頭皮が赤くなってきたけどどうして？！

質問

一年ほど前から、左側頭部の生え際を中心に、だいぶ薄毛が進行してます。
最近は毛もかなり細くなり、頭皮が赤くなってきました。正直泣きそうです。
今はプロペシアとノコギリヤシを服用してますが、まだ効果は実感できないです。

それで質問なんですが、頭皮はなぜ赤くなるのでしょうか？食事などにも気をつけてはいるのですが・・・あと、シャワーで冷水と湯を交互に当てると良いって言いますよね？その時に左即頭部がほとんど温度を感じないんです。これってどういうことかお分かりになる方いらっしゃったら教えてください。お願いします！

回答No.1

gakushaneko · ベストアンサー

頭皮にも詳しいと思っている理容師です。（医師ではないので，一般人に印をしてあります）

左側頭部ですよね？
でしたら，プロペシアもノコギリヤシも効果は期待薄だと思いますよ。
ノコギリヤシはどのように働いているかが説明されていないので眉唾物と考えていますので，私も知りませんが，プロペシアの場合は，プロペシアの有効成分であるフィナステリドが，テストステロンからジヒドロテストステロンが作られる際に働いている「5α-リダクターゼ二型」の働きを阻害して，脱毛作用を持つと考えられているジヒドロテストステロンを作らせないようにしています。（テストステロンもジヒドロテストステロンも男性ホルモンです）
ところが，側頭部と後頭部の髪の毛は，男性ホルモンの支配下にあるため，ジヒドロテストステロンによって脱毛するとは考えられず，少なくとも，フィナステリドの影響は全く受けないと考えられる場所に生えている髪の毛だと言うことになります。
ですから，期待薄なんですよ。

頭皮が赤くなる原因ですが，いくつか考えられます。
その中で，一番可能性が高いというか統計的に確率が高いのは，側頭部ですから，シャンプー剤のすすぎ不足です。
右利きだと思いますので，左側頭部がすすぎにくいと思われ，そのために，シャンプー剤に含まれている洗浄成分が頭皮に残ってしまい，乾燥肌になっているのではないかと想像しています。（まぁ，勝手な想像ですけどね）
ですから，左側頭部は意識してすすぐようにしてみてください。
ただし，きつくすすいだり爪でかじるようなことは絶対にしないでくださいね。

食事にも気を配っているそうですが，脂，きちんと摂取していますか？
豚肉の赤い部分だけでもいいですから，食べるようにしてくださいね。（もちろん，加熱処理後ですよ）

冷水と温水を交互にかけて温度を感じないことについてですが，最初は温度を感じているようでしたら，心配ないことだと思います。
冷水と温水を交互にかけ続けていますと，温点は，その温度差に対処出来なくなってしまい，温度を感じることを次第に放棄するようになるからです。
その代わり，冷水をかけたときに痛点が反応するようになることもあり，その場合，温度を感じていると錯覚することもあります。
しかし，最初から温度を感じない場合は，特に，温水からかけ始めても温度を感じない場合は，神経が麻痺している可能性がありますので，これは，医師に診てもらうよりも他に手だてがないと思います。
というより，頭皮が赤みを帯びた時点で，皮膚科か外科を受診するべきなんですが・・・。

ということで，まずは，皮膚科か外科を受診して，ここに書いた疑問は全部医師に訊いて，安心するようにしてください。
その際，プロペシアやノコギリヤシを服用していることもきちんと伝えるように！
もし，それを黙っていて，服用された薬剤との相性が悪かった場合，誰も責任を取ってくれませんからね。

補足

御回答本当にありがとうございます。
プロペシアは僕の場合、効果ないんですか。。。残念です。
再度の質問で申し訳ないのですが、
側頭部からの薄毛って何が原因なのでしょうか？
DHTによるものじゃないと言う事はAGAではないんですよね？
親戚にも側頭部ハゲはいません。
というか、僕の場合、脇毛、陰毛も髪と同じように薄毛が進んでます。。
どうかよろしくお願いします。

回答No.2

gakushaneko

> DHTによるものじゃないと言う事はAGAではないんですよね？

えっと，TVCMや雑誌の広告などを読んでいますと，確かに，ジヒドロテストステロン（DHT）だけが「男性型脱毛症（AGA）」の原因のように思われるかもしれません。
しかし，AGAというのは，今も書いたように「男性型脱毛症」のことですので，私たち一般人が便宜上呼んで定着している感がある「M型脱毛症」だけでなく，同じように便宜上呼んで定着している感がある「O型脱毛症」も含まれています。
で，ジヒドロテストステロンが「主な原因」ではないかと考えられているのはM型脱毛症でして，O型脱毛症の場合は「毛根の栄養失調」が主な原因ではないかと考えられています。
ですから，AGAの原因として考えられているのは，ジヒドロテストステロン，そして，毛根の栄養失調です。
そのため，ジヒドロテストステロンが関わっていないからAGAではないとは言えないのですよ。

AGAではない理由ですが，これは，その場所です。
先にも書いたように，AGAには，M型脱毛症とO型脱毛症があり，これらのどちらもサイドの髪の毛が脱毛して困るようなことはありません。
M型脱毛症の場合は，女性ホルモンの支配下にある頭皮に発症しやすくなり，O型脱毛症の場合は，いろいろとありますが，簡単に言えば，重力の影響のために頭皮の血管がつぶされたようになってしまうことで発症しやすくなるのですが，サイドの髪の毛は，男性ホルモンの影響下にある頭皮に生えていますし，また，重力の影響を受けにくい場所ですから，M型脱毛症にもO型脱毛症にもなりにくいのです。
また，毛根にテストステロンが届けられるから，その場所でジヒドロテストステロンが作られていると考えられていますから，もちろん，これは，サイドの髪の毛でも同じなのですが，ジヒドロテストステロンに作り直される量よりも髪の毛を育てるために消費されるテストステロンが多いため，ジヒドロテストステロンの影響は非常に受けにくくなっていると考えられるのです。
そのため，プロペシアなどに効果がないと考えられる場所なのです。

では，その原因は何かと言うことになるのですが，はっきり言って，「わかりません」というのが，残念なことに正解になってしまうのです。
というのも，このような症状を訴える患者さんが出てきたのはここ最近のことのため，医学的な研究が全くされていませんし，また，O型脱毛症やM型脱毛症のように「偶然，発毛剤が見つかった」と言うこともありませんので，原因として考えられることも挙げられていないのです。
そのため，「わかりません」が正解になってしまうわけですね。

それでは，悩みの解消にもつながりませんから，私個人がいろいろなお客様を通して経験したことをふまえて，いくつか可能性がありそうなことを挙げてみたいと思います。
その一つは，シャンプー剤のすすぎ不足です。
というのは，ヘッドサイドという場所は，私たちプロがお客様の頭をすすいでもすすぎにくい場所の一つですから，肉眼で確認出来ない自分の頭となりますと，意外とすすぎが不充分になりやすい場所の一つになるのです。
で，たぶん，new0617さんは右利きだと思いますので，右サイドはすすぎが「一応」合格になっても，左サイドは聞き手ではない左手ですすぐことになりますので，すすぎが不器用になり，すすぎが不合格になって，頭皮が荒れやすい環境を作ってするのかもしれないのです。
また，もし，左サイドをすすぐ際，右手を左サイドに回してすすいでいるようでしたら，もっとすすぎ方が悪くなりますので，というか，ほとんどすすげていない状態になってしまったとしても不思議ではありませんから，この場合は，確実にといってもいいくらい自信を持って，シャンプー剤のすすぎ不足が原因と考えて良いと思いますよ。
この場合，頭皮が赤くなっているのは肌荒れで，炎症を患っていると言うことになりますので，まずは，皮膚科か外科を受診して治療を始めるようにしてください。
また，治療が始まりましたら，その治療を手助けするために，次のことに留意してシャンプーするようにしてみてください。

1.
シャンプー剤を使用する直前に，シャワーを使い，1～2分間程度を目安に，頭皮全体をすすぎます。
なお，アゴのラインよりも長い髪の毛の場合は，その部分の髪の毛をすすぐ時間をこれに追加します。
2.
500円玉半分程度の量（ポンプ式ボトル入りの場合は，ポンプ半押しの量）までのシャンプー剤を手に取り，必ず，最大で手にしたシャンプー剤の2倍までの水分を加えてよく馴染ませ，両手で出来るだけ細かい泡になるように泡立たせてから，その泡を頭皮と髪の毛に移してシャンプーします。（最初は指先で軽く空気を送り込むように泡立たせてください）
なお，医師が低刺激シャンプー剤を処方した場合は，500円玉1枚程度の量（ポンプ式ボトル入りの場合は，ポンプ1回押しの量）までのシャンプー剤を手に取るようにしてください。
3.
シャンプーの最中は，絶対に，爪が頭皮に触れないようにします。
指先と指の腹の中間部分（指を軽く曲げた状態で，パソコンのキートップに触れる部分）を使ってシャンプーするのがベストなのですが，その部分でも爪が頭皮に触れてしまう場合は，仕方がありませんので，指の腹を使うようにします。
4.
シャンプー剤のすすぎは，シャワーを使い，2～3分間程度を目安に，頭皮全体をすすぎます。
なお，アゴのラインよりも長い髪の毛の場合は，その部分の髪の毛をすすぐ時間をこれに追加します。
また，すすぎに自信が持てない場合は，仕方がありませんので，シャンプー剤の泡が消えるまで流してから，必ず，息継ぎをしながら，（息継ぎの時間を除いて）1～2分間程度を目安に，お風呂に潜って頭皮全体をすすぎます。（お風呂に潜ってすすぐ場合は，どんなに長い髪の毛でも，あえて髪の毛をすすぐ必要はありません）

すすぎについて
すすぐ際，ただ単に，シャワーでお湯をかけただけでは，お湯が（全体としての）髪の表面を流れてしまい，髪の毛同士の間や頭皮にはお湯が流れないため，髪の毛や頭皮に汚れやホコリ，そして，洗浄成分までもが残留してしまうため，とてもすすいだとは言えません。
そこで，シャワーなどのお湯がかかっている部分を，手透きの手の掌を窪ませてお湯を受け止めながら，優しく髪の毛や頭皮をさすったり，受け止めたお湯を頭皮に押しつけたり弱く叩きつけたり，また，場所によっては，シャワーヘッドを頭皮に触れるか触れないかくらいの距離に保ち，頭皮に直接お湯が届くようにするなど，いろいろと工夫をしながらすすぐ必要があります。

シャンプー剤の使用法のポイント説明はここまでです。
ちなみに，頭皮に炎症を患っていない場合でも，通常の弱酸性シャンプー剤（石鹸や石鹸シャンプー剤以外のシャンプー剤全部）を使用する場合は，「500円玉1枚程度の量（ポンプ式ボトル入りの場合は，ポンプ1回押しの量）」として，同じ要領でシャンプーするようにしてください。
また，すすぎ方ですが，髪の毛をカットする際などに理容師や美容師がどのようにすすいでいるかを観察しますと，すすぎ方の要領がつかみやすいかもしれません。
ちなみに，シャンプー剤のすすぎ不足は，この場合，側頭部の毛根の栄養失調を引き出す要因と考えられるのではないかと考えています。

さて，シャンプー剤のすすぎ不足でないとしますと，考えられそうなのは，免疫機能の過敏反応による毛根への攻撃です。
といっても，何のことかわかりにくいと思いますので，円形脱毛症になりそこねたというか，そこまで酷くならないがそれなりに強い精神的ストレスによるものといえば，理解しやすいかもしれません。
この場合は，ストレスの元を排除出来るのであれば排除してしまえば，簡単に解決出来るのですが，それが職場の人間関係に由来するものだとしますと，自分から仕事を変えるなどしなければならなくなりますので，そればかりが解決策だとは言いにくいです。
ですから，この場合は，自分が担当している仕事の中で一番やり慣れている仕事に集中するなど，普段から慣れ親しんでいる（？）軽いストレスをわざと感じるようにしてしまうと良いかもしれませんよ。（万が一，学生だった場合は，得意科目の勉強に没頭すると良いかもしれません）

私がお客様を通して経験させてもらいましたサイドの脱毛症で原因が想像出来ると思っているのは，この二つです。
もちろん，この他にも原因やそれを引き起こす要因があるかもしれませんから，new0617さんのケースも上に書いたことに必ず当てはまるというものではありません。
しかし，もし，どちらかが原因であった場合は，M型脱毛症やO型脱毛症よりも早く，原因，または，それにつながる要因を取り除くことで，髪の毛が元の状態に戻ることは出来ないことではないと言えると思います。（少なくとも，私が知っている範囲では，すべて，その人の年相応の状態までは戻っています）

お礼

御礼を申し上げるのが大変遅くなってしましまた。

とても詳しく御回答いただき、ありがとうございました。
またお世話になることもあるかと思います。