当て字をつける親と教師の対応について
先日、とある掲示板でこんな書きこみを見ました。
>名前3文字のうち、2文字は1年生で習う漢字で、残りの1文字は2年生だから、
漢字一覧を眺めながら早く習いたいと子供が心待ちにしていた。
その漢字を習って大喜びした翌日、
「あなたの漢字は正しい読み方じゃないので、平仮名で書きなさい」
と担任に言われたと、帰るなり号泣した。
確かに当て字だけど、そんな言い方はない、と参観日の後に担任に直接聞いたら
「考えてみます」と。
次の日に先生が子供に言った言葉は
「漢字で書きたかったら書いていいけど、そんな読みはないんだから、
それでも書きたいのはワガママだ」と。
そこまでたいした当て字でもないのに、なんでそこまで言われなきゃいけないんだ。
心を「ここ」、海を「み」となど、読み方を一文字省略してるだけの名前だが、
そのような当て字名の子はみんな書かせもらえないそう。
習ってない漢字が名前に入る子は、全て平仮名。
子供には「それはワガママじゃないから、自信もって書きなさい」と言った。
この書き込みに対して「先生ひどい」「他に言い方あるよね」・・・などなど同調する意見ばかりでしたが、私は言い方は悪かったとしても先生も気の毒だなあ・・と感じました。
正しくない読みを認めたら子供たちの国語力に支障を来たすから、徹底して書かせないようにしているのかと思うのですが。
現にその子だけじゃなく当て字名の子全員書かせてないそうですし。
例えば海=まりんちゃん、がクラスにいて、海の読みでまりんってあるんだ~などと勘違いされたらだめですもんね。
掲示板の中で先生が「これは名乗り読みなのよ」と指導すればいい、というような書きこみもありましたが、そんなのは先生の仕事ではなく、つけた親が責任持って本人に教えておくべきかと。
「○○ちゃんの漢字は名前にだけ使っていい読みだから、テストでこの漢字が出てもこの読みは書いちゃだめだよ」
とでも言い聞かせておくべきでは・・・。
この方は家の子供の当て字なんて大したことない!と憤っていらっしゃいますが、
その子が大人になって上司に「何だこの名前は、読めんな」
などと言われた時にも親が出て行って「そんな言い方ないでしょ!」と乗り込んでいくつもりなのか。
子供は確かにかわいそうでしたが、この親が子供にすべきことは当て字の名前の説明と、先生のフォロー(先生は正しい読みを教えるためにしたんだね、みたいな感じで)だったのではないですかね?
そして自分の名前が嫌いにならないように、当て字だけどお母さんたちが一生懸命考えたんだよ、でも周りの人には読むの難しいから聞かれたら教えてあげようね、と説明しておくべきかなと。
読めない名前をつけておいて先生意地悪だね、ひどいね、では子供も自己中心的な性格に育ってしまうのではないかと思うのですが‥。
この問題に対して明確な答えはないと思いますが、みなさんはどう感じますか?
どんな意見でもいいのでお聞かせください。