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優位的地位の濫用になるのでしょうか?
現在、ある卸に勤めているものです。 私の担当しているところから、新装開店チラシ企画で弊社の商品を販売するに当たって、販売価格を決められ、さらに販売利益率まで言われて、それに則った納入条件の提示を求められました。 また、その要望された販売利益率が実現できないのなら、その最下限の納入価格で1ヶ月間販売させろと強硬に言われています。 正直、要望する納入価格で行うと赤字になりますし、最下限で1ヶ月間販売するとなっても、とてつもない額の損失になってしまいます。 商業上ある程度「交渉」と言うものがあり、それを行うのが商売と認識しておりますが、今回のは「交渉」ではなく単なる「一方的な要請」としか感じられません。 あとは、会社の判断になりますが、私も営業職で飯を食べている人間です。自分のところの商品に自信もありますし、自分の仕事にも誇りを持っています。 今後、参考までにお伺いしたいことは、上記のようなことは、やはり優位的地位の濫用に当たるのでしょうか? それと、例えば証拠を残す場合、日々の会社の日報なり報告書で証拠になるのでしょうか?それとも、商談を録音した方が良いのでしょうか? また、こういう場合は公正取引委員会が担当になるのでしょうか? 会社対会社のことなので、直接自分の懐や身体が傷つくわけでもなく、会社の判断に従い、これからも仕事していくことになりますが、どうしても今回の件は、「?」で納得できていないので、よろしくお願いいたします。
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公正取引委員会のガイドライン等のURLを挙げておきます。 http://www.jftc.go.jp/dokusen/3/dtgl/ 第2部の第5 「小売業者による優越的地位の濫用行為」あたりが参考になるでしょうか。 http://hrsk.jftc.go.jp/dk/View_HTML.asp 「大規模小売業者による納入業者との取引における特定の不公正な取引方法」の運用基準 結局のところ、断った場合にあなたの会社にとってどれだけダメージがあるかが問題になるということです。 そして、その判断には、相手の会社の規模、代替的取引先の有無、過去の継続的取引の実態等が考慮されると思います。 もし相談するなら公正取引委員会でしょう。 http://www.jftc.go.jp/profile/madoguchi.html
「販売価格」とは何なのか、販売利益率とは何なのかがよくわかりません。 「販売価格」は「担当しているところ」が顧客に販売する価格ですか?だったら普通、それは「担当しているところ」が自由に決められるものですよね? 何が問題なんでしょうか? 取引条件の中でも、価格はお互い自由に決められるというのが原則ですから、 納入価格を一方的に「担当するところ」が決めたとしても、 それであなたの会社が赤字になるからいやだと思えば、取引しなければいいだけですよね。 優越的地位の濫用にあたるとすれば、会社の取引先として依存度が高いうえ、 代替的な取引先が見つからないといった理由で、相手の地位が特に強い場合などでしょうが、 そのあたりの事情もわかりません。 単に一営業員としてのあなたにとって重要な顧客だというだけだと、 優越的地位の濫用には当たらないと思います。 うろ覚えですが、たしか、三越が納入業者に銀座のイベントに協賛金を出させたというような事例で 優越的地位の濫用に当たるとされたものがあったように思います。 本件は質問の内容が漠然としているのでなんともいえませんし、 現実社会では全く対等な取引関係のほうがまれですから、 ケース・バイ・ケースの判断になるしかないと思います。 三越についてはここに記載がありました。 http://www.mikiya.gr.jp/yuuetsutekichii.html
お礼
早速のご回答誠にありがとうございます。 尚、「販売価格」とは貴方のおっしゃるとおり、取引先での販売価格です。「販売利益」とは、取引先がその商品を売って得る利益です。 言葉足らずで申し訳ありませんでした。 ただ、上記内容だと極端に安い価格を設定されて、そこから利益を要求されたのです。即ち、新装開店協賛金を納入価格に織り込むよう要求されたと言うことです。 確かに、「価格は自由に決める」のは販売先に権利があるものですが、そこからメチャメチャ安い金額を販売先が決めて、利益を要求すると言う形になっているのが、今回の件です。 一般の方には「販売価格」やら「販売利益」など、専門用語を使いましてわからなかったと思います。
お礼
ご回答誠にありがとうございます。 ダメージに関しては、受けてもダメージ・断っても今後の取引の減少と、どっちを選んでも痛そうな現在の状況ですね…。 新人の頃先輩に「商売は買う人・売る人は対等なんだぞ」と教えてもらいましたが、中々そうはならないなぁと日々思っています。