不利ですね~。でもディベートって不利な方がおもしろいと思いませんか?
中古で買おうという意識が新品購入を妨げメーカー利益を減少させます。
利益が減少すると、次回作の開発費・期間が減少しゲームのクオリティが下がります。音楽CDでしたら、いい物は確かに売ったりしませんが、ロープレなどは発売から一ヶ月もすれば、クリアしますし、二度とやらないので売ります。
家電製品でしたら、外見上は変わらなくても一年もすれば、消耗され価値は下がり同じ製品が中古と新品で並んでいた場合どちらを購入するかは悩むところです。
ゲームではどうでしょう。外見上、損傷がなければ、その価値が新品と比べ、どれほど下がっているでしょうか。同じ製品が中古と新品で並んでいた場合どちらを購入するでしょう。間違いなく、中古です。
また、すごいゲームを開発しようとすると当然莫大な開発費がかかります。
日本映画とハリウッド映画の差を考えれば分かりますね。
開発費については発売から一ヶ月後には中古市場に流れ出すため、新品市場が急速に縮小します。つまり、一ヶ月で販売可能な本数で得られる利益内に開発費用を抑えなければならないためクオリティに限界がきてしまいます。どんなすごいゲームだって一ヶ月では利益はたかがしれています。
利益減少は、たしかに企業努力でしょうが、良い商品を開発しても利益が伸びない
ことが、企業努力といえるのでしょうか。
次回製作費・利益=販売価格×販売数と簡単な数式をたててみたときに、同じ利益を出したい場合、販売数が頭打ちなら販売価格を上げることでしか、次回製作費を
増やす事ができないのです。このことが消費者の利益といえるでしょうか。
最後にメーカー間の正当な競争を阻害するおそれがあります。
ヒット作を次々と発売できる、メーカーだけではありません。メーカー間の競争は必要ですが、中古市場が加わると過等競争となり、淘汰が急速に進むことで、寡占市場を形成し、有益な競争がなくなります。消費者利益を考えるとある程度の数のメーカーが競争している状態が望ましいのです。
ということで思いつくままに適当に述べています。意味不明な部分もあるかとは
思いますが、その点はご了承ください。
勝算はかなり低いですが、ディベートは所詮ゲームです。楽しんで参加してきてください。