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5.1chについて教えてください。
5.1chシステムというのは自分の前後にスピーカーがあるような状態なんでしょうか?。 前面のみで5.1chを楽しむことはできないのでしょうか?。 それと5.1chの格安システムとして「サテライトスピーカーシステム SP-X105(ビクター)」というのがありました。 これは、これだけで、5.1chが楽しめるのでしょうか?。 いろいろ書いてすいませんが、よろしくお願いします。
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5.1chというより「サラウンド」と考えてください。 ようするに「包み込む」という意味です。 1本でも100本でもスピーカーの数は関係なく包み込めたらサラウンドです。 現に「本当のサラウンドは上下も含めた全方向に数十本のスピーカーを設置する必要がある」というマニアもいます。 私はスピーカーは多すぎない方がいいと思ってます。 とくに前方のセンタースピーカーなんて全く不要です。 だから私はセンター抜きの4.1chでセッティングしてます。 さて質問の答えですが、前だけで全ての方向から音が出るフロントサラウンドというのは私も大好きです。 適当にセッティングした5.1chより最初からセッティングの必要がないフロントサラウンドの方がいいぐらいです。 もちろん我々マニアが時間をかけて完全にセッティングした5.1chや7.1chにはかないませんが、普通ならフロントサラウンドで十分すぎるぐらいです。 サラウンドにするにはDVDやデジタル放送の音声信号を5.1chにする「デコーダー」というものが必要です。 単品の製品やプレーヤーに内蔵されたものもありますが、多くはAVアンプに含まれてます。 ホームシアターセットとして売られてる製品ならデコーダーもアンプも含まれてます。 SP-X105はホームシアターセットではなくただのサテライトスピーカーですから、これだけでは音が出ません。 別にデコーダー内蔵のAVアンプとウーファー(低音用スピーカー)が必要です。 スピーカーの質を考えたらAVアンプは実売3万円ぐらいのものでバランスは取れると思いますが、ウーファーも買うと合計で6万円ぐらいは必要です。 この製品に6万円出すつもりならNIROがお薦めです。 http://www.niro1.com/jp/ この会社のNIRO 420なら後ろにスピーカーを置かなくても部屋中に広がります。 http://storejp.niro1.com/06shop/product/420.php 普通は「ホームシアター用の製品はオーディオ用より音が悪い」というのが常識なのですが、この製品はオーディオ用に匹敵する高音質です。
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- SUPER-NEO
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5.1Chという意味ですが、皆さんも回答されておりますように、 前方3台、後方または側方に2台の合計5台のスピーカーに、 重低音を担当するサブウーファーを1台を加えた、 合計6台のスピーカーによるサラウンドシステムです。 0.1Chとカウントされるのはサブウーファーのことで、 重低音、という限られた周波数を再生するために0.1Chとカウント されます。 サラウンドという言葉をあげましたが、 我々が生活するうえで音を耳にしますが、その音は前だけでなく、 後ろからも聞こえます。動くものの音であれば、前から後ろへ 走り抜けたり、斜め後ろから斜め前方へ音が流れたり、 というような場面が少なくないと思いますが、サラウンドは、 そういった音をリアルに再現する働きがあります。 ですので、単純に前後にスピーカーが配置されている、 というわけではないのです。 前面のみで5.1Ch、というのは既に5.1Chの考え方から外れて しまうのですが、バーチャルサラウンドという方法であれば、 擬似的に5.1Chを再現することができます。 いわゆる仮想スピーカーをリスニングポジションの周囲に 配置させる、というもので正直、この方法は具合が悪くなる くらいに仮想スピーカーが配置されるか、効果が殆ど得られないかの いずれかになります。 経験者として、5.1Chサラウンドは5.1Ch分のスピーカーで再生した ほうが格段にいいです。 5.1Chをやるなら、ぜひ検討してみてください。
お礼
バーチャルサラウンドという言葉を初めて知りました。 ありがとうございました。
- parts
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Q/5,1chシステムというのは自分の前後にスピーカーがあるような状態なんでしょうか?。 A/既に回答がある通りですが、詳しく述べると この技術の元は映画館で92年に採用されたサラウンドシステム(DolbyDigital/AC-3)を元に家庭でもサラウンドを楽しむためのシステムとして開発されたものです。5,1chでの音声再生を行うには、スピーカーはもちろんサラウンドデコーダーと5,1chアンプ(両方ともAVアンプに実装)が必ず必要となり、元となる音源も5,1ch収録されたDVDやSACD、HD DVD、BD、地上デジタルハイビジョン放送の5,1chコンテンツ、及びインターネットの5,1chビデオやオーディオでなければいけません。 ついでに言えば、5,1ch音源の種類には、次のようなものがありそれぞれの再生には、それぞれに対応したデコーダが必要でAVアンプに対応の記載(マーク)がなければ5,1ch再生はできません。 DVD-Video DolbyDigital (EX含む) DTS(ES含む) SDDS(現時点で対応コンテンツ無し) DVD-Audio 上記に加え MLP HD DVD Blu-rayDisc(BD) 上記に加え DTS-HD Dolby Digital Plus Dolby True HD LPCM 5,1ch(非圧縮) 国内地上デジタルBSデジタル、CSデジタル放送 AAC(AdvancedAudioCoding) インターネット(主なものWindowsの場合) WMA9 Professional 尚、スピーカーはディスプレイの真上または真下に1ch(1本、センター/ボーカル担当)、画面の横水平線上に画面とほぼ同じ高さで左右2ch(2本、ステレオ)のスピーカが、全面の床に接する場所の右または左側に0.1ch(サブウーファ/重低音担当、爆発音やコントラバスなどの低音を出す)が、そして視聴する人間の後ろの左右(できれば、視聴者を中心にフロントスピーカーと同じ対角線上の視聴者の耳より数センチ以上高い位置から斜め下を見下ろす形で)リアスピーカー2ch(ステレオ)を設置するのが好ましいとされます。 ただし、設置する住宅環境によって音の反射率が変化するため音の反射吸収率が左右対称の部屋以外では、この通りにすると音が乱反射し必ずしも最適な音にはなりません。 これが5,1chシアターシステムと呼ばれるものです。 Q/前面のみで5.1chを楽しむことはできないのでしょうか?。 A/できますよ。何せ人の耳は2つしかありませんからね。どう頑張っても前方方向のステレオが確実に識別できる程度しか人間には能力がありません。後方の音声を感じるのは、後ろの音が反射の影響で籠もったり、送れたりする影響や、視覚、嗅覚情報などと合わせた時に後ろだと判断できるためです。 であれば、反射する音の変化をスピーカーから出る時点で与えれば、サラウンドに聞こえる可能性がある。そう考えて耳を忠実に再現したマネキンにマイクを2カ所取り付け、音を収録するという技術が生まれました。バイノーラル録音という技術で聞いたことがある人も多いはず。欠点は、ダミーヘッドの中の音であるため、ヘッドホンなどで聴かないとサラウンド効果を感じられないことと、耳の大きさなどが人によって異なるため全ての人が十分な臨場感を感じることができないことにある。 そして、それを進化させ既にある音を電子的に変化させる技術が誕生したのが80年代から90年代。頭部伝達関数(HRTF)と呼ばれる音が到達するまでの変化を数学的に解析したものがそれです。 DolbyVirtualSpeakerやDolbyHeadphone、SRS TruSurroundXTなどに使われています。ただし、これらは一定時間聞き続け音の癖と視覚のズレに慣れる必要があります。また、部屋の配置やスピーカーによって十分なサラウンド感を感じないことがあります。 さらに、その反射を実際に利用する手法も生まれました。 これは、たぶん聞けば分かると思いますが、yamahaが開発したサラウンドスピーカーは有名。この質問の最初に書いたように人間が後ろの音を感じるときは、視覚で感じる現実と周りから反射する音が多く若干籠もる音を後ろと判断する傾向があります。であれば、フロントに指向性のある数十個のスピーカーを付けてあらゆる方向に音を出せば反射した音は背面から聞こえるように感じることができる。それが下のURLのようなスピーカー。音の解像度も高いです。ただ、いびつな形の部屋だと若干不自然かもしれません。 http://www.yamaha.co.jp/product/av/prd/ysp/ysp-800/index.html 一番良いのは、全てを揃え部屋も専用にすること。 次いで、周りをスピーカーで囲む(Surroundの意味)こと。 フロントやヘッドホンだけでやるなら、出来る限り沢山のスピーカーを一つにした、スピーカーを揃えること。 5,1ch相当にできる技術をもったスピーカー買うこと。 HRTFに対応したアンプまたはソフトを使い擬似的に普通のスピーカーでサラウンドを楽しむこと。 というグレードがあります。 尚、これはあくまで5,1chのコンテンツを制作した制作者が意図した音質を得るならばの話です。それが個人にとって好きな音質であるかは別の話になります。
お礼
「前面のみでも~」のお答え、よくわかりました。 ありがとうございました。
- basso
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5.1ch=5個のスピーカーと1個のサブウファーの組み合わせになります。 基本的には前×2 後×2 前の間にセンタースピーカー ウファーは何処でもいいです。 ステレオが左右に音を振り分けているのに対し前後にも音を振り分けます。 さらに台詞等をセンター 低音部をウファーに独立させた構成で成り立つので、すべて前面のみではあまり意味がありません。 ただし擬似5.1chで前部のみで構成されたものもありますので、ショップ等で体験されてみるといいでしょう。
お礼
ありがとうございました。
お礼
具体的な製品を挙げていただきありがとうございました。