囲碁好きです。ホントの初心者で、覚えようと思っていらっしゃるのでしたら、「分かろう」と思わないほうがいいのではないかという気がします。
まず、3000円くらいの安い囲碁ソフトを買ってきて、パソコンにインストールして、「一番弱い」か「中くらいの強さ」設定にして打ってみるというのが一番なのではないでしょうか。
>1.どこに打つのかわからない
とりあえず、4つの隅に、「星」と呼ばれるポチがついていますので、その周辺にうつ。
なんだったら、パソコンを黒、自分を白に設定して、パソコンが打つのを鏡に映したような位置に打つ、なんてのもいいかもです。いわゆる「まね碁」という打ち方です。最終的には真似した側が負けることになってますけど、負けるのも勉強ですからね。
>2.どちらが有利に進んでいるのかわからない
これは、実力が同じくらいの人どうしの対局だと、最後まで分からないものなんじゃないでしょうか。NHK杯で、「どっちが優勢ですか」と聞かれた解説中のプロ棋士が、「どっちが勝ってるんですかねぇ・・・ 」と呟くのを聞いたことがあります。
>3.どこで終わったのかわからない
とりあえず、ナニも打っていない点(線と線の交点)がなくなるまで打てばいいでしょう。
以前は、まだ打っていない点がたくさんあるのに、「終わりですね」とか言っていたものですが、最近は(ある事件が発端になって?)プロも最後まで打つように、ルールが改訂されたみたいです。
打っていると、突然自分の石がバーンと取られて、盤面からなくなったりするかもしれません。取られないためにはどう打てばよかったのか、考えましょう。
全部打ち終わると、パソコンが、両方の陣地(私は『領土』というのが正しいと思うのですが、プロも陣地と言いますね)の広さを数えて、どっちが勝ったか判定してくれます。
何度も打っていると、打ち終わった段階では、どっちが勝っているか分かると思います。
反対する人が多いのですが、ルールを覚え、一応最後まで打てるようになるまでは、なんどでも「待った」して、「だいたいこのあたりにうてばよい」という打つ場所のけんとうがつくまで、打ち直したほうがいいのではないでしょうかね。
一応、打てるようになったら、「待った」は厳禁です、もちろん。待ったをしていると強くなれません。相手とケンカの種にもなりますし。
将棋と違って、女性にも一流レベルのプロも多数います。さらに世界的なゲームですので、がんばって覚えて下さい。交友関係が広がると思います。