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バイクのチェーンについて
初めまして。 バイクのチェーンって、同じサイズ・同じリンク数でも排気量別になって売っていますが、例えば125cc推奨チェーンを200ccのバイクに取り付け・使用すると 何か重大な問題はあるものでしょうか? ご存知の方、経験者の方いらっしゃいましたら教えて頂きたく、お願いします。
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こんにちは チェーンの構造はご存知でしょうか? スプロケットと噛み合う所はローラーといい耐衝撃性、耐圧縮性、耐摩耗性を要求されます。 その中にはブシュと言うチェーンのピンの軸受けの役目をする磨耗耐久性がある材質が使われます。 さて、その中に納まるピンですが、せん断に強い表面磨耗加工されたものが使われます。 一番目にするはプレート引張強さや耐衝撃、疲労強度が要求されます。 排気量に応じて(さらにその中でも価格に応じて)使われる材質、熱処理、硬化処理、表面加工のしかたが違ってきます。 同じに見えても目で見えないところでチェーンメーカーのお金と手間のかけ方が違っているんです。 (クロマイジング処理やショットピーニングなどなど) 見えるところでは・・プレートの厚み、ピン径などが同じサイズでも(要するに同じスプロケットに噛み合うサイズでも)変更することが可能です。 あと・・伸びなんですが、初期伸びと言われる走行初期のチェーンの伸びは加工精度を増した(高い)チェーンは確かに少ないです。これは数百点に及ぶパーツの組み立て歪からくるものですから。 その後の伸びは*プレートの伸びでは無く ブッシュとピンの間の磨耗です。その0.何ミリかの隙間が100ピン分で数センチの伸びに見えてくるんです。 これもやはり同じサイズでもメーカーの作り込みによる目に見えたい部分の強度が大きく作用してきますね。 排気量だけで大雑把にチェーンを販売する方法もどうかと思いますが、特別な使用でなければ推奨をどうぞ。
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強度が違います。 切れるということは、たぶん無い、と思う。が保障はできません。 耐久性は確実に落ちます。 最近のバイクは、走行騒音低減のために細いチェーンを使う傾向にあります。 その分、強化チェーンで耐久性を補っているのです。 チェーンはできるだけ良いの買ったほうが良いです。 良いチェーンは伸び難いです。 ということは、チェーンを張るサイクルが長くなる、メンテナンスの頻度が少なくなるということです。 価格差を充分補うメリットだと思います。
お礼
ご回答有難うございました。 価格を取るか、安心を取るかの問題ですねー。
お礼
詳しいご説明有難うございました。 一口にチェーンといっても価格に応じてハッキリと 強度が違うのですね。勉強になりました。