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着物の帯について
宜しくお願いいたします。 着物の帯でよく見かける 繻子 ですが(素材の名前なんでしょうか・・・)。 実物を手にとって見たことが無いので、私の想像ですが サテン地のような感じでしょうか? サテン地とは全く違う感じでしょうか? 今、自作帯の生地を考えていまして、繻子の帯は写真で見るたび ステキだな~と思っていましたのでよく似たイメージの生地を探しています。 もし、御存知の方がみえましたら是非教えて下さい! お願いいたします。
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そう、サテンを思い浮かべるとそのままです。 ほとんどが黒。 時代劇の町人の女性が着物の襟にしている。 本来、今なら、共襟として着物と同じ生地がある部分に 黒い襟があるでしょう? あれが黒繻子。 今なら、喪服の帯がそれに相当します。 地文様があったりしますが、あれの、つるつるとした感じの部分の織りがあるものを繻子といいます。 だから、サテン。 素材としては本来、サテンが絹で、あるように、繻子も、絹が本当。 黒以外の繻子というのはあまり使われなくなってます。 帯に使うときには裏に黒繻子にして、表を別布にして、 昼夜帯にするのが粋です。 私も、使わない喪服の帯を昼夜帯として仕立て直しました。 もし、サテン様の生地で帯を作られるなら、本物の絹でないと 滑りますので、とても締めにくい帯が出来上がります。 つるつる滑って、しまらない。 着崩れしやすい。 見かけは、ほとんど絹と変わらぬ光沢と手触りですが、 化繊には本来の絹にある、繊維のでこぼこがないので 胴に巻いたときに帯の面の互いの引っ掛かりができないので すべるのです。 本物(絹)を知らないと帯とはそういうものだと思ってしまうかもしれませんが、どんなに安物でも絹はすべるが、引っかかるので 崩れないのです。 化繊で帯を作るなら、いっそ綿で作ったほうが締めやすい。 唐桟の帯などは綿です。 和裁を趣味にしているおばちゃんです。 オークションなどで喪服の帯地(絹100% 一本1000円で3本ぐらい買いました)が安く出ているとき 買うのがお勧めです。 裏に使って、表は好きなので。 帯がしっかりできるし、体になじみます。 多少の傷はあってもどうせ帯の裏側ですからあまり問題ないです。
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- bekky1
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#2です。 表を化繊のサテン、裏を綿でということで、お答えします。 全部サテンよりはましだとは思いますが、 グルグル胴マキしたときに、重なる面はサテン×綿なので できれば、綿×綿(ちょこっとでも)にして欲しいです。 サテン×綿という組み合わせは、思い起こしてみてくださればご理解いただけると思いますが、普通の綿のワンピースでの表地と裏地の関係ですから、すべるでしょう? すべるためにつけるのが裏地(サテン様)。 どうしても、あの照り感覚がすき、絹では調達できないというなら、 お七帯風にしてみたらいかがでしょうか? 一般的にはどのようにいわれているのかのかわかりませんが、 お七仕立ては帯の裏の黒の部分が表にも出ている、片方の場合もあるし、 両サイドから額縁のヘリのようにかぶっていることもある。 お七仕立にするらなら、裏が黒の部分(綿繻子?)を綿にして表にも、すこし出すなら締め具合が改善できると思います。 ただし、綿素材は摩擦によって、経年変化でいささか白っぽく毛羽立ってきますので覚えておいてください。 色の濃いものほど、目立ちます。 もちろん、帯芯は入れてくださいね。
お礼
今回も解り易く丁寧な御回答有難うございました。 まだまだ勉強不足で解らないことだらけですが、 bekky1さんのおかげで繻子のついては納得できました。 今回のサテンは見送りにし、和裁の腕を磨いて行こうと思います。 いつかは絹繻子を手に入れて帯を作りたいと思います。 本当に有難うございました。m(__)m
- SaySei
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繻子=サテンと考えて良いようです。 http://www.suiunkan.com/materials.html
お礼
早々の御回答、有難うございました。 貼って頂いたHPも大変参考になりました。 本当に有難うございます!
お礼
大変参考になる御回答有難うございます! 知りたかった事が全て解決されました! 着物初心者で、奥深い着物のイロハを勉強中です。 御回答を読んでいて1つ思いついたのは、半幅帯の片面をサテンで、 もう片面を綿で作ってみたら滑りや着崩れ等を防ぐことができるかな? などと思ったのですが、どう思われますか?(サテンの面を表に出して巻く) アドバイス頂けると嬉しいです。宜しくお願いいたします。