ブクブク=投げ込み式フィルター
水面を叩くタイプ=(恐らく)上部式フィルター
外に引っ掛けるタイプ=外掛け式フィルター
何事も例外がありますが、能力的には、大体こんな感じです。
上部 > 外掛け(生物濾過仕様に改造) > 投げ込み > 外掛け(標準) >> エアストーン
水の浄化を担うのは目に見えないバクテリアです。
バクテリアを大量に飼うための住処としてフィルターを用意します。
その住処が、化学繊維(ウールマット)であったり、セラミックやガラス製のろ材,スポンジなどです。
ウールマット:物理的にゴミを引っ掛ける役目が主,バクテリアの住処にもなるが目詰まりし易い。
セラミック,ガラス製のろ材:バクテリアの住処として効率的。耐久性が高く長く使える。
スポンジ:バクテリアの住処として効率的だが、目詰まりはし易い。
目詰まりすると、その部分には酸素が廻らなくなって好気性のバクテリアが死滅します。
そうなると、酸素を嫌う嫌気性バクテリアが好気性バクテリアにとって変わって、病気や水質悪化の原因となります。
(とはいえ、ろ材を無闇に弄り廻すのは問題。水替えの際に毎回洗うなんてのもダメ。)
上部フィルターを購入し、付属のろ材を取っ払って、セラミックやガラス製の粒状のろ材に交換し、
一番上に薄くウールマット(ゴミを濾し取る)を敷く...ちゃんとしたお店ならそうアドバイスするのが普通でしょう。
つまり、ろ材が入る量,ろ材の質で考えると、どのフィルターが良いか分かります。
水槽を常時エアレーション(濾過バクテリアは酸素が必要)してやるのであれば、
ろ材の量が多く入る外部フィルターもあります。
上部フィルター+ろ材 と、ろ材がセットになった外部フィルターとでは、価格的には1000円2000円の差です。
上部フィルターのポンプは、外部フィルターの保証期間がメーカー推奨の交換寿命だったりしますので、
コストパフォーマンス的には外部の方が高いでしょう。
あとは底面フィルター。
単純な構造でいかにもチャチですが、底床全面をろ材として機能させますので、濾過能力はずば抜けて高いです。
ただし、底床掃除をさぼって目詰まりさせると、病気の発生という痛いしっぺ返しが待っています。
お礼
いろいろ検討したいと思います。 大変詳しいご回答ありがとうございました。