海外の携帯電話って・・・・

質問

私は、この前シンガポールに行ってきました、向こうでも携帯電話が流行っていますが、、よく見ると日本の携帯電話に比べてはるかに劣ってるのがわかります。店頭に並んでるのならまだしも、人々が使っているのは僕にはトランシーバーのように見えました。今日本では携帯でＴＶ見てる人だっているしカメラ付きは当たり前です、しかし海外は「最近やっと手のひらサイズで、相変わらずモノクロ液晶」シンガで店頭に出ていた松下電気のでさえモノクロでした。
テレビで見る限り、シンガだけでなく日本以外の全世界はみんな同じような会社で同じようなレベルの携帯みたいですね。電波の種類も日本以外は世界統一されてるらしいですね。

どうして、日本だけが４歩先の状況になってるのでしょうか？
どうして、日本の会社は海外に手を出さないのでしょうか？はっきりいって、海外の会社とは競争どころか、相手にもならないと思うのでビジネスとしてはオイシイのではないのですか？

回答No.1

jingilu · ベストアンサー

簡単な話です。
日本人はデバイスに付加価値を求めるのが好きなのです。商品サイクルも短いし、次の製品を売るためには目新しい機能を付ける必要があります。

iモードはたしかに便利な機能ですが、これは海外の電話事業者に説明してもなかなかその価値をわかってもらえないそうです。「電話は電話をするためにある。それ以外のものはいらない」と言われてしまうようですね。

世界的に見ても、携帯電話機本体の高機能化が進んでいるのは日本と韓国だけです。そしてこの両国の通信規格はアメリカ方式（セルラー方式）をベースとしたもの。

シンガポールなどはヨーロッパ方式（GSM）で、電波の送受信感度が強く、バッテリーなどの問題から容易に小型化もできないし、液晶のカラー化の妨げにもなっています。

もちろん日本のメーカーはGSM方式の電話機を作り、海外でビジネスしています。
事業者の進出は前述のとおり難しいでしょう。理解が得られないから市場が存在しません。

お礼

なるほどー、方式の違いでこんなにも変るんですね、知りませんでした。

回答No.3

mide

海外でも日本のものに近い機種も出てきましたが、ニーズの違いもあるし、提供されるサービスも違うので、一概に日本のものが海外でも受けるとは言えないでしょうね。

携帯電話の方式で有力なのは、アメリカのPCS、日本のPDC、それ以外のGSMで、もちろんGSMが一番大きいマーケットを持っています。日本と違うのは、基本的に機器と加入権が別々で、機器が買い取りなので、買い替えにはお金がかかるし、そもそもそう新機能・新機種に飛びつかないので、機種の世代交代が速くないんですね。日本ではありえないと思いますが、中古の機器を買う人も多いです。

しかし、日本の方式よりもいいこともありますよ。例えばGSMではSIMカードという小さいカードを差し替えるだけでどの機種でも使えるのです。だからその日の必要に応じて持っていく電話を変えられます。またGSMは音質がいいです。ヨーロッパから日本に電話して、相手に市内通話だと思われることも珍しくありません。

お礼

そうですよね、台湾ではカード方式のため携帯電話強盗が多いとのことで。
ありがとうございます。

回答No.2

kurio

日本とその他の国では携帯に対する考え方が根本的に違うからです。

海外：携帯＝ビジネスで使う＝通話ができればよい
日本：携帯＝遊びで使う＝おもちゃ代り

＞どうして、日本の会社は海外に手を出さないのでしょうか？
日本の会社とは通信キャリア（KDDI、NTTドコモ、日本テレコム等）のことですか？
それとも端末メーカー（NEC、松下、シャープ等）ですか？

通信キャリアが海外で事業を展開するのは設備構築のための莫大な初期投資がかかってしまいます。海外のキャリアと提携するにしてもi-modeや写メールのための新設備構築にお金がかかります。しかもi-modeや写メールのための端末を販売する会社がありません。

端末メーカーはすでに海外に進出しています。しかし海外では日本メーカーの知名度が低く相手にしてくれません。松下がかろうじて知名度を上げてますが、その他のメーカーは問題外のようです。
仮に松下がi-mode機能を搭載した端末を販売してもキャリアがi-mode設備を持ってないので意味ないですね(^^;

日本はキャリアとメーカーが一緒に商品を開発しています。そして各キャリアが独自の機能を打ち出してますよね。（i-mode、EZ-web等）
しかし海外ではどのキャリアも共通仕様で、どのメーカーの端末でも使えるようです。（うろ覚え）
そのあたりが根本的に日本と違いますね。

お礼

日本の端末メーカーって結構知名度ないんですね・・・現実考え方が違い過ぎますよね・・ありがとうございます。