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WinXPのシステムリソース
皆さんこんにちは。 Win XP home, Pen4 1.6GHz, RAM 512MB, HD 80GB です。 過去のスレッドで「Win98まではリソースが比較的小さくて、しかもアプリケーションを閉じてもリソースが解放されないが、2000・XPからはリソースが大きくなりアプリを閉じると解放される」というような内容のことを何度か読んだ気がします(記憶が多少不正確かもしれませんが)。そこで現在のPCで実験的にPhotoshop, Illustrator, Excelなんかをたくさん開いてNorton System Worksで監視してみたのですが、アプリを閉じてもリソースは解放されず、リソースの残が1桁になったあたりで完全に死にました。この点はXPになってもやはり改善されていないんでしょうか?? (余談ですがExcelは驚くほどリソースを喰いますね)
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リソースには主に2つあります。 一つはGDIリソースで、画像の描画、情報の入出力を司るリソースです。基本的にWindowsではこれが不足することは希です。 よく不足するのが、ユーザーリソースですね。 ユーザーリソースはWindows9x(95、98、Me)では16ビットで管理される64KBに固定されています。 64KBのメモリ上に常駐するソフトが展開されます。正確には、ユーザーインターフェースという、Windowsを使う側が触れるデスクトップ画面、操作する部分の情報が全て64KBに収まるようにしなければ、リソース不足になります。そのため、デスクトップに壁紙を指定したり、デスクトップにアイコンを増やすだけでもリソースは消費されます。 リソース(ユーザーリソース)が50%なら残り32KBの秋があります。25%なら16KB、12,5%なら8KBの空きしかないことになりちょっとした操作をするだけで動作しなくなります。 これは、Windows9x自体が起動時にMS-DOSをベースとした16ビットプログラムから起動し、その上に32ビットでできたWindows9xという基幹部分を立ち上げるための問題で、小さな土台の上に大きな建物が建っているという状態であるわけです。そのため、安定性が低い、リソース不足になりやすい、メモリークリーク(ソフトを終了してもメモリが解放されない)が起きやすいなどの欠点がありました。 そのかわり、Windows3,1などのwin16という古いOSやMS-DOSという古いOSとの互換性も高く古い資産を継承しやすかったのが大きな利点でした。 これを解決したのが、WindowsNTというOSです。 NTとはNewTechnologyの略とされ、文字通り新しい技術をベースとしたOSです。WindowsNTではレガシー部分(古い遺産)となるwin16(16ビットでできた部分)という部分を完全に撤廃し、リソースの容量を飛躍的に向上させました。 (リソースがなくなったわけではないが、数百倍に増えた)Windowsを完全な32ビットで構成したのです。 NTを継承した最新OSと一つ前の世代がWindows2000とWindowsXP(最新)でリソース不足は通常の利用では起きることはないです。(ただし、一月以上常起動していればあり得ますけどね) メモリークリーク自体も9xほど発生しません。 まあ、その前にシステムリソースの表示自体がないですけどね。それほど、リソースを気にする必要がないということです。そのため、リソース不足が原因で落ちることはないですね。 今回の場合、WindowsXPで実験して失敗したということですかね。XPや2000で問題になるのは、メモリ不足ですね。大きなメモリを占有するソフトを同時に起動すると先にメモリアドレス割り当てに競合が発生します。 たとえば、Photoshopではファイル→環境設定にメモリ・キャッシュの設定があります。 これは、Photoshopに割り当てる物理もしくは仮想メモリの容量の設定で、他のソフトにもこのような設定があり、容量が両ソフトで競合した場合、エラーが発生し、動作不良に落ちることがあります。 また、リソースの概念はなくなったわけではなく、容量が3MB相当に増えただけであって、Windowを100枚も開けばソフトによっては落ちますし、常駐が莫大多く、一つのソフトでリソースを多く食う場合はそれ以下で落ちることもあります。 ちなみに、リソースが10%を切ると起動と終了だけで一時的にリソース消費が発生しますから、システムが停止します。 ちなみに、システムワークスを常駐して負荷実験はしない方が良いです。システムワークス自体がかなり負担となりますので、落ちやすくなることがあります。 その前に、どんなOSでも限界がありますから、通常安定しているなら、実験はしない方が良いです。もし、実験をしてシステムが落ちたときに、コアカーネルに致命的な打撃を与えていれば、安定性も水の泡です。 また、ハードディスクを破損する危険もありますからね。
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- nek784
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下記サイトはリソースの確保についての記事ですが参考になるでしょうか。 上記質問内容の点はXPでは改善されているとおもったのですが。
お礼
御回答有り難うございます。そうなんですよ、改善されているはずなんですが実際使ってみると違うみたいなんです。その上MSConfigで常駐アプリを閉じようとしても「これを閉じると正常に作動しません」というお叱りのダイアログがでてしまいます。なんだかなあ...。
お礼
うおおおお・・・すごい。投稿後瞬時にこのようなヘビーな回答をいただけるとは思いませんでした。そうですね、今後興味本位の実験はやめます。以前98を使っていて最近XPに変えたのですが思ったほどの御利益はないんですよ。IllustratorやPhotoshopが落ちにくくなったくらいで、Word, Excel, Explorerなんかの基本アプリの動作は98の頃の方が若干速かったです(CPUも450MHzから1.6GHzにアップしたのに...)。スペックだけアップしても実用性に結びつくとは限らないというのが実感です。