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国家権力が無抵抗な人間を殺害すること
私の友人が外国のメル友から以下のように言われたそうです。 国家権力によって無抵抗な人間が殺害されている国が、 平和憲法を持つ平和国家などというのはちゃんちゃらおかしい。 確かに、一理あるような気がしないでもないのですが、どう思われますでしょうか? ご意見を聞かせて下さい。
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- tara2001
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どんな理由があろうとも、無抵抗な人を殺すことは、大罪だと思います。 そんなことは、自明の理ではないでしょうか。 無抵抗な人を殺してもよい理由なんて、絶対にないと思うし、あってはならないと思います。 今から振り返れば、奴隷制度を容認していた人々の意識など理解できないのと同様に、 いずれは、死刑制度を容認していた人々の意識など、全くもって理解不能として受け止められ ることでしょう。 だいたい「死刑制度」がないと平和を保てない国家なんて、国家としてのレベルの低さを自ら 認めているようなものではないでしょうか? 今現在、死刑を実施している国は、独裁的色合い が強い国がほとんどではないでしょうか? そんな国々と同類と思われてもいいのでしょうかね(^^; よって、あくまでも個人的見解ですが、メル友さんのお言葉は尊重すべきだと思います。
こんばんは。 死刑制度はよく問題になっていますね。 さて、その外国人の方が死刑制度を廃止している国の方であれば、確かに死刑制度がある日本はそう見えるかもしれません。 しかし、日本は民主主義国家です。十分な議論がされているか否かはともかくとして(ここが問題になっているのですが)、現在の死刑制度はまだ、民意によって存在しているものです。国民が必要としていると感じている間は死刑制度というのは法制度上、妥当性を持ちます。また、平和憲法であるというのも、これも日本国民が総じて感じていることで、外交政策として戦争を放棄するとしていることです。 つまり、死刑制度と平和憲法というのは、切り離して考えるべきなのではないでしょうか。 死刑制度とは国内の刑罰の問題であり、国内の治安の問題です。平和(本来は安全というべきでしょうが)とは、戦争とのかねあいの言葉であり、戦争とは外交の一手段です。制度と外交戦略は同一線上では語れません。このことからも、その外国の方がいってることはあまり正しいとは言えないと思います。 死刑制度に関しては、長くなるのでその是非については割愛させていただきます(過去にも触れていますので)。
お礼
回答ありがとうございました。 >つまり、死刑制度と平和憲法というのは、切り離して考えるべきなのでは >ないでしょうか。 >平和(本来は安全というべきでしょうが)とは、戦争とのかねあいの言葉 >であり、戦争とは外交の一手段です。制度と外交戦略は同一線上では語れ >ません。 友人のメル友は、厳密な意味で平和憲法なり平和という言葉を用いているの ではなく、もっと軽い意味合いで、無抵抗な人間を殺害することが認められ ている国家に対して、" peaceful"という感情は抱けないという程度のものだ と思います。確かに、それはそれで、一理あるような気がしています……。
- SCNK
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私にとっては、前半部分も後半部分もチャンチャラおかしいですね。国家主権を理解していない方でしょう。
- hokuto_ds
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「死刑制度」のことですか。 それなら「平和憲法」とはなんの関係もないです。それは問題をなにもかもまぜこぜにした「言いがかり」のようなものですね。 死刑の是非はながくなるのでべつにして(過去質問にもいくつかあります)。 「平和」と「死刑」は共存しえます。それは「一般人を守るために犯罪者を裁く」ということであって、「国家権力が無抵抗な人間を殺害する」という言い回しだけではとらえられないものだからです。(一理ある、というのもわかりますが、それは感情的な「一理」でして、理論的な「一理」ではないです) ゆえに「ちゃんちゃらおかしい」ということにはならないです。そもそも死刑の存在理念としては「犯罪の抑止力」なので、「平和を保つ」ために死刑は存在しているわけです。 死刑制度に反対なのはけっこうですけど、平和憲法にまでいちゃもんつけるのは、戦争というものを甘く見過ぎ。同じレベルでとらえるのがそもそものまちがいの元だと思うのですが。
お礼
回答ありがとうございます。 >そもそも死刑の存在理念としては「犯罪の抑止力」なので、「平和を保 >つ」ために死刑は存在しているわけです。 先進国で死刑制度が残っているのは日本とアメリカくらいのものだと聞いています。 死刑制度を廃止した先進諸国は、「死刑に頼らなくても平和は保てる」と判断したの ではないでしょうか? その判断が明確な誤りであると断定することは難しいと思え るのですが。
- crimson
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>国家権力によって無抵抗な人間が >殺害されている これが何を指すのか、というのが今ひとつ見えない ですね。 「死刑制度そのもの」なのか、「冤罪による死刑」 なのか、それとも他の何かなのか…。 それがハッキリしないと何とも言えませんが、少なく とも単なる「死刑制度」の意味であれば、自分として は同意できません。
補足
回答ありがとうございます。 単なる「死刑制度」という意味のようです。
お礼
回答ありがとうございます。 >今から振り返れば、奴隷制度を容認していた人々の意識など理解できない >のと同様に、いずれは、死刑制度を容認していた人々の意識など、全くも >って理解不能として受け止められることでしょう。 そうですねえ、いずれは、死刑制度も奴隷制度と同様な末路をたどる可能性 が高いかもしれませんね。現時点で私は、死刑制度にはプラスとマイナスの 両面があると思っていますが、世界の流れからいっても、やがて死刑制度は、 過去の遺物になってしまう可能性が高いように思えます。