ただ気力の問題でだるいだけではないかもしれません。
原因を考えてみましょう。命に関わる病気の可能性もありますよ。
1.「筋肉の衰え」
いくら早く寝ても体の疲れが取れない事があります。
一つには全身の筋肉が衰えていること。
普段から力を抜いた姿勢でダラッと座る癖があると背筋も腹筋も衰えて、
寝て弛緩していた後など体を起こすことさえだるくなります。
猫背や屁っぴり腰になってないか、注意してみましょう。
2.「睡眠時無呼吸症候群」
横になると喉に舌が落ち込んで喉を塞ぎ、最大20秒近く呼吸が止まる現象です。
無意識に苦しくて浅い眠りを繰り返すため、自分ではよく寝ているつもりなのに
起きてからも非常にだるかったり眠気に襲われたりします。
3.「低血糖症」
お菓子や甘い飲料に含まれる糖分は吸収されるのが速く、血液中の血糖値は急上昇します。
これを体は異常と感じて、すい臓からインスリンを分泌して急激に下げます。
食事代わりにお菓子をかじるような生活をしていると、すい臓が疲れてうまく機能しなくなり、
必要がなくてもインスリンを分泌し続けたり、少しお菓子を食べただけで過剰に反応し、
必要量以上のインスリンを分泌するなどして常に血糖値が下がり過ぎた状態が続くことになります。
これが低血糖症です。
エネルギー不足のため、朝ちゃんと目がさめているのにだるかったり、
何もしていないのに疲れやすかったりします。
「病気だったら仕方ないなー」と気楽に放っておくと、脳梗塞や一生治らない糖尿病になってしまう可能性も高くなります。
一度、ちゃんとお医者さんに相談してみた方がいいですよ。