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猫は、なぜマタタビが好きなの?

「猫はマタタビが好き」というのは、よく聞きますよね。 でも、詳しいことを全然知りません。 どうして猫はマタタビが好きなんですか? フェロモンに類似した効果だ、とか言う話も聞きますが・・  化学的な作用について、知ってることを教えて下さい。

みんなの回答

  • cricket
  • ベストアンサー率22% (107/466)
回答No.3

科学的な解説が載せられては僕の出番がないので、 実際に猫にマタタビをあげた時のことを話しましょう。 マタタビは山の中の観光地の土産物として売っていたりします。煎じて、飲みます。 所で猫の近くにマタタビを投げてみると、猫はそれに近より、臭いをかぎ、なめ始め、 頬刷りなどそんな事を繰り返すうちに酔っぱらったようになり、 腰が効かなくなってしまいます。殆ど「麻薬」です。 大変面白いので、マタタビを見つけたら買って帰ることをお勧めします。

  • e-honda
  • ベストアンサー率64% (69/107)
回答No.2

科学的な作用ということですので、詳しくいってみよー。(そして長くなる…。) まず、マタタビ果実には ttyさん指摘のマタタビラクトン、アクチニジンというものが含まれています。(中性物質=マタタビラクトン、塩基性物質=アクチニジン) この2つの成分がネコを引きつける物質だということを発見したのは大阪市立大学の 目教授のグループの研究成果です。 さらに詳しくいうと、このマタタビラクトンはイリドミルメシンとイソイリドメルメシンという物質の化合物なのですが、モノテルペン型化合物やモノテルペンアルカロイドであるアクチニジンなどにについては専門的すぎるので今回は割愛します。 マタタビラクトンなどには、神経を麻痺させる作用があります。動物の体内に入った場合、最初に大脳がおかされて運動神経が麻痺し、さらに脊髄、延髄が麻痺して酔ったような状態になり眠気を催すのだそうです。 (あまり大量に摂取すると危険といわれるのはこのため。)しかし、このような作用はネコだけに起こるのではなく、1914年に東京大学の清水茂松教授がウサギ、イ ヌ、ネズミでも同様の効果が出ることを実験しています。人間でもマタタビラクトンを長く嗅いでいると軽い目まいが起こります。 どうして猫はマタタビが好きかについては、マタタビの葉、茎、実には揮発性のマタタビ酸が含まれているので、これが動物の神経を刺激したり麻痺させたりするのだといわれます。アメリカにはマタタビがなく(多分、ほとんどの地域で自生していないはず。ショップで粉は売っていますが。)アメリカの猫はマタタビを知らないはずなのに、マタタビがあるとすぐに興味を示すことや、猫科動物だけが自分から近寄って「酔う」ことから、おそらく媚薬のようなニオイに本能的につられて寄って来るのではないかと言われています。 ただし、ネコ科の動物でも大人の猫や虎やライオンや豹などはマタタビに興味を示すのに、何故か子猫やライオンの子、虎の子は興味を示しません。虚勢された猫の一部も同様にあまり興味を示さないので、ある程度成熟した猫に対しての媚薬効果だと言えます。大人だけが好むという点では人間界の『酒』に相当するんかな?(笑) ※マタタビの他に、マタタビと同じサルナシ科のキウイやリンドウ科のセンブリ、ミツガシワ、イワイチョウにもマタタビと同様の反応をするネコもいます。 ※人間はマタタビを酒に入れると(粉もしくはマタタビ酒)酔いが早くまわります。 マタタビの若葉のおひたしとか結構美味しいので、勇気があればどうぞ(笑)。

参考URL:
目教授のレポートとイギリスの何とかという(名前分からん)博士の論文
noname#151056
noname#151056
回答No.1

マタタビに含まれるマタタビラクトン、アクチニジンという成分が 猫の大脳に作用し、活動をにぶらせるそうです。 その結果酔っ払ったようになり、あたかも猫が喜んでいるように見えるだけです。 確かに性的な陶酔を起こすこともありますが、これには個体差があるようです。 また、与えすぎは呼吸麻痺を起こすので危険だということです。

参考URL:
http://www.npf.co.jp/ と http://www.wnn.or.jp/