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スピーカーの磁石と、音の関係
スピーカーの磁石の磁力が経年変化で、弱くなった場合、 音質はどうなるのでしょう? ギターアンプのスピーカーなのですが、新しいスピーカーに繋ぐと、 音圧がしっかりとしているのですが、古い(60年代)スピーカーに繋ぐと、音圧がガタリと落ちます。 スピーカーの個体差もあるとは思いますが、どうなんでしょうか? 何方か、ご存知の方、ご教授の程、宜しくお願い致します。
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オーディオ専門ですが、ギターもやるので回答です。 磁石が経年劣化で弱り音圧が弱いという関係は成り立たないと思います。 もちろん新品当時からすれば多少の弱りはありますが、それほど変わらないというのが結論です。弱るとすれば基盤、電線などですね。 60年代のギターアンプだと真空管がメインですので、現代のアンプとは音圧が歴然に違います。比べる対象が全然違います。 また60年代あたりのビンテージアンプだと構造上(電子部)の欠点も視野に入れなくてはなりません。これはギターをやっている方ならわかると思いますが、逆にこれが面白いということもあります。 ビンテージはビンテージの音で使い、音圧が欲しい場合は新型のアンプを使い分けるというのが一般的じゃないでしょうか。 余談ですが、ビンテージのノイズ、音圧を改善するものを紹介します。 中村製作所 アイソレーショントランス LIVEシリーズ http://www.ns-t.com/products/isolation/nsitlive.html これは、電圧の出力を89V~120Vに自由に設定でき、輸入ビンテージアンプなどに便利です。それは日本では100Vの電圧が一般的ですが、アメリカ製などは115Vが一般的で、それに合わせてアンプが設計されているので、適正電圧をあげれば音圧も改善されます。 楽器屋に置いてあるので試してみては?
お礼
ご回答、有難う御座います。 大変、参考になりました。 ステップ・アップ・トランスをまかして、 スピーカーのみを新しい物と、古い物で 比較したのですが、新しい物の方が、音圧がありました。 なるほど。磁石の経年変化は殆ど関係ないのですね。 上記のアイソレーション・トランス、興味あります。 今度、見てみます。