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至高の短編小説

皆さんのお勧めの短編小説を教えてください。 ジャンル、新旧問いません。 切れ味のするどいもの、 数ページでなけるもの、 何回でも読み返したくなるもの、 などなど個人的に好きな短編でかまいません、ぜひ紹介してください。 ちなみに浴びるように読みたい気分なので、できれば文庫化されているものだと助かります(お金が、、、)。 よろしくお願いします。

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noname#57154
noname#57154
回答No.4

自分が読んで「ああ、いいもの読んだな」と思ったものを…。 ◆川端康成「掌の小説」 川端は苦手とのことでしたので、お気に召さないかもしれませんが。 短編というよりは掌編で、ほんの数ページだけのものがたくさん収められています。 ◆宮本輝「幻の光」 「幻の光」の書き出しにぐっと引き込まれ、「夜桜」で宮本輝が好きになりました。 ◆夏目漱石「倫敦塔・幻影の盾」 幻想的な作品が好きなので、こういうのは大好きです。 ◆チェーホフ「退屈な話 六号病室」 チェーホフは大好きなので…。

hariusagi
質問者

お礼

沢山紹介していただいてありがとうございます。 いま、古本屋に行って探してきましたチェーホフだけは手に入らなかったですが、他は買ってきました。 特に掌の小説は122編収録となかなかのボリュームですね。 たのしみです。

その他の回答 (10)

回答No.11

こんにちは、初めまして。 夏なので、↓のようなお話は如何かなぁと思い、おすすめします。 ○「件」/内田百閒(筑摩書房刊『冥途』) ○「赤い部屋」/江戸川乱歩(新潮社刊『江戸川乱歩短編集』) どちらも「ちょっとおそろしいような気分」になると思います。

hariusagi
質問者

お礼

内田百閒はおもしろいらしいですね。探してみます。 わざわざ季節感にあわせたチョイスありがとうございます。 この質問も長くなってきたのでそろそろ締め切らせていただきます。 世の中にはもっと沢山の至高の短編集があると思いますのでまた同じテーマで質問作るときもあるかも知れません 本当にありがとうございました。

  • toast5
  • ベストアンサー率37% (239/638)
回答No.10

レイモンド・カーヴァーの「大聖堂」。新潮文庫の『CARVER'S DOZEN』 で読みました。これがどんな話か人に説明したことが少なくとも3回ありますが、 面白さは全く伝えられませんでした。説明不能、鳥肌ものの傑作。ちなみに春樹マニアの妻に 無理矢理読ませましたが、「地味で陰気でよくわからない」という感想でした。 太宰治の「満願」。これがどんなに美しい話か、人に説明したことは何度もあり、 誰に話しても「それは、いい話だねえ」と返って来ます。誰にも共感を呼ぶ傑作。 新潮文庫『走れメロス』に入ってます。

hariusagi
質問者

お礼

つくづく自分は外国作家に弱いということがわかりました。 >説明不能、鳥肌ものの傑作 これが短編小説の真髄だと思います。 読んでみたいと思います。 回答ありがとうございました。

回答No.9

“至高の短編小説”ならば、 北村薫「空とぶ馬」「夜の蝉」「朝霧」の“女子大生の私”シリーズ。    女子大生ものと馬鹿にできません。見事な推理、円紫さんと私の心温まる交流がなんとも心地よく、男の私にとっても永久保存版。 宮部みゆき「我らが隣人の犯罪」も永久保存版。表題作よりも“サボテンの花”が深い余韻で心地よい。  犬が主役の「心とろかすような」~マサの事件簿~もぜひ続編を書いて欲しい。 フレデリック・ブラウンの「真っ白な嘘」などの短編集は、ひたすら面白い。ストーリーテリングの名手と言われていますが、納得。 横山秀夫のたくさんある警察もの短編集もはずれがなく、唸るばかり。 真打ちは、亡き稲見一良さんの短編集!!  「ダックコール」「セントメリーのリボン」「猟犬探偵」など。  古き良き男の世界。思い出すだけで胸が熱くなる、珠玉の短編集です。

hariusagi
質問者

お礼

>北村薫「空とぶ馬」「夜の蝉」「朝霧」の“女子大生の私”シリーズ は自分も好きです。 稲見一良さんはまったく合ったことのない作家さんです。 探してみます。 回答ありがとうございました。

noname#37852
noname#37852
回答No.8

最近の海外の作家から。 『停電の夜に』ジュンパ・ラヒリ 現代的けれど文学的。純文学的だけれどつまらなくない(と言ったら純文学に何ですが)。 新潮文庫の100冊に入っています。 現代作家ですが少し前の作品。 『24・7』山田詠美 幻冬舎文庫 私はあまり恋愛小説を読むほうではないのですが、山田詠美は一時期随分読みました。 本書は恋愛小説集と言っていいのかわかりませんが。 南の島でラブラブの二人とそこにやってきた都会人で無粋な気取り屋さんとか、憎みながらも別れられない女房との人生とか、妻と仲が良いのだが密かにわだかまりを胸に秘めている夫の話とか。 (どよどよ暗くはありません。むしろドライな感じです) 古いのだったら太宰治『女生徒』 女性が主人公の独白もの短編集です。 男なのにどうしてこういう微妙さが書けたんだろうなあと思います。 (女心が解らない殿方は一度読んでみるといいかもしれない) http://www.amazon.co.jp/%E5%A5%B3%E7%94%9F%E5%BE%92-%E5%A4%AA%E5%AE%B0-%E6%B2%BB/dp/4041099021 不思議な感じなら村上春樹の初期短編集もいいかもしれません。 『回転木馬のデッド・ヒート』とか。 (人生を喩えているのですが、考えようによっては嫌な名前ですね 笑) http://www.amazon.co.jp/%E5%9B%9E%E8%BB%A2%E6%9C%A8%E9%A6%AC%E3%81%AE%E3%83%87%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%92%E3%83%BC%E3%83%88-%E6%9D%91%E4%B8%8A-%E6%98%A5%E6%A8%B9/dp/4061843192 http://www.silverboy.com/silverboy/haruki54.htm

hariusagi
質問者

お礼

>『停電の夜に』ジュンパ・ラヒリ 少しレビューを読みましたが面白そうです。読んでみたいと思います。 他は既読でした。 回答ありがとうございました。

回答No.7

短編と言えば名手「佐野洋」だと思っていたのですが 有名すぎて誰も紹介しないのか 私の認識が古いのか・・・ 私の感覚では、外れは無いので、 古本屋に行けば、浴びるように読めますよ。 ちなみに「推理日記」は小説では無いので間違えないでくださいね。

hariusagi
質問者

お礼

回答ありがとうございます。読んでみます。 ミステリー作家ですか? 以前のミステリーブームのときは見かけなかったような。 ちょっと古本屋で探してきます。

  • magura
  • ベストアンサー率27% (5/18)
回答No.6

例によって私は古典から。国木田独歩の『春の鳥』。もう45年以上のこと、おそらく小学校六年か中一のときに読んだ作品で、その後、読み返してはいませんが、清冽な衝撃を受けたことはいまなお、昨日のごとく覚えています。以前にもこの欄に書かせていただいたのですが、日本の心の拠りどころともいえる古典(近代文学)の名が挙がることがほとんどなく、淋しくかつ残念に思います。ことあるごとに、私はそれらの作品を紹介していくつもり。まあ、騙されたと思って一読をお勧めします。ひとことでいえば、悲哀しい少年のお話しといっていいでしょうか。

hariusagi
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 国木田独歩ですか、、、。 正直読んだことありませんね。 読んでみます。 確かにいつまでも近代文学には記憶に残るものが多いように感じます。 自分は現代ベストセラーから古典まで区別なく読みますが、原点というか頂点というかそういう存在はやはり志賀直哉の「網走まで」「剃刀」です。 また何か思いついたら教えてください。

回答No.5

短編集で思いつくのは、星新一さんですね。 さまざまな短編集を書いているので文庫本でたくさんあります。 なかでも僕のお勧めは『ボッコちゃん』です。 星新一さんの今まで書いていた短編集(ショートショートというらしいです)を自身で何篇か選んで入っている作品です。

hariusagi
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 確かに短編(ショートショート?)では星新一ははずせませんね。 自分も何冊かは読みましたが、まだまだ未読のものも多いと思います。 ボッコちゃんに関しては読んだ記憶がないので今度探してみます。

noname#70726
noname#70726
回答No.3

こんにちは。 以前、「人妻」という井上靖さんの短編を読んで、思わず「う~ん。。。」と、唸ってしまいました。たった1ページの、これ以上ないくらいの短編なのですが、その中に凝縮されたものは、深いです。ちなみに、私は以下の文庫本で読みました。 「魂がふるえるとき 心に残る物語-日本文学秀作選」 宮本 輝 編 http://www.amazon.co.jp/%E9%AD%82%E3%81%8C%E3%81%B5%E3%82%8B%E3%81%88%E3%82%8B%E3%81%A8%E3%81%8D%E2%80%95%E5%BF%83%E3%81%AB%E6%AE%8B%E3%82%8B%E7%89%A9%E8%AA%9E-%E6%97%A5%E6%9C%AC%E6%96%87%E5%AD%A6%E7%A7%80%E4%BD%9C%E9%81%B8-%E6%96%87%E6%98%A5%E6%96%87%E5%BA%AB-%E5%AE%AE%E6%9C%AC-%E8%BC%9D/dp/4167348179 他にも名だたる作家さんの秀逸な短編が多数おさめられていて、それぞれに味があり、またいつか読み直そうと思っています。 以前読んだときには、幻想的な不思議な世界に連れていかれた「片腕」(川端康成)、タイトルどおり日陰の身の女性を描いた「ひかげの花」(永井荷風)、妙にどきどきしながら読んでしまった「外科室」(泉鏡花)、などが特に印象的だったのですが、数年してもう一度読んだときには、また違う短編が心に残るんじゃないか、と思っています。 もしお気に召しそうであれば、どうぞ。 ご参考になれば幸いです。

hariusagi
質問者

お礼

ありがとうございます。 井上靖は天平の甍で感激した記憶があります。 非常に楽しみです。 正直、川端康成、永井荷風は一、二編読んで毛嫌いしていたのですが、今度は良い出会いになると期待してよんでみます。

  • mirori35
  • ベストアンサー率34% (218/635)
回答No.2

お礼有り難うございました。今泣ける作品を思い出しました。 浅田次郎さんの「鉄道員」(集英社文庫)です。 「鉄道員」は映画化されましたが、他の作品も泣けました。 自分のおかれている立場で泣ける作品が変わってくるかもしれませんが、私が一番感動したのは「うらぼんえ」でした。 http://www.amazon.co.jp/%E9%89%84%E9%81%93%E5%93%A1-%E3%81%BD%E3%81%A3%E3%81%BD%E3%82%84-%E6%B5%85%E7%94%B0-%E6%AC%A1%E9%83%8E/dp/4087471713 たびたびお邪魔してすみませんでした。

hariusagi
質問者

お礼

ありがとうございます。 鉄道員は昔読みましたが、やはり映画は原作には及ばないなぁと思った記憶があります。 浅田次郎さんはどれも読ませる作品ばかりですごいですよね。 またなにかどんなものでもいいので、思いついた作品があれば教えていただけるとうれしいです。

  • mirori35
  • ベストアンサー率34% (218/635)
回答No.1

有島武郎の「一房の葡萄」 http://www.aozora.gr.jp/cards/000025/files/211_20472.html オーヘンリーの「最後の一葉」 http://www.hyuki.com/trans/leaf.html ↑こちらでは「最後の一枚の葉」になっていますが、おなじものです。 この二作は号泣とは言えませんが、ジーンと来ます。

hariusagi
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 有島武郎の「一房の葡萄」は初めて読みました。 イメージの美しい小説ですね。有島武郎自体読んだのが初めてだったので今度、他の小説も読んでみたいと思います。 オーヘンリー短編集もひさしぶりに読み返してみようかな。