なぜメタボリックシンドロームの基準値は変更されませ
現在の日本の健康診断では、メタボリックシンドロームの診断として「男性の腹囲85cm以上、女性の腹囲90cm以上」を基準としています。これに該当すると健康診断後に通院を義務付けられ、必ず通院による指導、経過観察が義務付けられています。私の知る限り、大手企業の導入率は 100% です。
しかし、この基準は世界中から間違っていると指摘されています。医学専門書を読まずとも、Wikipedia ですら間違いを指摘しています。下記は Wikipedia に記述されている世界中の基準です。女性のほうが基準値が高いのは日本だけなのです。
国際糖尿病連合(IDF)基準(2005年)
腹囲男性90cm、女性80cm以上が必須
改訂NCEP-ATPIII基準(2005年)
腹囲男性90cm、女性80cm以上
九州大学(久山町研究グループ)の提案(2006年)
JASSO基準の腹囲を男性90cm、女性80cm以上
しかも、この「日本肥満学会(JASSO)が提唱する女性腹囲の基準値」は、何の根拠にも従っていません。男性の腹囲は多くの被験者の計測から得られた正当な(客観的根拠のある)データです。しかし、女性は「女性のほうが丸みを帯びている、つまり脂肪が多いのだから、+5cm くらいを見積もっておこう」という、何の根拠もない、でたらめな数値なのです。これは数値を提唱した本人「松澤佑次医師」が告白しており、さいきんではテレビ東京の「ルビコンの決断」で 2010年2月11日に放送されました。いじょうの理由により、日本の基準「男性の腹囲85cm以上、女性の腹囲90cm以上」は即座に変更し、国際基準に従うべきです。
しかし、いつまで たっても、数値を修正する動きは ありません。なぜでしょうか。実は、この「厳しすぎる不自然な数値」を採用することにより、医者に診察費という名目で膨大な利益が流れ込んでくる仕組みなのです。そのため、厚生労働省と日本医師会の癒着(ゆちゃく)などの不正な関係により、この間違った数値が使用され続けていると判断せざるを得ません。ただし、これは背理法という手法です。つまり、世界中に上記の不自然な すうちを合理的に説明した資料が存在しないため、結果として「厚生労働省と日本医師会の癒着」と判断せざるを得ないのです。言い換えれば、合理的に説明している資料が たった 1つでもあれば、疑惑は消滅するのです。
よって、ここで質問させていただきます。上記の理不尽な数値を合理的に説明している資料を教えていただけないでしょうか。また、該当する資料がなくても、ここで直接 説明していただいてもかまいません。ただし、Wikipedia の参考文献を見ればわかるとおり、すでに「しろうと」が簡単に「学者ごっこ」をして口を挟める状況でないことは、先に理解しておくべきだとは おもわれますが。
以上、よろしくお願い致します。
参考文献:
Wikipedia メタボリックシンドローム
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%BF%E3%83%9C%E3%83%AA%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%A0
メタボリックシンドローム~ウェスト85cmの真実!~
http://www.tv-tokyo.co.jp/rubicon/backnumber/100211.html
お礼
なるほど!ありがとうございました。