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受験時の年齢
今現在23歳で、大学教授を目指しているのですが、卒業後、学部の再受験を考えています。卒業予定は文系、再受験も文系なのですが、受験時の年齢、経歴による差別というものはあるのでしょうか? 以前に群馬の医科大学に対して、年齢による差別を受けたと言われている人が訴訟を起こした事がありましたが、それが文系にも当てはまるのでしょうか?今までそういった差別があることすら知らず、友人に聞いてもよくわからないと言われました。 どうかよろしくお願い致します。
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- sarute321
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私は医学部生ですが、知り合いの、京都大学大学院の文学部の教授の奥さんから話を聞いたことがあるので、聞いた話をお知らせします。 文系では、まず大学院を卒業しても(yossyさんは、学部受験かもしれないですが)、まず就職が全くないそうです。また、教授の下には、助手、講師、助教授などのポストがあるのですが、助手は○○歳まで、講師は△△歳まで、という年齢制限があるそうです。また、○年契約になるそうなので、その契約が終わると新しい就職口を見つけるために、奔走しないといけないそうです。 大学に研究ということで残るだけでも、相当大変だ、という話を伺っています。あとは、これは会社のヒエラルキーでも同様ですが、ポストの数が少ないため、年数勤めていれば、必ず登り詰められる、というものでもないようです。 でも、論文などで学会誌に載るような業績を挙げられれば、どこかの大学の教授になれる可能性はあると思います(教授は、各大学で募集をかけていると思います。)。
医者の場合、卒業後研修を経て医者になる訳ですが、一人前になるまでには研修を終えてから長い時間がかかります。歳をとってから医者になられても成熟する前に肉体的な衰えがきてしまい、使い物にならなくなります。ただでさえ医学部は6年制なのだから、入学時の年齢には一定の若さが求められます。医学部受験に年齢制限があるのはその為です。 文系学部なら受験で年齢制限を課される事はまず無いでしょうが、教授を目指すなら苦労します。ただでさえポストが減っていますし、ポスドクの就職率も悪いので、文系の院進学は危険が高いのです。教授を目指すならまず講師として採用されるでしょうが、その採用率さえ低いのです。年齢の心配は要りませんが、素質を認められるか目立った業績を残さなければ教授にはなれないのだという事は心に留めて置いてください。
「調査書を点数化」や「面接点数化」あるいは「面接で不合格になることもある」と要項に書かれた大学は避けたほうがよいかもしれません。 群馬大学医学科ですが、面接で不合格にされたようです。(基準が全く不明な点が気になります。)訴訟に踏み切ったのは電話で年齢のせいと大学側から言われたことが原因のようです。また、千葉大学医学科では面接に300点を課すようにしたところ、合格者の年齢が若返ったらしいです。
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回答ありがとうございます。勉強になりました。面接のあるところは避けたほうがよさそうですね。もともと面接は苦手なのでちょうどよさそうです。
お礼
丁寧な回答、本当にありがとうございます。狭き門であることは理解しているのですが、私の健康上の理由で普通の就職ができません・・・。 なんとか母校で教授となるようがんばります!