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動物病院に鳥を連れて行ったら、そこにいた猫に噛み殺されてしまいました
はじめまして。 質問に目を通してくださってありがとうございます。 長文ですがぜひご一読くださいますと幸いです。 今日、こんなことがありました。 午前中、大型台風のなか外を歩いていると、 小鳥(おそらくすずめの雛)がずぶぬれになって、 歩道で凍えて死にそうになっていました。 さすがに見捨てるわけにもいかず、拾い上げてタオルで包んで、 最寄の動物病院を探して、とりあえず救助することにしました。 まずは近所の動物病院を調べて電話で事情を説明したところ、 「あなたのペットとして治療することならできます」とのことだったので、 あくまで私のペットとして治療を受けさせようと、 その動物病院に連れて行くことにしました。 最初は手の中でピーピーとおびえていた小鳥も、 タオルのなかでだんだん落ち着いていく様子が、 文字通り手に取るようにわかりました。 しかし小鳥は手の中でカタカタと寒そうに震えていて、 なんともかわいそうな気持ちでいっぱいでした。 病院に着き、電話で相談した者だということを告げ、 さっそく看てもらおうと看護師に小鳥を渡したところ、 看護師がうっかりして手から逃がしてしまい、 小鳥は弱弱しく羽ばたきながら床に落下していきました。 そこに運悪く猫がいて(おそらく治療中の猫でしょう)、 猫は本能的反射からか、その小鳥に噛み付いてしまいました。 看護師は小鳥を助けようと猫の口から小鳥を外したものの、 すでに小鳥は絶命していました。 一瞬のことではありました。 助けようと病院に連れて行った矢先に食い殺されてしまったのはあまりにショックで、 私も最初はショックのあまり口を利けませんでしたし、 一緒にいた連れも取り乱して号泣するありさまです。 私は呆然として「こんなことあるのか、どうしてくれるんだ」と言ってみたものの、 病院側は「スイマセン」を連呼するばかりでしたし、 ここで騒いでも小鳥が生き返るわけではないし、 仕方なくあきらめて、 「手厚く埋葬すること、指定の動物霊園に埋葬すること、埋葬が終わったら詳細を連絡すること」 という約束をして、連絡先を渡して帰ってきました。 埋葬が終わったら、また小鳥に逢いにいこうかと思っています。 しかし気持ちはどうにも納得がいかず、整理もつかず、 今日一日ずっとモヤモヤした気持ちになってしまい、 さらには、病院の不手際を責め立てたい気持ちが出てきてしまいます。 ここで質問したいのは以下のふたつです。 ひとつは、変な質問かもしれませんが、この納得のいかない気持ちを整理する方法はないでしょうか。 私が見つけて保護などしなければ、もっと生きられたかもしれない命を、 私が見つけたばかりに殺してしまったともいえるわけです。 そこには責任というか、小鳥に対する自分なりのミスを感じます。 そういうモヤモヤした気持ちを整理する考え方がもしあれば、 ぜひ教えていただきたいのです。 もうひとつは、自分のミスもさることながら、 やはり病院側の不手際をキチンと叱りたい気持ちがあるので、 正式に苦情を申し立てる方法はないのだろうか、ということです。 もちろん、この件でお金を取ろうとかそういう気持ちはありません。 ただ病院側に「やばいトラブルだったけど、あきらめのいい人でよかった」みたいに思われて、 ただホッとされて終わらせるのがなんだか嫌なのです。 そういう不手際を報告するような受付窓口があったら報告したい気持ちでいっぱいです。 どんなご意見でもけっこうですので、 ご教授くださいますと幸いです。 よろしくお願いいたします。
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質問者が選んだベストアンサー
この質問を読んで、質問者さんの温かい心と、不幸な小鳥の運命に目頭が熱くなる思いです。 見ず知らず(という言い方が適当かは判りませんが)の小鳥に心を痛めておられるということで、少しでも力になればと思い回答させていただきます。 ○質問1 「自分が病院に連れて行かなければ・・・」という自責の念に駆られておられるようですが、そんな事はないですよ。 不幸な事故ではありますが、その小鳥はそうなる運命だったのだと思います。 仮に質問者さんに拾われることがなければ、雨の為体温を奪われてそのまま命を落としてしまったのではないでしょうか。 もしそうだとするならば、誰にも助けられることなく一人(一羽)ずぶぬれで凍えながら死んでいくよりは、質問者さんの温かい心に触れて天国に旅立ったその小鳥は幸せだったのではないかと思います。 ですからどうか自分を責めるようなことはしないでください。 その小鳥もきっと感謝してますよ。 ○質問2 確かの今回の不幸な事故は看護師のミスが発端です。 きちんと小鳥を持たなかった事、周りに猫など他の動物が居るのだからもし手から離れたらそうなる危険性が十二分に判っていたはずである事。 どちらも単純なミスとは言い難いです。 今後その病院及び看護師が同じようなミスを犯さないためにも、しっかりと肝に銘じてもらう必要がありますね。 その病院が日本獣医師会に所属している場合ならば以下の相談窓口もあります。 ■日本獣医師会 獣医療問題相談窓口 TEL:03-3475-1601 ※獣医師会に所属している動物病院・獣医師のみ対象 ともかく元気を出してくださいね。 お連れさんのケアも忘れずにお願いします。
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- tabi2007
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自分は全く正反対です・・・。 野生の鳥については、一羽で死んでいくのが通常であり、 野生の鳥が人間の温かい心に触れて幸せだのなんてことは寝言以外の何者でもないと思います。 人間が自分のした行為をなんとか正当化・美談にしようと無理矢理こじつけているにすぎません。 でもまあ、それでいいんじゃないでしょうか。(感情むき出しの腐女子からはひんしゅくを買うでしょうけどね) 今回のことで、雨に打たれるスズメは可哀想で、スズメに食われる虫はなぜ可哀想じゃないのか 生態系とは野生とは何なのか、そういうことを考える糧にすればいいんじゃないでしょうか。 あと、看護師とやらの不手際もさることながら、鳥類を手渡しは慣れていないと難しいですよ。特に小鳥類は変な持ち方しただけで致命傷になります。 もし、あなたがケージか箱に入れて渡し、診察しようと取り出したところをネコにやられたのなら、糾弾してしかるべきです。 しかし、ペットとして治療を受けるということは治療費入院費の自己負担はもちろん、 元気になったら獣医師や都道府県の指導に従って放鳥まで責任をもって行い もし治療の甲斐なく死んでしまっても死体を引き取りにきて埋葬すると言うことでしょうから その熱意はすばらしいと思います。
お礼
回答ありがとうございます。 一度保護して、わずかばかりでも情の移った動物が 目の前で死ぬのはやはり気分が悪いものです。 鳥が青虫を食べるシーンを見ても、 青虫に対して何の感情移入もありませんが、 自分が飼育した青虫が食べられたらやはり気分が悪いでしょう。 そういうことです。 この点において、保護した鳥はただの鳥ではなくて、 「自分と縁があった鳥」であるわけで、 それは通常の野鳥とはすでに意味が違っています。 その意味の違いがおわかりにならないのなら、 せっかく回答くださったのに申し訳ございませんが、 何をどう説明しようとも私のモヤモヤをご理解いただくことは不可能でしょうし、 tabi2007様におかれましては、ただの寝言にしか聞こえないことでしょう。 いささかセンチメンタルに過ぎる考えかもしれませんが、 縁のあった命を大切にして生きていくことは、 生きるうえでけっこう必要なことなんじゃないかと思います。 あらゆる命が並列・同列というならば、自分の生きている意味すら 不明瞭になりそうです。 当然ながら、入院費治療費、その他の費用は一切負担するつもりでした。 そうでないと病院も受付すらしてくれないでしょうし、 お金の負担をしたくないのであれば、保護能力がないということです。 わずかばかりでも、保護した鳥に感情移入があった以上、 治療費の自己負担は苦ではありませんし、 放鳥、あるいは埋葬も、まったく苦ではありませんし、 我ながらそれほどの熱意というわけではありません。 至極当然の流れです。 ふと出会った鳥に対する感情移入そのものがご理解いただけない tabi2007様にとっては理解不能な感覚かもしれませんし、 猛烈な熱意に見えるのかもしれませんが。 私の手から看護師の手にわたった以上、 それ以前が手渡しであろうがケージであろうが、 あまり区別する意味はないと思います。 持ち方が難しいというなら、猫のいないところで持てばいい話です。 私は残念ながら鳥への知識が欠けていますが、 相手は専門家であり、その専門性に対して鳥を預けるわけであり、 お金を払う用意があるわけであり、 そこに素人レベルの難易度を勘案しても意味がありません。 回答ありがとうございました。
- bouhan_kun
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心中お察ししますが、あえてドライな返答を。 まず、野鳥を保護しても、無許可で飼育することは法に違反します。そのような状況下で、あなたが所有権を主張することはできません。(所有物なら治療云々といった獣医の真意が掴みかねますが、おそらく、治療費はらうならといった意味では) で、その上で、何があろうと、所有権がない以上、病院を訴えることも、何かを約束させることも不可能です。 まあ、病院の管理ミスといえばそうですが、状況的に不可抗力でしょう。あなたの所有物であれば、器物損壊でそれなりの訴えは可能ですが、管理体制不備による慰謝料や、まして精神的な慰謝料となると、かなり難しいと思われます。野生種を法要すると言うだけで、過分な対応と思われます。
お礼
回答ありがとうございます。 飼育することを前提としていません。 保護して体力を回復させて、野に放せるなら放すことがベストですし、 私も飼育という面倒なことまで進んで引き受けたいと思うわけでもありませんし、 そこで所有権を主張するつもりもありません。 便宜上、私が飼い主という立場を取らなければ医療行為を施せないというなら、 あくまで便宜上、飼い主になるというだけです。 この点において法に触れるとはとても思えません。 私の文章が適切でなかったのかもしれませんが、 訴えるというよりも、きちんと叱りたいというだけで、 司法にゆだねたいのならその手順は存じております。 また、この点は明記しておりましたが、 金銭を受け取ろうという意思はまったくありません。 回答ありがとうございました。
No.1の方の書かれている事と気持ちが近いので、そう書く事はないのですが、心中を察すると何とも言えない気持ちになります。 まずは、No.1の方も書かれてますが、その小鳥は放って置かれたら死ぬ運命にあったという点で、あなた自身に呵責を問う必要性はないと思います。 お気持ちは察せられますが、死というものを前にした時、生物のあり方として、凍え死ぬも、かみ殺されるも、そうたいして違いない事である、という自然界の流れを考えてみてください。無理な事を言ってしまっているかもしれませんが、都会の中にあっても、忘れがちですが、鳥やその他の小動物は、そのような食物連鎖の中にいる事は間違いないことです。そういう意味で、死の形はそう大きな意味を持たないという事でもあります。 あなたが気に病まれていること、その中に自分が介入しているという点については、あなたは小鳥のために精一杯の事をしてあげていたという事、これは大変小鳥にとっても大きな事であった思います。鳥であっても温もりを感じられる事はありがたく、穏やかになれる時間であった事と思われます。そういう意味では、ある意味母の温もりを得られたと小鳥には思えた事と思います。それは小鳥にしてみれば感謝以外になかったでしょう。ゆえに、そこは悔やむ事では全くないという事なのです。むしろ、小鳥にとっては感謝する所であるのです。それだけの事をしてあげられたあなたは、素晴らしい事をしてあげたと皆思うはずです。あなたのそういった暖かさや、優しさが、今回の様な事で陰る事がないように皆心配する所です。もちろん小鳥もそうでしょうね。 看護師のした事は、余りの不手際と言える物だと思います。状況的に下に猫がいて、他に何かがいて、というのがあるのはわかっているのですから、そこで落としたりした時にはどうなるか察して当たり前でしょう。それができなければ獣医看護師としての資格はないとも言えるものだと思います。 そこをなぁなぁで終わらせないためには、あなたが毅然とした態度で言う事を言う必要があるでしょう。それによって自分と、お連れさんの気持ちがグシャグシャにされてしまったのですから。善意を棒に振られてしまうというのは大変な事です。そこは改めて気持ちを医院に伝えるべきでしょう。もちろん看護師にも再度伝え、事の重大さを認識できているかを確認する必要はあると思います。 そのような事があった後で辛い所ですが、自分の気持ちがそこでこだわりとして残ってしまわないように、できるだけ意思と気持ちを表明して誠意を示してもらう必要があると思います。自分ために、というもの大きいです。もちろん小鳥にためにも。 でも、それをやり終えた後に、もし、その医院ならびに看護師がきちんと反省の意を示し、誠意を示したのなら、それ以上責める事はなされないようにする事も大事だと思います。本当に反省しているのなら、看護師はその過ちを強く後悔していると思います。誰にでも過ちはあります。その後悔の中にいる人までに鞭打つような行為は己を損なう行為であると思えます。心にひずみが生まれると思います。また、その看護師も、あるいは恨み、あるいは何かを失うかもしれません。そこまでの事はなされないように、と、そういう事をされる方とも思えないですが、これはほんの老婆心です。 不幸な形となってしまいましたが、あなたは最後まで小鳥のためを思って行動していた事に変わりなく、あなたの助けようとする気持ちこそが素晴らしく、たまたま、このような事になりましたが、それは、あなたの行為の素晴らしさを、いささかも陰らせるものではありません。小鳥もあなたの温もりを得られたのです。とても幸福であったと思います。自然の摂理の厳しさを考えれば、そのような幸福は、そうなかなか得られる物ではないのです。小鳥にすれば感謝以外にないでしょう。 なかなか気持ちの整理できる物ではないと思いますが、世界には止められない流れもあるという事に留意してもらえれば、そこの過程にこそ意味があるのだと思えるのではないかと思います。 世界に転がる不条理、それを思うと、その中でどれだけ何かをし得るかが大事な事であると気付く事も出来ると思います。 小鳥の冥福を祈ります。 では、お元気で。
お礼
とても丁寧なご意見、本当にありがとうございます。 何度も何度も読み返しました。 ありがとうございます。 おっしゃるとおり、 「世界には止められない流れもある」のですよね。 こうしている間にも、私のあずかり知らないところで すずめの小鳥は何羽も死んでゆき、誰にも気づかれないことでしょう。 あのまま放置していても、生き延びたかもしれませんし、 雨に打たれて死んだかもしれませんし、猫に食べられたかもしれません。 しかし私が拾い上げたことが、小鳥にとって何がしかの意味があるならば、 あの瞬間だけでも助ける意味はあったのだと思えるようになりました。 だからこそ、ほかの動物は誰にも知られず死んでいくとしても、 目の前の動物を助けることに意味はあるのだとも理解できました。 過程にこそ意味があるというお言葉はとても身に染みました。 ありがとうございます。 このサイトに質問して本当によかったと、改めて思えました。
- sui-00
- ベストアンサー率0% (0/2)
5年前、私の不手際でペットの兎を殺してしまいました。 現在同じような境遇におかれている質問者さんの辛く、整理のし難い気持ちがなんとなくですがわかります。 気持ちを整理するにはとにかく、考え抜いて心のすみに保留させておくことしかないと思います。消化させることも、ましてや答えを出すことも不可能な問題です。たびたび思い出しては辛い気持ちと後悔とにさいなまれてやりきれなくなりますが。完全な整理などつかないのでしょうかね。 そして、私も動物病院側に言いたいことがありました。連れていった病院で兎は一泊させることになったのですが、環境も考えずてきとうな部屋に入れられ、衰弱しきっていたのです。病院側の責任もあるのではと疑いました。このような病院側の不手際ともいえる問題には病院も慣れているのでしょう、平謝りで通常の手順をふむまでのようです。人と違い医療ミスなどの報告も公にはないようなので、病院の医院長を責め立てるしかない。これからのペットの飼い主さんたちのためにも、個人的な厳重注意として病院に言うべきでしょう。「どうしてくれるんだ」ではなく「これから気を付ける気があるのか」と。私は当時、中学生だったので言おうにも言えませんでした。私の自己満足になりますが、質問者さんが後悔しないためにも是非して頂きたいです。 長文になりましたが、質問者さんにとってよい意見となれば幸いです。 意見、というよりほぼ私事になってしまい申し訳ないです。
お礼
回答ありがとうございます。 同じ経験をお持ちの方から回答いただけて、 心強いようなそんな安心感を覚えます。 思い切り責め立てたい気持ちもありましたが、 それで相手に誠意がみられなかった場合、 かえって悲しい気持ちになるだろうとも思え、 踏み込めなかったのかもしれません。 いまになって、悔しさがこみ上げてきて、 ここに質問させてもらったのかもしれないと、 改めてよく考えると、そんなことを感じました。 私事とはいえ、同じ経験のお話、とてもありがたく読ませていただきました。 ありがとうございました。
お礼
回答ありがとうございます。 救われる回答をいただきました。 本当にありがとうございます。 質問2の回答も、詳細に教えてくださりありがとうございます。 日本獣医師会でしたか、なるほど。 そういう相談窓口があるとは思いませんでした。 ご丁寧に連絡先まで書いていただき、ありがとうございます。 連休明けにでも、さっそく連絡してみようと思います。 死んでしまったことももちろん悲しいですし、 最期が、相手の不手際で亡くなってしまったのに、 「スイマセン」で済まされてしまうことが、 小鳥の命があまりに軽んじられているような気がして どうにもかわいそうでならなかったのです。 すぐにこのような回答をいただけて、気持ちもかなり整理もできましたし、 報告先も教えていただいて、モヤモヤも落ち着いてきました。 本当にありがとうございます。 涙が出るほどありがたかったです。 心より感謝申し上げます。