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フィギュアの選手って、なんであんなにサービス精神旺盛?
少し時期はずれですが、 フィギュアスケートの選手について疑問に思っていることがあります。 フィギュアスケートは得点競技でありながら、 「お客さんを喜ばせる」という精神がいきわたっているように感じます。 お互いライバルでありながら、そこまでギスギスしていない。 競技が終わったあとに椅子に座って得点が出るのを待つときに カメラに向かって手を振ったりします。 一度街中で、おだんご頭のいかにも「フィギュアスケート練習帰り」 っていう女の子たちが、知らない人に笑顔で手を振っていたんですが、 そんな練習ってあるんですか?(結構マジメに笑顔でやってました) あと、フィギュアの世界選手権だとかは、入場料がすごく高い(ウン万円) ですよね。そういうことも何か関係してるんでしょうかね。 とにかく、私はフィギュアスケートを見ていると 競技スポーツとは思えなくていつも爽やかな気持ちになります。 その秘密はなんだと思いますか? 漠然とした質問で申しわけないんですが、ご意見を頂戴したいです。
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こんにちは。 元選手でしたので経験者としますね。 フィギュアは氷上のバレエに例えられる様にその演技を通して観客に見せるスポーツでもあるのです。 しかしその一見華やかな演技の裏には普段からの過酷な練習の積み重ねがあると言うことも忘れないで下さい。毎日夜が明ける前から練習を始め、学校から帰った直後から夜中まで練習しなければならないスポーツが他にありますでしょうか?実際の練習は華やかさとは無縁の世界なのです。 スポーツである限りは自己との戦いでもあるのです。 精一杯頑張った時の結果が出るときには緊張から解き放たれる時でもあり、また余程卑屈な人で無い限りは誰でも応援して頂いた沢山の観客に対して感謝の気持ちが自然と沸くものなんです。これは実際にやったことがある方でなければなかなか理解出来ないかも知れません。 ちなみに情に訴えて審査員の評価を少しでも上げられるのではと言ったようなことは現在の採点法ではあり得ません。誤解や曲解、揶揄を解くためにあえて強くお答えしました。 ご参考にして下さいね。
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- 236735
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フィギュアは採点競技なので、観客を味方につけて採点者にアピールする必要があるからです。TVに向かって手を振っているときは既に採点者は点数を決めているでしょうけど、点数が公開されて低い評価だと観客からブーイングが起き、採点者は考えさせられてこの選手の次回の演技の採点に影響を与えることもあります。 要は歓声やブーイングを導くためにやっているので、サービス精神旺盛というわけではないです。そういう意味では笑顔の練習もするでしょう。実際他の採点競技では練習してるという話も聞きますから。 フィギュアは人気スポーツなので入場料は多少高くても切符は売れますので、直接関係はないと思います。きてくれて応援してくれたお礼で、というのはあるでしょうけど。こういった背景から選手の笑顔が華やかな演技を導き、まわりをうっとりさせるからではないかと思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 やはり観客の反応が大事なのですね。笑顔などはある意味で策略的ともいえるんですかね。純粋に笑顔に見えるんですけど。まあ、どちらにしても私たち魅了してくれるということには変わりないということで、ありがたいですね。 ありがとうございました。
- takuranke
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競技の性質だと思います、 大会の解説を聞いていると、観客を巻き込んだ演技と云う言い方がでてきますので、自然と身に付くのではないでしょうか。
お礼
全体的にそういう雰囲気になってるのでしょうかね。 ありがとうございました。
- monami_s
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人に見られることが快感な人たちがやってるから
お礼
嫌な人はフィギュアなんてしないでしょうね。 ありがとうございました。
- sisimarudawan
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フィギュアスケートってなんでも「お姫様気分」になれるのだそうです。 綺麗にお化粧して、綺麗なコスチュームに身を包み、素晴らしい演技をしたら拍手喝さい!! そういう環境で育つので、選手も健やかに、スクスクとお育ちになるのではないのでしょうか? 最終目標として、スケートで食べていくのだとしたら、荒川さんのようにアイスショーになるのでしょうから、もちろんながらファンあってのお仕事になりますしね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 なるほど、皆が皆スケートで食べていくのを目標としてるのかどうかは分かりませんが、確かに華やかな気分に浸れるというのはあるかもしれませんね。そのうち自然に身に付くものなのかもしれませんね。 ありがとうございました。
お礼
ご回答ありがとうございます。 経験者の方のご意見が聞けてとても嬉しいです。 私もフィギュアのドキュメントなどを見ていて、練習はハードだろうなと感じていました。 もちろん、華やかな舞台こそその裏側は辛く厳しいものになるとは思っていましたけれど、 それでも笑顔もないし、寒いだろうし、イメージとはかけ離れていました。 他のスポーツも同じように熱心に取り組む人もいるでしょうけど、 フィギュアも朝晩毎日繰り返す厳しいものだとお見受けしました。 私は他のスポーツ(野球)を子供のころからやっていたのですが、 観客に対して心からの感謝の気持ちなんて正直湧いたこと…ないです(笑)。 フィギュアの大会などをテレビで見ているとまったく逆で、 特に真央ちゃんのインタビューなど見てると俺は一体何をやってたんだ、と感じます。 「氷上のバレエ」「観客に見せる」というように、 演劇や舞台、コンサートと性質が似てるんですかね。 野球では、自分以外に意識が行くとしたら相手チームに対抗意識が行きますが、 そういう芸術的な分野は自分以外にはお客さんに意識が行くのかもしれません。 あぁ…そうですよ。 たぶんお客さんも、 「あの選手は、私たちに向けて演技してくれている」 「私はあの演技を見させてもらっている」 という感覚になるんでしょうね。 だからスタンディングオベーションで「ブラボー!」となって。 球技なんかだと、お客さんはある意味「傍観者」のようなものです。 もちろん感動する試合をしたときには「ありがとう!」と拍手するでしょうけど。 そういう意味で演技終了後に選手とお客さんが一体化するんですね。 あの最後の一体感というか、いつも涙が出そうになるんですよね、なんか。 テレビの前で拍手したい気持ちになります。 あまりそういうことを選手として経験したことある人いませんよね。 そういう意味で羨ましい気もします(笑)。 なんとなく謎が解けた気がします。 これからもフィギュアファンとして楽しませてもらいます。 ありがとうございました。