この場合残った根が使えるかどうかで治療法が大きく変わります。
○根が使えない場合
神経が無い歯ですと虫歯が進行しても痛みは感じません。
頭の部分が原型をなくすほど進行した虫歯ですと、根の内部も虫歯に成っている可能性もあります。
そうした場合は、まずその根を抜くことからはじめます。根をつかむ特殊なペンチで引っ張り出したりします。多くの場合それほど困難なことではないと思います。
歯を抜いてしまった部分には、「部分入れ歯(取り外しの)」や両隣の歯にも冠を被せての「ブリッジ」、人口の歯根を骨に埋め込む「インプラント」等の治療を行います。
○根が使える場合
幸いにして根が残せる場合はそれを利用して土台を作ります。
根に差し込むような形で金属やプラスチック製の土台を作りそこに冠を被せます。
冠の種類は保険の金属冠や自費のセラミックやハイブリットセラミックスなど、部位や症状によって様々な物が選択できると思います。
治療期間は症状によって何とも言えませんが、受診するタイミングが遅くなればなるほど時間もかかる事だけは間違いありません。
土台を立てて冠を被せる(いわゆる差し歯)治療がが最もスムーズ進行すれば週1回の通院で1ヶ月程度で終わる場合も有ります。
とにかく早く受診される事をお勧めします。
当方は歯科医師では有りませんので、以上一般論としてお受け取り下さい。
お礼
御回答ありがとうございました。 とても参考になりました。わたしはまだ25歳しかも女なので部分入れ歯だけはどうしても避けたいです。根が使えればいいですが・・・たぶんダメでしょう。もともと歯の質が弱い人間なので使い物にならない代物です。きっと。わたしてきにはインプラントがいいです。 GWが空けたら早急に治療を開始します。