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ミニチュアダックスフンドの赤ちゃんの後ろ足の問題とヘルニアの兆候について
- ミニチュアダックスフンドの赤ちゃんに後ろ足の問題はよくあることでしょうか?歩く時に若干後ろ足をすべらせているように見えます。
- ミニチュアダックスフンドは椎間板ヘルニアになりやすいと言われていますが、赤ちゃんにも先天的な兆候があるのでしょうか?
- ミニチュアダックスフンドの赤ちゃんを初めて飼うので、選び方のポイントを教えていただきたいです。
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おはようございます。 追加補足させて頂きます。 実は私は暫くの間「勉強するつもり」で、ブリーダーさんの元で働いていた事があります。当初は何も判らない状態で働いていましたので「ブリーダーの仕事って、こんな事なのか」と思って仕事をしていました。当然、様々な犬種の交配や出産、産まれたばかりの仔犬の様子なども実際に見て来ています。中には出産に耐えられずに死んでしまう母犬もいますし、早産のために成長しきっていない仔犬(肉の塊に過ぎません)や産まれても数分、数時間、長くても数日で死んでしまう仔犬達、産まれても母犬に噛み殺されてしまう仔犬達や他の犬に食い殺されてしまう仔犬、母犬に踏み潰されてしまう仔犬達や障害を持ったまま産まれて来る仔犬等々、様々な悲惨な現実も現実に起こっています。 もちろん殆どの場合は、ちゃんと出産され元気に育っています。そこのブリーダーさんの所では、小型犬から大型犬まで、様々な犬種を飼育していました。ミニチュア・ダックスフンドもたくさんいました。 生後2ヶ月といいますと、一般的には販売に回されてしまう時期です。ペットショップの店頭などで展示されている仔犬達は、ほぼこの時期の年齢の仔犬達です。 考えてみて下さい。ペットショップの店頭で、このような動きをするミニチュア・ダックスフンド(他の犬種にしても)を見た事、ありますか? おそらく見た事はないと思います。それにこのような動きをする仔犬を展示しても、誰も買ってはくれないでしょう。 まして「生後2ヶ月弱」との事。その仔犬は「売り物にならない」仔犬なのです。何とかして「処分したい」仔犬なのです。ただ「殺すには忍びない」とは考えられているようで、それで誰かに譲ろうとしているのだと思われます。 私は生後2ヶ月前後のミニチュア・ダックスフンドの仔犬で、このような動きをする子には出会った事はありません。生後2ヶ月位ですと、元気に普通に動き回っています。好奇心も高く人も好きなので、手を出すと元気に寄って来ます。元気な仔犬だとケージをよじ登ろうとする仔犬もいます。 こういった経験から考えても、今回の譲渡はお受けにならない方が、あなたのためだと思う次第です。 「私が引き受けなかったら仔犬はどうなるの?」と心配されるとは思いますが、おそらく他の人を探すか、誰も見つからなければ、手元で育てて「繁殖用」に使うものと考えられます。ただ雄ですから、足腰の弱い子は「種犬」としては使いものにならない、という現実はありますので、たぶん自分の「ペット」として育てるのではないか、とも想像出来ます。 因みに、私もブリーディングに関して自分なりに経験し勉強し、他のブリーダーさんとの出会いなどもあり判った事なのですが、私の働いていた所は「ブリーダー」ではなく「繁殖屋」だったのです。 「ブリーダー」とは、自分の惚れた(好きな)犬種(大体は一犬種、多くても数犬種)犬のみを扱い、交配も計画的に行っています。また産まれた仔犬の中に遺伝的・先天的な疾患を持った仔犬が産まれて来た場合は、同一犬(雄と雌のペア)同士の交配は行いません。 そうやって各犬種特有の遺伝的・先天的な「マイナス要因」を減らして行く努力もされています。各犬種から「優良な仔犬」が産まれて、その犬種が将来的には「健康な犬として存続する」ように交配を行っています。 「繁殖屋」の場合は、そのような事は「微塵」も考えていません。とにかく雌が交配出来る状態になれば交配させる。その雌と交配したがる雄がいなければ、他の犬種と掛け合わせてでも交配させる。この結果産まれて来るのが「純血種と純血種との異種交配による雑種」です。 その中に遺伝的・先天的疾患を持った仔犬が産まれようが関係ありません。とにかく「数を産ませる事」を目的として交配させています。 酷い繁殖屋ですと、問題を持って産まれた仔犬は「治療してみる」と称して殺してしまいます。そんな仔犬は「売れないから必要ない」からです。ペットショップでもオークションでも、誰も買ってくれないからです。 あなたのお知り合いの方は、ここまで酷い方ではないと思います。きっと優しい気持ちを持っている方だとは思います。(思いたい、かな?) でも現実は、このようなものなんです。 またミニチュア・ダックスフンドはカラー(色)の掛け合わせに「タブー」がありまして、この「タブー」を破ると「ダップル」と呼ばれるカラーの仔犬が産まれる事があります。でも多くの場合は死産か未熟児・奇形児として産まれます。仮に生き続けたとしても、非常に短命です。「良識のあるブリーダー」であれば、このような事は行いませんが「繁殖屋」は行います。何故か?「ダップル」というカラーが高く売れるからです。何回かの内、一頭でも「生き残り」が生まれれば「ラッキー」な訳です。その仔犬が短命で亡くなろうと、自分達には関係ない事です。高く売れれば、それでいいんです。 私もミニチュア・ダックスフンドのブリーダーを目指していたのですが、あまりの難しさに、情けない話ですが、挫折してしまいました。簡単には扱えない犬種だったのです。 今は他の犬種のブリーダーを目指して、色々と調べているところです。 自分が惚れられる犬種でないと、ちゃんとしたブリーダーにはなれませんから、今は慎重に色んな犬種の事や、犬種固有の病気などについて勉強中です。 長々と書き連ねてしまいましたが、この仔犬はやはり引き受けない方が良いと、私は思います。そして「どうしてもミニチュア・ダックスフンドが欲しい」のであれば、信頼出来るブリーダーさんを探し、その方から購入される事をお勧めします。
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- isora99
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こんにちは。 >その子犬を見せていただいたのですが、親犬も元気そうで子犬も元気なのですが、他の子犬にくらべ、歩く時若干後ろ足をすべらしてしまっているように見え(見たのが短時間だったのですが)それだけが気になってしまいました。 飼い主の方にもその事をお聞きしましたが、親犬も後ろ足の関節が柔らかく、足を広げて寝るそうで、その子も歩行に問題はないとの事です。 ◎ミニチュア・ダックスフンドの仔犬は、生後2ヶ月位でしたら普通に歩けます。元気な仔犬でしたらピョンピョン飛び回るほどです。 歩く時に、後ろ足を滑らすようにしているのは「普通」ではありません。 産まれ付いての障害を持っていると思われます。「親犬も後ろ足の関節が柔らかい」との事ですので、遺伝的なものでしょう。 最終的にはご本人が決める事ですが、私個人としては「譲り受けない事」をお勧めします。元々「椎間板ヘルニア」に罹り易い犬種です。 この仔犬は先天性・遺伝性の「膝蓋骨脱臼」http://www.eepet.com/dog/archives/byoumei/107.html か「股関節形成不全(一般的には大型犬によく見られますが、小型犬でも発症します)」http://www.pwpwp.com/sick-dog/klmn/k02.htm の疑いがあります。 また後ろ足を滑らすような歩き方をしているという事は、明らかに後肢に問題を抱えています。将来、成犬になった時に、自分の体重を支える事すら出来ず「椎間板ヘルニア」や「関節関係」の病気になってしまう可能性が高いものと思われます。 ミニチュア・ダックスフンドは、繁殖屋や素人繁殖家達による「乱繁殖」のために、正常な仔犬の出産率は非常に低くなっています。 実際、大きな動物病院を覘いて見れば「まともに歩けない(後ろ足を引きずっている)」ミニチュア・ダックスフンドを嫌というほど目にする事が出来ます。 もし、ミニチュア・ダックスフンドを手に入れたいのであれば「信頼の出来るブリーダーさん」から購入される事をお勧めします。 ペットショップや素人繁殖家、繁殖屋からは、まともな仔犬を手に入れる事は、まず望めないと思って下さい。 この仔犬は諦めた方が、あなたの為です。 「可哀相だから引き取ってあげる」などと安易にお考えにならないように。 「それなりの覚悟を持って育てる」意思と根性があり、絶対に後悔しないと自信を持っていらっしゃるのでしたら、何も申しません。
お礼
ありがとうございます。ホームページもよく読ませていただきました。短時間しか見ていなかったせいもあり、はねたりしている姿は見られませんでした。もう一度見せていただくことにはなっておりますが、お教えいただいた事を参考に、よく確認してきたいと思います。初心者の私どもが安易に引き取る事は、子犬のためにも、今の飼い主の方にも申し訳ないと思いますので、充分納得した上で決断したく思います。詳しいアドバイスをありがとうございました。
- cyoco-co
- ベストアンサー率22% (599/2611)
うちも2匹のダックスを飼っていて今までで3匹飼っています。 今一番若い(1歳になったばかり)子は4ヶ月でうちに来ましたが その時なんとなく他の犬と比べて後ろ足の歩く感じや立ってるときの 感じが違う気がしました。 ブリーダーさんに聞いてもまだ骨が柔らかいので・・・みたいなことを言われましたが 普通に歩いたり飛び跳ねたりはしますが高くは跳ねません。 お尻をペタンとつけて座れたりしていましたが成犬になってもおしっこのポーズは他の犬と違います。 オスですが足は上げませんが普通は四つんばいでおなかだけ腰を落としてするのがうちの子は腕立て伏せというか自衛隊の歩腹前進のようなポーズでします。 ですのでお腹から尻尾まですぐ濡れてしまいます。 ポーズを直すには普通の人では無理だそうです。 個性と思って諦めては居ますが・・・。 足を伸ばして仰向けで寝たり大の字で寝るのはダックスでは普通なことかもしれませんね。 うちも3匹ともしましたし。 飼うときに歩く所、走る所、跳ねれるか(軽くでも)などを見たらどうですか? ダックス自体は腰が弱いのでヘルニアとか気にしないといけないので普段は階段の上り下りも気をつけないとだめですが元気かどうか見るのに しゃがんだ状態でひざにピョンと前足をかけてくるとかぐらいは見た方がいいかもと思います。 あとは元気で 尻尾振り振りの犬がいいと思います。 性格もありますがダックスって以外に頑固ですよ。 ですが飼い主には従順ですし 愛嬌たっぷりで可愛いです。 成犬になった時の大きさは親犬を見て同じくらいと思った方がいいかもしれないです。 爪や鼻が黒とか鼻が濡れているかとか注意したらあとはオスなら睾丸が確認できるかとか。 うちの最初の犬は睾丸が降りていないのを譲ってくれた人が教えてくれませんで後でそういう病気だと知りました。(初めて飼ったダックスでそれから勉強はしましたけど) 尾曲がりだけ強調されていたのですが睾丸の件以外はとてもかしこくいい子でした。 尻尾が上向きな子のほうがいいと思います。 下がってる子って臆病でいつもお腹に尻尾が来ててトイレのときに濡れたりして大変ですよ。 尻尾が上向きで元気に振ってる子がいいと思います。
お礼
ありがとうございます。その子も尾まがりでしたが、尻尾はふりふりでした。私自身もう少しポイントをしぼって観察できるくらい他の子犬を見てから行けばよかったのですが、今回はちょっと突然な事だったので、ただ漠然と見てしまったような気がします。先方さんはとても親切な方で、またいつでもどうぞ、と言ってくださっているので教えて頂いたことを参考にしながら、もう一度よく観察させてもらってきます。
- harepanda
- ベストアンサー率30% (760/2474)
ダックスフンドは、胴体の長い体型から必然的に、歳をとって太ると椎間板ヘルニアになりやすいです。特別な現象ではないので、太らせないように気をつけることが大事です。 それから、ダックスは人間でいう横座りをしますので、左右で後ろ足が非対称なのも、わりとよくある話です。左右に良く開いても不思議はないでしょう。気になるなら、親が寝ているところの写真を見せてもらえば同でしょうか。 それよりも、好奇心が旺盛か、元気に人間によってくるかという点を気にしたほうがいいと思います。
お礼
お礼が遅くなりまして申し訳ありません。まだ母犬のお乳を吸いに行く状態で、人間にすごく興味があるようにも思えませんでしたが、特に元気のないようにも思いませんでした。親の寝姿の事も含め、もう一度見せていただくようにしています。ありがとうございました。
お礼
この度は色々教えていただき本当にありがとうございます。大変参考になりました。再度子犬を見せて頂いたのですが、普通に歩く姿も見受けられ、常に足を滑らせているわけではないのですが、もう一匹の引き取り手の決まった子犬に比べると、やはりどこか足元の不安定な感じを受けてしまいました。恐らく大きさのせい、成長具合のせいもあり、異常ではないのだと思うのですが、以前書きましたように私共も初心者である上に、犬を飼う予定があったものの、今回は突然の事で、このように勉強不足であったため、大変申し訳なく思ったのですが、お断りいたしました。先方さんはすごく信頼のおける方だったので、失礼かとは思いましたが今回譲りうける自信のない本当の理由もお伝えしました。期待させてしまった飼い主さんにも、その子犬にも今は申し訳ない気持ちでいっぱいですが、この度は自分の不勉強を反省するしか仕方ありません。本当にご親切にいろいろアドバイスいただきありがとうございました。またよろしくお願いします。