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大量消費されるチラシについて

毎日のように郵便受けにチラシが入っております。不動産、フードスーパー、銀行からのお知らせ、その他いろいろ。このチラシたちで、役に立ったものが今まであったかというと、記憶にある限り思い当たりません。もちろん何らかの役に立っている場合もあるでしょうが、日本全体的にみればほとんど読まれることさえなく捨てられるだけということです。資源ごみにまとめるのがめんどくさく、このチラシさえなければ、うちのゴミの量も半分くらいになるのではないかという勢いです。 この紙、インク、人件費の消費に見合った効果もないのに、こういうの続けている経済というのはなんなのでしょうか。資源のためにもどうかしているのではないでしょうか。「宣伝」ということのためには、すべて犠牲にしてもいいということなのでしょうか?

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  • flavas2
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回答No.4

(1)広告は大企業なら巨大な宣伝費をかけてTVCM、雑誌等に掲載できますが、一般、中小企業、小売店などは新聞折込、ポスティング(郵便受け)に、ハンティング(手渡し、広告付きティッシュ配り)と限られてきます。 広告主も【費用対効果】は考えていますよ。いくら投資していくら回収できるかという点を考えるのが経営です。広告制作費で一枚4~15円、新聞折込、ポスティング費用で一枚あたり5~10円という感じです。利益の数%を宣伝広告費に回すとしてそれをいかに効果的に活用するか。 新聞折込は他の広告にまぎれてしまったり、新聞は目を通すけれど、広告自体読まない人もいます。ポスティングはターゲットを絞ったり地域を絞って広告を出来るし、ハンティングはターゲットを絞ったり人の流れに沿って広告をすることが出来ます。必ず手にとってもらえる事を考えると新聞折込より効果的です。 広告じたい9割近くの人は影響を受けないのではないでしょうか。 でもその一割以下の人を対象に広告するわけですよ。 もともとハンティングでは通りで50人に配って一人効果があったらとか、ポスティングでは郵便受け500軒に配って一人効果があったら、新聞広告では1000~2000枚で1人効果があったらと言う世界です。 それで大体は1~2ヶ月で広告した費用は、ペイ(回収)できます。 また新規開店する場合の広告は初期投資として赤字でもかまいません。認知されないというのはまったくお客が来ないということですから。集客できるまでは新聞広告、ポスティング等の宣伝広告費を欠かせませんよね。 フードスーパーでも町に一軒しかなかったら皆そこに行きますが、2軒なら近い方、5~6軒あったら広告見て行くんじゃないですか? 私の住んでる辺りは、人口の割にはホームセンターが過剰に出店して、広告でお客の取り合いです。そのうち広告を打てなくなったところが潰れました。広告費すらも出せなくなった(集客できなかった)ところから潰れていきます。体力(資本)の問題ですね。大型資本はたくさん広告費をかけて集客できますが、中小は資本が少ない。近くの中小地方銀行も吸収されました。 広告を打たないということは宣伝を打たなくてもいいほど十分潤っているということか、経費削減で広告宣伝費に回すお金すらないのどちらかです。後者の方が多いかもしれません。たくさんのお店が出来て、たくさんのお店が閉まっていく。競争が激しいと広告過剰になるのもしかたないですね。 去年の話ですが他メーカーに押されっぱなしだった資生堂なんか「TSUBAKI」を売り出すのに50億円の宣伝広告費をと社運をかけて100億円の売り上げを見込んだそうです。発売半年で突破したそうですが・・・。 ★広告が多いということはそれだけその地域で競争が激しいということでしょうか。bossambaさんの住んでる辺りでは不動産、フードスーパー、銀行ということ。また宅配業者のように広告(メニュー)あっての商売と言うものもありますよね。宅配ピザなんかいい例です。 (2)大量消費社会に生まれたからには常に消費していかないと生活できなくなります。 紙を作る人、インクを作る人、印刷機を作る人、左の商品をを印刷会社に卸す人、印刷会社では広告依頼を営業でとってくる人、広告デザイナー、印刷する人、新聞屋さん、ポスティング業者、広告主 広告することで上記の人たちが生計を立てています。 (3)資源の節約は産業や経済の発展を妨げる行為なので難しいんじゃないでしょうか。アメリカが京都議定書から離脱したのもそのようなことも理由のひとつだったと思います。 メーカーは低公害車の開発に取り組んでいますが。車がいい例です。CO2削減にはガソリン車に乗らないことが効果的なのに、個人レベルでは誰も車に乗らないという人は増えません。むしろ積極的にレジャーやドライブで乗り回そうって言う人の方が多いんじゃないでしょうか? http://www.env.go.jp/policy/hakusyo/honbun.php3?kid=209&serial=10299&bflg=1 ご参考までに。

noname#32495
質問者

お礼

たいへん詳しい分析で、よくわかりましたです。認識が新たにできました。数うちゃあたるというか、そうせざるをえない社会構造はいいのだかわるいのだか、私は感情的には肯定できません。無駄を容認することで成り立つ社会構造、とてつもない無駄なことだと思ってしまいます。京都議定書もそんな哲学的テーマがあったのですね。

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その他の回答 (5)

noname#30515
noname#30515
回答No.6

知名度向上は大きな目的ですから 宣伝は効果があるからこそやってます 営利団体ですから効果がない物に金を出すわけありません

noname#32495
質問者

お礼

ドライな感覚なんでしょうね。改めて営業姿勢というものがとてつもないことだと思いました。

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noname#52467
noname#52467
回答No.5

セールスマン、営業マンも含め大半の会社は宣伝しなければ競争に勝てません 一方、超裕福な方は別として、賢い消費者は情報のひとつとして宣伝を無視しないし鵜呑みにもしないんじゃないかなあ。

noname#32495
質問者

お礼

世の中宣伝営業が過剰になっている気がします。どうもこわいですね。

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  • smith84
  • ベストアンサー率26% (4/15)
回答No.3

効果があるから続けているのでしょう。 効果がなければ企業側もすぐストップすると思います。 質問者様にとっては無益な情報でもそれが有益である人もいるということです。スーパーのチラシなどは典型でしょう。それを心待ちにしている主婦も多くいるはずです。 用紙、印刷代、作業費を支払ってもそれに見合うだけの売上が見込めるまたは見込めたから企業側は代理店や印刷業者に代金を支払っているわけです。

noname#32495
質問者

お礼

やはり、ドライな感覚ですか。営業のためには宣伝し続けなければならないという社会構造、どうしても肯定できないんですね。

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  • yakyutuku
  • ベストアンサー率14% (267/1890)
回答No.2

それはあなたがDMに振舞わされない立派な人であるだけです。世の中には(それが多数とは言いませんが)DMに振り回されて無駄な消費をする(あるいは必要以上のお金を払う)人もいるので、広告主にとっては意味があるのです。それにスーパーのチラシなどは多くの人が見て、役立てています。(特に郊外になると隣接市のチラシまで入り、チラシを見てから出かけるスーパーを決める人も多いです。)地球のためにはよくありませんが、商売のために役にたっているからチラシを出すのであり、(そうでなければやめています。)それがあるから働ける人も大勢います。  ただ、(例はよろしくありませんが)あなたの視点は当たっており、消費が雇用を生みそれがさらに消費を生む経済は、ある意味無駄が無駄を生みさらに無駄を生む構造で環境保護と対立するものです。ただ無駄があるから食べていける人が大半であり、それを否定しても資源保護、環境保護は立ち行きません。(誰だって地球の未来より自分の食い扶持が大事です。)そのため商品価値や経済指標に、地球にどれだけ負荷をかけたかを組み合わせる必要があり、それをCO2で実現しようとするのが、京都議定書であったりメ-カーによる製品製造時のCO2排出量表示何だと思います。  無駄を否定すると多くの人々の活動、あるいは存在さえも無駄としかねません。無駄をある程度是認しつつも、どう省資源、環境負荷低減を経済に取り込んでいくかが、現在の流れなんだと思います。

noname#32495
質問者

お礼

京都議定書にそんな哲学的命題があったとは知りませんでした。無駄産業というものに世の中振り回されている気がして仕方がありません。でも、そういう理屈で回っている世の中だという認識を新たにしましたです。

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  • zorro
  • ベストアンサー率25% (12261/49027)
回答No.1

広告主は、チラシの効果を期待して印刷し、結果的に支出費用に見合った効果が出れば続けます。効果がなければストップです。それだけの話です。

noname#32495
質問者

お礼

やはり、効果対に費用なわけですか。わかりました。

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