り扱うときに、北風と太陽の話が持出されます。 人のこころを開くには、北風のように、押し付けても絶対に無理・・・と。 話はとても納得できます。 しかしながら一方で、私自身がこの話の真の意味を理解できていない為か、 どうもこの類の話がこじつけの様に感じてしまうときがあります。 ものすごく簡単にまとめると、人は内的にしか変わらないということだと思うのですが。 実際は矛盾していると思います。それは内的にしか変わらないから外的な圧力は意味がない ということにヒモつけられると思うのですが、実際は外的な圧力があるからこそ、内的な心に目を向ける機会が生まれると思うし、 太陽のはなしは理想論のような気がします。 この話の真髄はどんなものなのでしょうか? どなたかこの話に詳しい方どうか御教授下さい。
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簡単に考えたほうが、いいのではないですか? 人に、無理やり、物を押し付けると、反発してしまう・・・北風 人が、そのことに対し、納得すると、同意してしまう・・・太陽 あなたのいう、内的変化は、外的圧力(北風、太陽)によって起きると思いますよ。
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- ben1151
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私は、この逸話こそこの世の真理だと思います。 この逸話に反論を唱えるのは、余程の・・・・だと思います。 イソップの寓話集には、もっと、突っ込みやすい話は、いくらもあります。
お礼
回答ありがとうございました。
- sarito119
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こんにちは。 私は、頭が悪いので、単純に考えさせていただきます。 論点のすり替えが行われていますね、 だから矛盾を感じても、何ら不思議な事ではないと思いますよ。 >太陽のはなしは理想論のような気がします。 これは、あまり気にしないでも良いと思います。 この話の中では、 北風は、破壊・暴力を暗示し、 太陽は、恵み・優しさを暗示していると思います。 私は、人の心を開く事ができるのは、 「 誠意ある真心 」なのだと思っています。 誰かに、「 誠意と真心 」を込めて、 写真を撮りたいので、服を脱いでくれませんかと頼んだとします。 その気持ちが上手く、相手に伝われば、 服を脱いでくれる人が、いずれ出てくると思います。 しかし、これは効率が良い方法ではありませんね。 だから、北風のように暴力的に服を脱がすか、太陽のように、 平和的に、お金(恵み)を払って、服を脱がすようになるのです。 私は、好きな女性に、 誠意と真心を込めて、ラブレターを書いたことがあります。 「 これ、読んでください。 」とお願いしましたが、 速攻で、「 読めません。!! 」と、断られてしまいました。 これは、私の気持ちが、 彼女に上手く、伝わらなかったためだと思っています。 だからと言って、暴力やお金を使って、 彼女に私の気持ちを伝えたら、北風と太陽と同じ事になりますね。 つまり、何事も、無理やりやらせる、とか、 押し付けるのは、宜しくないということになります。 これを証明するために、ある実験が行われました。 虫歯の人を集めて、A・B・C のグループに分けます。 Aのグループには、 虫歯を放っておくと、命に関わることにもなると、 ガミガミ言って、恐怖心を与えて、歯医者へ行かせようとします。 Bのグループには、 虫歯は早く治療しないといけない、 放っておくのは絶対ダメと、Aより柔らかめに注意します。 Cのグループには、 虫歯は、痛くなるから早めに治療しましょうと、優しく言います。 この後、実際に歯医者へ行った人の割合が一番多かったのは、 Cのグループで、次はBグループ、ビリだったのはAグループでした。 歯医者へ 行かなければならないと思った人ほど、歯医者には行かない。 変な話ですよね。 こんな話もありますよ。 幅が10cmの平均台を、 地上から10cmの高さに設置し、ここを歩けと言います。 普通の人間なら、 誰もがこの平均台から落ちることなく、渡りきることができます。 ところが、この平均台の高さを、 なんと10mの高さに設置し、ここを歩けと言います。 言われた人は、 「 落ちてはいけない、落ちたら死ぬ。」と強く念じます。 しかし、この気持ちとは裏腹に、 高さ、10mの平均台から、落ちて死ぬ人が続出するでしょう。 落ちて死にたくないと、思えば思うほど人は平均台から落ちる。 これも、変な話ですよね。 実は、人間というのは、 自分の意思に対し、逆の行動をしてしまう習性があるのです。 これを、『 逆効果の法則 』と言います。 何かを押し付ければ押し付けるほど、人は逆の行動をとってしまう。 だから、人の心を開かせようとして、 押し付けるようなことしたら、『 無意味 』に結びつきます。 >人のこころを開くには、北風のように、押し付けても絶対に無理・・・と。 当然のことです。 >どうもこの類の話がこじつけの様に感じてしまうときがあります。 論点のすり替えをしているのですから、当然そう感じます。 >この話の真髄はどんなものなのでしょうか? 作者以外、誰にも分からないと思います。 私は、北風と太陽の話を持ち出す人は、質問者様に、 逆効果の法則のようなものを伝えたっかったのだと、推測します。
お礼
ご回答ありがとうございました。 返事が大分遅れてしまいました。 わかりやすい例ですね。 逆効果の法則は興味深いですね。 おっしゃるとおり単にこれを言いたかっただけかもしれません。
- cse_ri2
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私自身の経験から言えば、北風と太陽の話はそこそこ合っていると思います。 社会人生活を10年以上続けて、北風みたいな上司や顧客、また太陽みたいな上司や顧客もいました。まあ、後者は数えるほどしかいませんでしたが。 私自身、かなり我が強いこともあって(苦笑)、北風みたいなタイプの人とは全然そりが合わなかったですね。 上司や顧客という立場を利用して強くあれこれ言われると、感情的にカチンと反発してしまうのです。 まあ、一応社会人ですから最低限の仕事はしますが、上司の場合は人事で移動するまで極力接触しないようにし、顧客の場合はこちらから縁を切るように勤めてきました。 太陽タイプというか、人がよくて仕事の細かいことまで口を突っ込まない人の場合は、逆に伸び伸びとした心境で仕事ができたので、仕事の成果も比較的良かったような気がします。 ただ今から思うと、私はそういう人に十分恩を返してこれなかったなと思うことが、しばしばです。 若いうちはあまり厳しい上司に会わなかったので、後で厳しいタイプに出会ったときになって、始めて気づかされたこともいろいろありました。 それから人によっては、北風タイプの人の方がよい場合もあると思います。こういっては何ですが、あまり職場の環境が甘すぎると怠けたり不正を働く人もけっこういるのです。 こういうタイプは、厳しい人の下で働いた方が、組織のためにも本人のためにもよいと思います。
補足
ご回答ありがとうございます。 cse_ri2さんの御意見を伺っていてはっとした部分がありました。 実は私も頑固なところがあり、自分で決めたことでないとなかなか納得しない性分のようです。 私も社会人としてはもう10年以上たっていますが、特に以前いた職場はいわゆる大企業の関連会社でしたので、 それは北風のような上司や、いろいろな人間がおりました。 しかしそこで私なりに学んだことは、彼らは組織の中であえてそういう(北風)のような役割を演じているのでは、 と感じるようなことがあったからです。 cse_ri2さんのおっしゃるとおり太陽のような人ばかりだと現実その状況に流されてしまう人間が多数いることは否めません。 流されてしまうのは本人が悪いと言ってしまえばそれまでですが、それはいい悪いの問題ではなく、現実がそうであると思うのです。 もちろん当時は私もそういう上司には苦労したし、もっと部下を信用すればいいのにとか思っていましたが、 今振り返ってみると彼らから教えてもらったことはたくさんあり今となっては感謝しています。 だからなのかも知れませんが、人間関係などいろいろな問題に直面したときに、「北風と太陽の話にあるでしょ北風では人は動かないよ!」 などと軽々しくアドバイスをされると、いやそれは違うといいたくなってしまうのかもしれません。結局そういうアドバイスを言う人間事態が太陽のような人格を持ち合わせば、素直に聞けるのかもしれませんね(笑) 長文になってしまいました。 人生まだまだ修行の身です。
- onbase koubou(@onbase)
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北風も太陽も「外圧」でしょう。 北風は「強い風で服を吹き飛ばそう」としたのであり 太陽は「暖かい日差しで服を脱がそうとした」のです。 「外圧で無理矢理やらせようとする」のか「外圧によって自分からするように促す」のかと言うことの違いです。 無理矢理でもやらせられないことはないですが、反発を食らいますし、なによりも時間がかかります。 しかし、自発意志でやらせれば、反発もなく(少なく)、やる気も出るし、なによりも早く達成できる....急がば回れ、というのがこの話の主旨かと私は思っています。 「やって見せ、言って聞かせて、やらせてみて、褒めてやらねば、人は動かじ」 という山本五十六の言葉と同じでしょう。
補足
ありがとうございました。 外圧としての北風と太陽と解釈すればすっきりですね。 意味を少し取り違えていたようです。 ありがとうございました。
補足
シンプルでわかりやすい回答を ありがとうございました。 意味を少し取り違えていたようでした。