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結核感染の疑い

1週間前、職場の同じ課の同僚が、はじめは「肺炎」といって入院していたのですが結核であることが発覚しました。 その人の兆候(セキ等)は、1ケ月前頃からありました。 当然、保健所へ連絡がいき、指示によって本日の午前中に関連部署の皆が検査を受けました。 胸部レントゲンと喀痰検査です。 しかし、発病の有無は確認できても、「感染」となると難しいようです。 その上喀痰検査においては、痰が出なくてレントゲンのみの検査しかしていない人が結構います。(私も --; ) (また来年に検査を受ける必要もあるとのことですが) このまま、抵抗力が弱まり発病するまで、本当に感染しているかどうかもわからないのでは不安です。 (気持ちの問題だけではないですし) 一度、保健所に連絡が行くと県内の病院はどこも 検査を受け付けられない(したくない)とも聞きました。 感染しているかどうか、ツベルクリン等で検査できないでしょうか? 検査をする方法がなにかあるのでしたら教えて頂きたく思います。 とりとめのない内容かと思いますので、わかりにくければ補足します。よろしくお願い致します。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • Ta-
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回答No.2

確かに感染の有無を早期に診断するのは極めて難しいことです.通常集団感染が疑われる場合は,胸部レントゲン写真とツベルクリン反応を実施することになると思いますが. まず,ご自分がBCG接種を受けているかどうか,ツベルクリン反応が陽転しているかどうか確認して下さい.BCG接種をし,ツベルクリン反応が陽転している人で,健康な人(あまり高齢ではなく,現在病気にかかっていず,免疫抑制剤等の特殊な薬を服用していない人)であれば,感染の危険性はまずないと考えてかまいません. 心配が必要なのは,上記の健康な人に該当しない場合や,小さな子供の場合です. しかも,自覚症状(咳や発熱)が全くなく,胸部レントゲン写真で異常がないのであれば心配する必要はありません.もちろん念のために来年も胸部レントゲンを確認したり,自覚症状が出た場合に結核を疑って検査することは必要ですが. 問題はツベルクリン反応です.残念ながらツベルクリン反応だけで感染を確認することはできませが,反応の程度や,過去の状況によって感染の有無を推測することは可能です.いろいろと難しい問題があるのですが,現時点でのツベルクリン反応と過去の結果でおよそ以下ように分類できると思います(自覚症状なし,レントゲン正常という前提で). 1.BCG接種後陽転していることが確認されている場合   この場合は,前述のように感染の危険は極めて低いと   言えます.   陰性 : 再度ツベルクリンを受ける        (BCGから時間がたっていると1回の         ツベルクリンでは陰性になることあり)        それでも陰性なら要注意です.   陽性 : まず心配なし   強陽性: これが問題なのですが,若い人の場合(        40歳以下ぐらい)は感染の可能性を        考えます.それ以上の年齢の場合,        必ずしも感染を意味するものではありま        せん.レントゲンや血液検査等と総合的に        考えることになります. 2.過去にツベルクリン反応陰性だった場合   陰性 : 感染する危険が高いことを意味します.        注意深い経過観察が必要です.   陽性 : 感染の可能性大   強陽性: まず感染していると思った方がよい. 3.過去が不明な場合(ほとんどの人は陽転しているが   記憶にないだけのことが多い)   陰性 : ツベルクリン再検が必要です.        それでも陰性なら2と同じ.   陽性 : まず心配ないでしょう.1と同じです.   強陽性: 感染の可能性を考えておいた方がよい.        基本的には1と同じですが,もともと        陰性だった可能性もあるため若干注意が        必要です.    ちょっと複雑ですがおわかりいただけましたでしょうか. ツベルクリン反応をどこで受けるかに関してですが・・・確かに病院は高度に排菌(結核菌をばらまいている・・・ガフキー何号という表現をします)している人が来院した場合いろいろと面倒なことがありますが,検査を拒否することはないと思います.保健所に確認してみてはいかがでしょうか.受診する場合には一般の内科でも良いのですが,できれば呼吸器内科のほうがよいと思います. いずれにしても,症状がなくレントゲンが正常であればあまり神経質になる必要はないと思います. 結核は過去の病気ではなく,現在もなお集団感染等いろいろと問題が起きている病気ではありますが,きちんとした検査を受けておけば,それほど神経質になる必要はありません. 万が一感染した場合でも,早期に発見し適切な治療を受ければほとんどの場合が完治可能です.

salt
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 私も、質問をあげた後、自分なりにも調べたりして、それほど神経質になる必要のないことがわかりました。 Ta-さんに細かく回答を頂いたので検査の方法もわかり、さらに安心しました。 どうしても家族や知人までもが心配になり、一時期パニクっておりまして・・(^^; きちんとした知識を得る必要があることを痛感いたしました。

その他の回答 (3)

  • DR-K
  • ベストアンサー率29% (16/55)
回答No.4

職場の同僚が結核に感染したとのことですが、あなたが健康で、過去にBCG接種を受け、ツベルクリン反応が陽性化していれば、基本的には発症の危険性はほとんどないでしょう。 感染の確認は困難ですが、ツベルクリンを行うことである程度、予測は出来ます。Taさんも書かれているように、過去にツベルクリン反応陽性者が、強陽性の場合は、最近結核菌が体に入ってきた(決して感染したと言う意味ではありません)1つの証拠になります。しかしながらこれも絶対ではなく、今後の検査を行っていく上での指標に過ぎません。 いずれにしろ、きちんと胸部レントゲン写真等を指示に従って検査してください。 又、一般病院でも排菌していなければ、結核患者の治療や検査は行いますのでご安心下さい。 どうしても心配なら下記URLの結核研究所にお問い合わせになっては如何ですか?

参考URL:
http://www.jata.or.jp/jata/jj/JAP.HTM
salt
質問者

お礼

過去にBCG受けてないんです~(^^; それで不安になったのもありまして。 どうやら、会社全体が”保健所の指示に従って・・”と「勝手なことはするな」的な雰囲気でして、自ら病院に行っていいものかどうかも決めかねていました。 早めに検査を受け、家族や知人も安心させたいと思います。ありがとうございました。

salt
質問者

補足

「結核感染の疑い」に回答して下さった皆様、ありがとうございました。 できれば、自分でも検査を受けてご報告をしたいと思っていたのですが、いつになるかわからないし・・・でも、できるだけ早く検査をし、そして適切な治療を受けられるのならそうしたいと思います。 今日で質問を締めさせて頂きますが、今後また質問の際にはよろしくお願い致します。 salt

  • Ta-
  • ベストアンサー率38% (12/31)
回答No.3

この前の回答を書いたものですが,直前にkoyukoyuさんの回答が出ていたのでちょっと補足を. AIDSなどと同様に,ある種の感染症を正確な知識もなく忌み嫌うの止めましょう. 結核の患者さんのお見舞いに行けないなんてことはありません.結核病棟を持っている病院の職員は,年がら年中結核の患者さんと接触することになるのですから. かくいう私も以前結核病棟に勤務していたことがあるのですが,自分が感染するという心配はまったくしていませんでした(もちろん各種のチェックはきちんとやっていました). また,結核が完治するまで隔離されているわけでもありません.塗抹検査で陰性ならば外来治療が可能です. 前の回答でも書きましたが,健康な人(前の回答を参照して下さい)でツベルクリン反応が陽性の人であれば,高度に排菌している患者さんと接触しても自分が感染することはないのです. 注意が必要なのは(お見舞いに行けないのは),ツベルクリン反応が陰性の人,健康でない人,極めて高齢の人,子供などです. 結核病棟に大勢の人が見舞いに行くのは好ましいことではありませんが,結核病棟はちょっと寂しいところですから,上記の大丈夫な人に合致する人はお見舞いに行ってあげた方が良いのではないでしょうか. ただし,かならず事前に病院に確認をして下さい. 以上ちょっと付け足しです.

salt
質問者

お礼

どうしても、昔のサナトリウムのイメージはあるんですよね。 特に、40~50年代の方々はかなり恐れているようです。数人から、隔離された方のお話や亡くなった方のお話を伺いました。(それで不安になったのですが) 現在は治療に大切な時期であることもあり、ご家族しか面会できないそうですが、いずれお見舞いには行きたいと思っています。 それまでは、仕事や休暇扱いの事務処理等で、彼のフォローをするつもりです。 ありがとうございました。

noname#591
noname#591
回答No.1

病気として軽んじても、重く扱ってもいけないのでしょうが; かつての職場で、同僚の知合いが結核で入院中という話を聞いています。 「お見舞いに行くのに、マスクをしなければならないけど 話をするのに面倒なのではずしている。看護婦には注意されるんだけど」 というおっそろしい人がおりました。 お話のように、その病人の方の周りは発見された時に、強制的に検診を受けたそうです。 そして、現代の医学が進んでも、 やはりその周りの人々は、定期検診(3ヶ月~半年<期限は聞いておりません、ごめんなさい。>)を受けなくてはならないそうです。 ちなみにその元同僚は「検診に行かなくてはならないけど、 もう行かなくなって半年になる」と豪語しております。 お住まいがわかりませんが、保健所に検診先を相談されるとか、 (東京の某保健所は態度が悪かったので、そちらでも念のため 電話の問い合わせは、担当者の名前を確認しましょう) 国立で結核を専門とするセンターはないのでしょうか? 長く入院させられる割には、病人は元気だそうです。 同僚の方はお気の毒です。(誰もお見舞いに行かないでしょ?) 仲がよい同僚でしたら「手紙の返事はいらぬ」といって、なにか贈り物くらいしてあげてはどうでしょう。 わたしも話を聞いたとき(去年)はビビりましたが、 saltさんのご質問がくるまでそのことをすっかり忘れておりました。

salt
質問者

お礼

早速のご回答、ありがとうございました。 なんの知識もなかったため、ちょっとしたパニックになっている人がいます(私も含めて)。 また、過去に知人を結核で亡くされた方がおり、かなりナーバスになっているようです。 現在のところは、治療に大切な時期でもあることから、ご家族しか面会はできないとのことですが、できれば顔を見に行ければ、と思っています。(お父様にお見舞いを受け取っては頂いたのですが) >saltさんのご質問がくるまでそのことをすっかり忘れておりました。 思い出していただけてうれしいです(^^) 私も、今後この事を軽んじることなく、受け止めていきたいと思っています。