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ヒカルの碁を観て
最近、ケーブルTVで放送されているヒカルの碁にはまっています。アニメを観ていますと、ルールを覚えて打ちたくなってくるんですね。ブームを呼んだのが分かる気がします。 さて本題ですが、現在アニメではプロ試験の本選の真っ最中です。そのシーンを観てますと、結構対戦中に頭を冷やしたり、考えを練るためやバイクをぶっ飛ばすなどで外へ出歩いているんですが、実際の試験(対局中)でもそうなんでしょうか。これだと、不正がいくらでもできそうな感じがして… あと、試験官がべったり受験生を監視してないんでしょうか。アニメだと、昼休憩のときにひょっこり顔を出しているように見えます。 回答をお願いします。
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囲碁好きです。 ヒカルの碁のずっと前の場面に、中学の公式戦で、囲碁の本を「見ながら対局してもルール違反ではないよ」「バカ、そんなこと言ってるからダメなんだ」とか言い合う場面がありましたよ。私は本を見ながらやったことがないので、本当かどうかは分かりませんが (^_^; 。 死活の形などはプロ試験を受けるような子なら一応頭に入っているでしょうから見る必要はないでしょうし、相手はどう打ってくるか分からないのですから、本などみても役にはたたないでしょうね。 碁会所で7段で打っている私の甥が言うには、アマチュアでも、実力4・5段どうしの対局になれば、1局すべて再現できるそうです。ですから、整地で地をごまかしても、あとで苦情が出て再現されればインチキはばれます。 一手、「そこは違う、ここに打った」とウソを言うと、「じゃ、次はどこ?」とかいう具合にあと全部狂ってきますから、ウマイ具合に昨日の勝ち差(例えば1目半勝ち)に持って行くのは大変な作業です。結局本当のことを言うしかない。 さすがに将棋と違って、目隠し碁は不可能だそうですし、へたくそ相手だと、どこに打つか分からない(非論理的)なので覚えるのは大変だそうですが。 さらにプロになる試験では、インチキして合格しても、プロになった瞬間に真剣勝負が待っています。男で、いつまでたっても初段だったりすると、プロなんだと尊敬されるより先に「いい歳して初段かよ」と嘲笑されるでしょう。女だと、家庭もあるし、囲碁の普及とかに力を注いでいるのかな、とか思いますけどね。 そんなこんなで、試験官が監視していないというのは本当だろうと思います。
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- memoko
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碁の対局は、きちんとした答えがある試験ではなく、何万通りもある碁のうちあいなので、不正をしようがないと思います。 次に相手がどう打ってくるかは紙にかいて封筒に入れていたような……? 不正がいくらでも……ではなく、相手がどう打って来るかがいくらでも考えられると思います。
お礼
遅くなりましたが、回答ありがとうございます。 碁の打ち方は僕も何通りもあると思いますが、相手の打った碁に対してより適正な打ち方はそう無いと思います。初期の方で筒井たちが囲碁部の勧誘のポスターにクイズを出したとき、三谷の答えを正解だって言ってましたよね。 だから次にどう打つかを迷ったとき、ちょっと外へ出て電話などで対局の盤面を伝えてアドバイスをもらうのもできそうだと思うんです。確かに、俺がここを打ったら次にこう攻めてくるだろうなって、相手の考えを読むのはいくらでもありそうですけど。 人生を大きく左右する試験だからこそ、後々に問題がおきないようにしてほしいなぁと素人考えですが思いました。
- kanakyu-
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こんばんは。 ヒカルの碁、めっちゃおもしろいですよね!! わたしも好きです。 わりと始めのあたりで、三谷君という中学生が、 大人相手に不正をして賭け碁に勝ちつづけていた話があるんですよ。 そこでたしか、碁は不正をしないという信頼のもとにうっている、 整地のときは相手の手元なんか見ちゃいない、といってました。 騎士道的精神なのですね。 後半、佐為がなかなか打たせてもらえないあたり、 すごくせつないですよね!!
お礼
遅くなりましたが、回答ありがとうございます。 三谷の話懐かしいですね~。プロ試験編になってから全然出番が無いから… 確かに、どんな試合や対局においても相手との信頼って必要だと思います。 しかし、たった一つの勝敗が人生を大きく左右するプロ試験においてそれが保たれるかというのが僕の考えなんです。 実際アニメでも、伊角さんがヒカルとの対局で石を置き直しましたよね。 結局はヒカルがそれに気付いて伊角さんが自ら敗北宣言だしましたが、これが負けたらもう終わりだって思ったら僕ならどうでるかなって…。 また、人によっては指摘されてもシラを切るのもあるかなっと。 考えが浅はかですけど、そういうのを防ぐ意味でも厳格な監視の元で対局すべきかと思いました。
お礼
遅くなりましたが、回答ありがとうございます。詳しい回答で、すごく納得させられました。 確かにそんなシーンありました。筒井が本を見ながら打ってましたね。で、加賀に怒られてましたっけ。囲碁部編は好きでした。 アニメでもよく対局の再現てやってますね。よくあんなの正確に覚えているなぁって僕はいつも感心しますが、プロになろうとしている人ならそれぐらい当たり前なのかも。だからこそ不正をしてもすぐにバレるんでしょうね。 どんな世界でもプロになる人は努力と才能を兼ね備えている人がなるべきですから、不正をしてでもって考えでは後々その報いが自分に来るだろうと思いました。 試験官が監視してなくても試験が成り立つというのが分かった気がします。