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結核感染とは・・
色々検索してみたのですが、 よくわからないので質問させてください。 結核に感染しても発病しなければ、症状はないものなのですか? 感染者からうつることもあるのですか? 感染した時点で治療が必要ですよね? 治っても発病の可能性はずっと残るんですよね? だとすると、「治った」とはどういうことを意味するのでしょうか? どうぞよろしくお願いいたします。
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「感染」しても「発病」しなければ「保菌者」と呼ばれます。 という文言に対してのコメントをしたまでです。 すなわち、感染しても発病しないまま治ってしまうこともありますよ。 という意味での訂正ですね。混乱させてしまいもうしわけない。 結核で薬を飲まなくともよい状態というのは、完全に排菌がなくなり、 肺の炎症も治まり、喀痰からも菌が検出されない状態が安定することです。この状態を治ったといいますし、うつりません。しかし、結核菌は肺の肉芽腫の中に潜んでおり、免疫機構が低下するとまた猛威を振るってくるのです。そうなればまた薬が必要になります。
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- 1manbou
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no,1です。 NO2様、ご指摘を有難うございました。 不勉強でお恥ずかしいです。 empitinessさま、混乱をさせてしまったようで、申し訳ありませんでした。
お礼
いえいえ!わざわざありがとうございました。
- hiropon626
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>不顕性感染=症状のない感染≠保菌者 おおむね正解です。ワクチンは不顕性感染を起こさせて予防する方 法です。また、ウイルスの場合は保菌者とはいいません。 ここらは文章で言いにくいのですが、不顕性細菌性感染で活動性が あるときは保菌者ですが、発病せずそのまま治ることがあるので、 間違いだと指摘しました。 >感染=必ずしも菌を持っているというわけではない 感染状態にある以上、菌もしくはウイルスがいることが前提です >感染者の中で結核の菌を持っている場合だけ症状が現れるということですか? 菌がなければ症状は出ません。 >薬を飲んでいればその症状が和らいでいくのでしょうか? 大抵はそうですが、後遺障害を残す場合もあります。(カリエスなど) >菌がなくなれば、「治った」ということになるんですかね・・?? その通りですが、結核は根治は基本的にはできません。
お礼
ご回答ありがとうございます! ・不顕性感染は保菌者でない。 ・感染している人はみんな菌を持っている。 ということは、「保菌者じゃない=菌を持っていないというわけではない」ということなんでしょうか。。 ちょっと混乱してきました。 でも、今知りたいのは「症状のある感染」の方なので、 一旦このことに関しては置いておきます。 根治が出来ないとのことですが、 どういう状態になれば「治った」「もう薬を飲まなくて良い」となるのでしょう? 「治った」という状態になれば、 発病の可能性はあっても、人にうつす可能性がなくなるんですか? また、お時間のあるときに教えていただければ・・と思います。 教えていただいていること、とても勉強になります。 本当にありがとうございます。
- hiropon626
- ベストアンサー率53% (678/1261)
医師です。(#1を少し訂正します) 感染にはいろいろあります。感染しても症状がない感染を不顕性感染といい、そのまま治ってしまうこともあります。ですから、症状のない感染=保菌者ではありません。 HIVはウイルス名であり、病名ではありません。 細菌やウイルスが感染して、増殖し、症状が出るまでにはタイムラグ、すなわち潜伏期があります。この間は症状がなく、感染力もあまりない場合があります。ここで問題になるのは先に述べた不顕性感染です。 ウイルスや細菌による活動性の高い状態にあるにもかかわらず、症状が出ない不顕性感染と、潜伏期とは違います。 看護師は専門職なのでごっちゃにならないように気をつけてください。
お礼
お医者様からお話が聞けるとは思ってもみませんでした。 ありがとうございます。 「不顕性感染=症状のない感染≠保菌者」ということですか? つまり「感染=必ずしも菌を持っているというわけではない」のでしょうか? 感染者の中で結核の菌を持っている場合だけ症状が現れるということですか? 薬を飲んでいればその症状が和らいでいくのでしょうか? で、菌がなくなれば、「治った」ということになるんですかね・・?? お礼なのに質問ばかりでごめんなさい。 もう少し自分でも色々調べてみます。 ありがとうございました!
- 1manbou
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看護師です。 よく、勘違いされやすいのですが 「感染」と「発病」は全く違うものです。 「感染」しても「発病」しなければ「保菌者」と呼ばれます。 保菌者は体に抵抗力があるため、病原体を抑え込むだけの力があります。 ですがひとたび体調を崩したときにその菌が活発化し、「発病」します。 HIVとAIDSがこれにあたります。 HIVウイルスを持っていても発病しなければAIDSではありません。 結核もある一定のレベルまでは発病しません。 ですが、「保菌」していますので結核菌を咳などで撒き散らしている可能性があります。 普通は周りの方の抵抗力のおかげでそれぞれの体内で結核菌を殺しているのでうつりませんが、 万が一、抵抗力の落ちている方が菌を体内に入れ、肺に達して増殖させてしまうと 「うつった」ということになります。 結核菌は風邪やインフルエンザのように保菌者の咳や痰から移ります。 治療は専門のお薬を6ヶ月間きっちり飲むことになります。 結核菌をなくしてしまうのです。 中途半端に症状がなくなったからといってやめると そのお薬に対して抵抗力うつけた菌が発生してしまい お薬の効かない菌ができてしまいます。 2週間以上続く咳は一度結核を疑ったほうがよいです。 30歳以下の方で、過去に結核にかかった方と長くいる時間が多い方は特に気をつけたほうがよいようです。 http://www.pref.hiroshima.jp/hec/hidsc/kekkaku/Q&A.html#4 結核Q&Aです。 また結核予防会のUALもつけておきます。
お礼
ありがとうございます。 看護師さんからのお話が聞けてよかったです。 質問前に色々なサイトも見てみたのですが、 どうしてもわからなくて聞いてしまいました。 結核菌をなくしてしまう、ということに関してですが、 なくなってしまえば、発病の可能性がなくなるのでしょうか? 2週間以上続く咳で結核を疑う、というのは、 「発病」ではなく「感染」だけの場合もあるのでしょうか? つまり、感染しているだけでも咳が出たりするものなのでしょうか? また質問してしまいごめんなさい。 回答していただき、本当にありがとうございました!
お礼
何度もありがとうございました! わからなかったことを丁寧に教えていただき、 とてもすっきりしました。